余震らしき地震が続く。
昨夜、お向かいさんから「恐ろしいことね。夜ひとりになるのはとても怖い。だんだん近くなってくる。」と電話がかかってきた。
彼女には息子がいるのだが、夜勤で出て行っているらしい。
わたしも地震と雷は本当に怖いほうで(誰でも余り好きな人はいないと思いうけれど)よく「あなた!地震!!」「また光っ
た!!」と叫んで夫のところへ飛んでいった。
職場でも地震が来たとき、無意識にハンドバッグを持って出口のところまで走り、同僚の「どこへ行く!」と言う声にわれに返った
ことがあった。バッグを握っていたことを笑われたりしたけれど財布がなければ帰れないととっさに思ったらしい。
お向かいさんをこのあたりはまだ大丈夫だろうと慰めてベッドに入ったけれど寝付けない。
そして今は飛んでいく相手のいない寂しさに打ちのめされて、一人残して逝ってしまった夫が恨めしかった。
結局一睡もできなかった。睡眠薬を飲みに降りていくのも億劫だった。
地震や津波で家族を失った人々の哀しみを思えば申し訳ないけれど、大事な人を亡くした哀しみは原因が何であれ同じことで
辛さも同じだと思う。
どうか悲しむ人が少しでも少ないようにと祈りながら救出活動を見ている。
昨夜、お向かいさんから「恐ろしいことね。夜ひとりになるのはとても怖い。だんだん近くなってくる。」と電話がかかってきた。
彼女には息子がいるのだが、夜勤で出て行っているらしい。
わたしも地震と雷は本当に怖いほうで(誰でも余り好きな人はいないと思いうけれど)よく「あなた!地震!!」「また光っ
た!!」と叫んで夫のところへ飛んでいった。
職場でも地震が来たとき、無意識にハンドバッグを持って出口のところまで走り、同僚の「どこへ行く!」と言う声にわれに返った
ことがあった。バッグを握っていたことを笑われたりしたけれど財布がなければ帰れないととっさに思ったらしい。
お向かいさんをこのあたりはまだ大丈夫だろうと慰めてベッドに入ったけれど寝付けない。
そして今は飛んでいく相手のいない寂しさに打ちのめされて、一人残して逝ってしまった夫が恨めしかった。
結局一睡もできなかった。睡眠薬を飲みに降りていくのも億劫だった。
地震や津波で家族を失った人々の哀しみを思えば申し訳ないけれど、大事な人を亡くした哀しみは原因が何であれ同じことで
辛さも同じだと思う。
どうか悲しむ人が少しでも少ないようにと祈りながら救出活動を見ている。