「呪縛」を読み終えて

2009-03-04 21:57:21 | 日々思うこと
昨日「呪縛」(高杉良)を読み終えたので、図書館に行ってきた。
このところ銀行を素材にした作品を多く読んでいて、ほとんど知らなかった大銀行の中の様子が分かってきた。

店頭にいる行員しか接触しないので、中堅以上のことは知らなかった。
どの職場でも大変ではあるけれど、銀行の中堅以上もなかなか大変なようだ。
まして問題のある銀行の行員は。

何時入ったかということがとても重要で、同期以下は呼び捨てにする。
上の人は役職名でお呼びする。

官庁で同期のひとりが事務次官になると、残りはすべて退職するという決まりだと聞いたことがあるけれど、銀行では一選抜(だったかな?)と出世の早い人を言うらしい。そしてその人が頭取になる。
一時、問題になった当時の大蔵省のお役人をMOF担がノーパンしゃぶしゃぶで接待したようなことも出てきて、そういえばそんな話もあったなあと思い出したりした。
今、こういう時代で、銀行に対する風当たりも強く、銀行自体も大変なようだけれど、内部では小説に書かれているようなことが起きているのだろうか。
コメント
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