小学生の時、「およげ たいやきくん」という歌が流行った。
それまではタイ焼きに興味なかった(洋菓子への憧れの方が強くて^^)のに無性に喰いたくなった事を覚えている。
その頃は近所にタイ焼き屋が二軒あって、買い物に行く母親にくっついて行っては、タイ焼きをねだったものだ。
秩父から甲州往還を辿るときに燃料補給に利用しているこの店に来ると、懐かしいそんな事を思い出す。
鯛焼きねぎし(秩父市上町大通り)
定番の「小倉」や「カスタードクリーム」の他、きんとん状のあんが詰まった「さつまいも」や「チョコレート」もある。
拙宅には餡子を好まない子供がいるので土産にするのに重宝している(拙宅ではチョコレートが一番人気)。
う~ん。手前から三番目のが特にふっくらとして美味そうだ。それを下さい・・・なんて思っても言えないですな。
容姿は丸っこくて尻尾が跳ね上がっている秩父の、でぶっちょ鯛焼き、おいしいよ。
冷え切った手で熱々のタイ焼きを包み込んで指先を温める幸せ。やはりタイ焼きの旬は真冬であるな^^
武甲山が白く染まっておりました。
師走の秩父を散策の途中、馬場商店街にある「秩父ははそたい焼き」で、ちょっと休憩。
この店に来るのは初めてだ。ええと、どれにしようかな。黒ごまあんをくださいな。
ちなみに「ははそ」というのは、この土地の名であり、ナラの木のことを指すのだと伺った。
その昔は、この辺りはナラの林だったのだろうか?なんてことを考えながら焼き上がりを待った。
黒ゴマあんの、こっくりとした甘さが、LSDでちょっと疲れた体にたまらなく美味く感じたよ^^。
これが、秩父のでぶっちょタイ焼きってやつでいいのかな? たしかにコロっとした体型ですな。
秩父のタイ焼きは皆でぶっちょなのか?
次回は三十槌の氷柱観察で、うんと体を冷やしてきて、二軒ハシゴして真相を確かめようと思っているのです。
錦桜橋から眺める赤城山が、くっきり見えて、ところどころ白く染まった日でした。
桐生で街中散策をした後は、藤掛屋(桐生市錦町)で燃料補給を兼ねて土産を調達に参りませう。
右上写真の左が栗まんじゅうで、右がかすてらまんじゅう。ちなみに栗の名は形が栗みたいだから。
いずれも中身は粒餡で、皮がしっかりタイプかふんわりタイプかの違いといったところでせうか。
個人的には栗まんじゅうの方が好きです。
どちらも、ずっしりと詰まった粒餡は満足感十分^^。
その場で焼き立ての熱々を食べるもよし。持ち帰ってトースターで焼き直すのも皮がカリっとなってまたよしです。
さて、土産用に購った分をカイロ代わりに背負って、渡良瀬川CRを疾走だ。
熊谷の街中散策ポタの途中、ショコラティエ・アヌーク(熊谷市筑波 水曜日定休)で三時のおやつ。
ショコラ・ショー(ホット・チョコレート 600円)で、ほっと一息。
なんとも優しい甘さであるな。ミルクチョコ好きにはたまらないコクと風味の美味さであります^^。
さて、土産はなににしようかな?
オレンジピールとプラリネクランチ(210円、189円)の小袋を土産に購いました。
拙はチョコレートに関して、お子様味覚?なのでミルクの効いたプラリネクランチが気に入りました^^。
暖かな飲み物で芯から温まった後は、再び街中をふらふらと日暮れまで散策。
知る人ぞ知る弥生町通りの大根を干すお宅や、星川沿いのイルミネーションを眺めて12月の情景を味わった。
冬の熊谷の街中散策、なかなか美味しく愉しいものでありますよ。
和菓子屋さんの店内で、和菓子と煎茶を喫するシーンに憧れていた(だってすごく美味そうなんだもの)。
ようやくそれが叶ったよ^^。
信濃屋(小鹿野町下小鹿野1480)で最中を喰った。
店内で食べさせてもらっていたら、煎茶を御馳走になりました^^。
香ばしい皮と中に詰まった程よい塩気の餡(これがいい塩梅ってやつなのね。)が、気に入った。
最中を一口、煎茶を一口。この組み合わせもなんとも佳いものなり。
更に4個購って、ジャージのバックポケットに入れて持ち帰り(ジャストサイズだった)、土産としました。
今度行ったら、乾燥した餡子に蜜をかけて仕上げたという秩父嶺しずくなる菓子を喰ってみよう^^。
この店を教えてくれたくるかめさん、 ありがとうございます^^。
俺達は走るために食べるんじゃない。食べるために走るんだ。これが俺達の自転車道なのさ。
12月のマイナー錬のツアーリーダーを仰せつかった。さて、どういう趣向にしようかな。
拙はどうも「悪路」、「激坂」、「ひたすら爆走」などの負のイメージが強いみたいだから、それを払しょくせねば。
そうだ!距離も短め、平地基調の、それはそれは甘~い甘い走りにしよう。
そしてマイナー錬に相応しい炭水化物系の昼メシは外せないな。新春ライドでと思っていた佐野のアレにしよう。
なあに距離は短いが、走り足りなそうな雰囲気ならファイナルローを強要すれば問題なしだ。
状況によっては高速トレインを組んで、桐生まで足を延ばすのもいいね。
こうして12月のマイナー錬は始まった。
題して「マイナー錬・・・あんこチーム 自転車道、始めます!」であります(後付^^)。
さあ!力の限り喰いまくれ!
参加者は、hatsuさん、K4さん、ダニエルさん、ひーくんさん、そして拙の5名。
目指すは栃木県佐野市。
集合場所の籠原駅を出発して一気に群馬県と栃木県の境近くのオレンジハットへ。
【第1Tポイント オレンジハット沖之里店(太田市)・・・ベーコンポテチーバーガー】
懐かしの調理自販機でハンバーガーを喰った。このチープな雰囲気がたまらない^^。
【第2Tポイント 伊勢純(足利市朝倉町)・・・あやめ団子と干瓢巻き 】
栃木県での第一Tポイントは伊勢純。拙はあやめ団子と干瓢巻きをチョイス。
こちらの団子は、団子評論家ダニエル氏も絶賛のジョジョ立ちを決めてくれたよ^^。
【第3Tポイント 香雲堂本店(足利市八幡町)・・・古印最中】
何種類かある形の中から気に入った形の最中を各自チョイス。拙は細長いやつにしました。
♪自転車に揺られこの町まであなたは会いに来てくれたわ。
事前の計画は、渡良瀬川の河原に並んで直立不動の姿勢で合唱して頂くはずだったが・・・
やっぱり夕陽が綺麗な時にとっておこう。
足利を訪れた際のお約束。森高千里の歌碑を訪問^^。
今年も渡良瀬橋から眺める渡良瀬川で産卵をする鮭を多数見ることが出来た。これって結構感動するよ。
【第4Tポイント 富士屋(足利市倭町)・・・自慢焼き】
黒胡麻が混じるパリっとした食感の皮と小豆の粒餡の組み合わせが、これまた美味かった。
そして、足利市街から67号線で佐野方面へひたすら走った。
【第5Tポイント 野村屋本店(佐野市相生町)・・・耳うどん】
そしてこれが本日のメインイベント、耳うどんなり。
♪あれはなんだ なんだ なんだ これはデビル デビルイヤー デビルイヤー^^
悪魔の耳を食べてしまえば怖いものなし。もともとは正月に食す縁起ものなのだそうな。
拙はカレー味を喰いました。形状による食感を除けばカレーうどんそのものだが、面白いからいいのだ。
佐野厄除け大師に新春ライドとセットで縁起物の耳うどんを喰うなんて企画は如何かな?
そして、ここから来た道を引き返した。なんたって日暮れが早いから急がなきゃだね。
でも、帰り道でもまだまだ喰っちゃうよ^^。
【第6Tポイント 新井屋(佐野市本町)・・・味噌まんじゅう】
味噌が隠し味の味噌まんじゅう。微かな塩気がアクセントになっていてこれも美味かった。
【第7Tポイント 岡田屋(足利市旭町)・・・パンヂユウ】
なんたって一個30円なのが嬉しいね。パリっとした皮を塩気の効いた餡子が好きです^^。
少し甘いものを喰い過ぎたかな。口が甘くなってしまったよ。ここいらで、ちょっと味覚を変えよう。
【第8Tポイント 須永精肉店(足利市朝倉町)・・・コロッケ】
朝倉町の通り沿いに色々な手書きの看板を出しているお店。
昼時を過ぎていたので油の火を落としていたのですが、わざわざ揚げてもらいました。御馳走さまです。
ようやく埼玉県に戻ってきたよ。〆もやっぱり餡子でしょう^^。
【第9Tポイント 大福茶屋さわた(熊谷市妻沼)・・・クリームあんみつ】
クリームあんみつで乾杯!
暖房の効いた店内で喰うクリームあんみつ美味し^^。拙はあと3杯は喰える・・・かな。
そして、こちらで流れ解散となりました。
ここのところ土産を買ってないからな。なにか買って帰ろう。
【隠しTポイント 河内たこ焼き(熊谷市妻沼)・・・たこやき】
ダニエルさんに便乗して拙もたこ焼きを買いました。これで来週の自転車生活もバッチリだ。
皆様、おつきあいありがとうございました。また宜しくお願いします。
走行距離:81km
サイコンに表示されたこの日の消費カロリーは1190kcal。どう考えても摂取量の方が多いな。
更に帰宅後はちゃんと晩メシ喰ったし、晩酌までしちゃったんだ。
こうして俺は、悪魔の耳を喰いデブルマンの体を手に入れたのだ。
指先を冷やして店に行く。「熱々の鯛焼きひとつくださいな!」
鯛焼きを手のひらに包んだり、頬にあてたりして、少しの間あたたかさを愉しむ。
「さて、今日は頭からいこうか、尻尾からいこうか」とつぶやき、悩むこと暫し。そして熱々の餡子に気をつけ、かぶりつく。
これが鯛焼き道の冬の作法なり。
鯛焼きで、じぃんと冷え切った指先を温める。こういうのも寒ければこそ味わえるのだ。
そして、この日は頭から喰いついた。
寄居町の「あきちゃん」、この日も次々と鯛焼きを買いに来るお客がおりました。
頭から尻尾までびしっと詰まった餡子は、一匹で満足出来る甘党好みの甘さだと思う。
これでポタリング途中の糖分補給はばっちりだ^^。
日曜日の午後、少しだけ自転車に乗る時間が出来たので旧江南町の芋屋TATAまでポタリング。
先の冬にTommyさんのブログ 記事で知った店で、いつか自転車で行って熱々を喰うのだと決めてた^^。
穏やかな陽気でポタリングには結構な日だったが、趣向としてはもっと寒くても良かったかしら。
扱う芋は9種類で、この日の焼き芋は、紅はるか・安納芋・ヒメアヤカの三種類だった。
全部注文して味比べと参ろうか。
店内では生芋も売っている。が、美味い焼き芋を喰おうと思ったら、こちらでじっくり焼かれたのが良い。
なんでも2時間近くかけてじっくり火を通すのだそうで、やはり糖化の度合いが高くて甘さが違うのだな。
焼き立ての熱々を、その場で息をふぅふぅ吹きかけながら喰えば、更に美味さが倍増なり^^。
今回喰った芋の中では、拙は紅はるかが一番気に入った。蜜のような甘さがクセになりそう。
あと一月ほどすると更に糖度が増すとのことなので、またその頃にポタリングで来てみよう。
焼き芋目的のLSDポタもなかなかよいものでありますよ。冬を味わい愉しむポタリングを如何でせうか^^。
走行距離:31.5km
追記:これからの時期、土日は事前に予約しておいた方が確実かもしれないな。