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【64】ステルス

2009年05月08日 | 映画って本当に…
「ステルス」
2005年のアメルカ映画。
新鋭無人ステルス戦闘機が登場。
学習能力を備えた人工知能を搭載した無人機。
人間を戦地に駆り立て、危険な思いをさせるのは忍びない、と、無人の戦闘機を開発。型破りなパイロットの戦闘機編隊に組み入れられた事により、その型破りぶりを学習、命令より、元々の作戦遂行を優先し、勝手な戦闘に入ってしまう。
コンピューター反乱物の一つ。

 新型戦闘機というと、イーストウッドの「ファイアフォックス」を思い出します。
ヘルメットで脳波を感じ、頭で命令を考えるだけで操縦できる。あれは1982年というので30年近くまえになります。その後原作は続編の「ファイアフォックス・ダウン」が発行された、凍結した湖から機体を釣り上げて、また飛ぶというすごい話。

 今回の「ステルス」は、反乱しながらも、北朝鮮に墜落した女性パイロットを、恋人の「型破りな」パイロットを載せて助けに行く。
 ラストでは、二人を助けるため、北朝鮮の攻撃ヘリに、「さよなら」と言い残し体当たりしていく。新鋭機の秘密を守れという基本命令のために自爆したとも、学習の結果人間の自己犠牲的な面が生まれたともとれるようなラスト。

 しかしまあ、あれの発展形はスカイネットだろうなとも思います。

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