晴れ間の彗星

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《5・6・7》夢幻の軍艦大和ⅠⅡⅢ

2011年07月19日 | 読書録
完結してから読もう!
と思ってためている本はかなりある。
夢枕獏「魔獣狩り」がその代表だし。「グィン・サーガ」も同じです。

しかし、いざ完結してみると、莫大な量になって二の足を踏んでしまいます。
「魔獣狩り」も初期3部作は読んだのですが、なんせ二十数年前の事で、内容を憶えていない。全25巻を読み返すようです。
「グィン・サーガ」も30巻ほど読んでいるので(これは、かなりストーリーを憶えていますから)別巻を入れて あと130冊くらいか…

マンガも同じで、その一つが「夢幻の軍艦大和」。これも5年ほど暖めていて14巻で完結したので読み始めました。

 架空戦記物は、「紺碧の艦隊」「旭日の艦隊」以来、時々読みますが、言ってみればこれもそのたぐい。
意識だけが現代と過去の戦艦大和を行き来する主人公。
行き来することにより、少しずつ変化していく過去を、文献で学び、それを次の戦いに生かす。

 主人公を過去の大和で見聞きできるのはひとりきり。
しかし海軍の中で階級の低い男の口をかりながら
連合艦隊司令長官 山本五十六をうごかせばならず、歯がゆくなってきます。
新しいパターンとして他の作品との違いを前に出し。
楽しい作品になっています。