晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

【30】パイレーツ・オブ・カリビアン

2011年05月14日 | 映画って本当に…
 休みに映画を見ようと思って、上映している作品を調べたら
20日からの「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」が
面白そうだったのですが、
なんたって、前3作を見ていなかったので、
急遽、DVDを借りてきて見ることにしました。
 
 まず、第1作「パイレーツ・オブ・カリビアン」
キャプテン・ジャック・スパロウ登場編です。

 ディズニー映画ですので「ディズニー・ランド」の「カリブの海賊」を
映画にしてみました、というノリだったのでしょうが、
マヤ文明の呪われた金貨と、呪われた海賊船。
娯楽大作になっています。面白かった。
また特撮もよくできていてゾンビの戦闘シーンなどすごいものだ。

 カリブ海で海賊、といえば、アレグザンダー・ケントの「ボライソー・シリーズ」でリチャード・ボライソーが活躍していた時代。
 そういえば、「ドーントレス号」といえば「ホレイショ・ホーンブロワー」が士官候補生時代に乗っていた戦艦じゃあなかったか、アメリカの急降下爆撃機の名前や、宇宙戦艦の名前にも良く出てくる名前なので英語圏ではポピュラーなものなんでしょう。

【29】生存者たち

2011年05月14日 | 映画って本当に…
 BBC制作のTVドラマ。6巻12話

 新型のウィルスが発生し、伝染力・致死性が強く
2週間で世界の人口の9割が死んでしまう。
 免疫のあった少数の生き残りのサバイバルがはじまる。

水・食料を奪い合って殺し合いをする生き残りの中で、
人間性を持ち続け逃げ回る主人公たち。
しかし、そんな中にも、現実を見て暴力の必要なときもある。と、
みんなの危険を影ながら支えている男もいる。

 政府の生き残りは、新政府を作ると言いながら独裁者になっていき、
神の声を聞くという精神病者を救世主とあがめコミューンを作る者たち、
歴史的に奴隷制は時代に許される制度だと、人々を浚っては奴隷として
炭坑掘りをさせる男。
 人間の暗い面が、これでもかと主人公たちに見せられる。

 最期に、このウィルスが、万能ワクチン研究の中で偶然出来てしまい
それが漏れ出したためにこんな結果になったと解るが、
その研究者たちは、事前にウィルス感染しない秘密の基地に
ノアの箱舟のように、それぞれの職業のエキスパートを避難させ
新しい世界の礎としようとしていた。

 自分の起こした結果の責任を逃れワクチンせいさくのためには、生体実験も
辞さない非情な集団。
 フラッシュフォワードと同じく「科学者」の倫理を考える作品です。