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ぽかぽか春庭「三波春夫生誕100周年特別企画メモリアルコンサート  in NHKホール」

2024-03-14 12:00:01 | エッセイ、コラム

20240314

ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2024二十四節季日記3月(2)三波春夫生誕100周年特別企画メモリアルコンサート  in NHKホール

 懸賞生活を続けている娘。3月も野菜セットやTシャツなどさまざまに当選していますが、13日は当選したNHKホールで開催された演歌祭に出かけてきました。

 渋谷から公園通りを歩いてNHKホールへ。14時半開演と思ったので、14時に着きました。びっくり。じいさんばあさんが大挙して長蛇の列。自由席なので、早めについてよい席を確保したいのだろうと思って列に並びました。30分ほど折れ曲がりじぐざく進んでいく列に並んでいて、当日券、当日清算券引換所という入り口が目に入りました。当選ご招待の引換ハガキは、娘が持ってきます。ご招待の座席は指定なので、娘は指定席なら開演までに入ればいいのだから、そんなに急いでいくことはないので、あとから行く、というので、娘が来るまで、待っていることにしました。私は14時開場14時半開演と思い込んでいたので、14時に入場してトイレに行ったりして開演を待とうと思ったのです。しかし、14時半開場15時開演でした。

 当日券売り場のポスターを見てびっくり第2弾。「三波春夫生誕100周年特別企画メモリアルコンサート」という公演で、五木ひろし三山ひろし辰巳ゆうと市川由紀乃出演という演歌のコンサートでした。全席指定席10000円という値段にもびっくりしましたが、70歳以上のサンクス席は2000円。たぶん、こちらは自由席なので、早く入場したほうが、よい席を得られるので、ジジババは開演1時間も前に並んでいたのでしょう。ほとんどの人が70歳以上じゃないか、と思うほどの年齢層です。2000円で五木ひろしや三山ひろしが生で見られるなら、1時間前に並ぶのも楽しみのうち。

 娘は三波春夫の名前は知っていましたが、全盛期リアルタイムでテレビなどで見た記憶はありません。ただ、東京五輪音頭や万博の歌が流れるとき、テレビに映し出される映像を見たことがあるだけ。集まっているジジババたちも、どれほど三波ファンがいたかはわかりません。74歳の私でも、三波春夫はすでに過去の歌手のひとりでしたから。五木ひろしや三山ひろしの現役ファンは集まっているだろうと思いました。1階席は、そろいの法被をきたり、ペンライトを持った人々が席を埋めています。この人たちはファンクラブ先行販売で、1階のよい席を確保している。

 私と娘の席は、2階最前列でした。双眼鏡持参を忘れたので、顔が小さくしか見えないのがざんねんでしたが、見やすい席でした。

 第1部は、三波春夫の代表作「長編歌謡浪曲」から忠臣蔵。市川由紀乃三山ひろし辰巳ゆうとが、かわるがわる、浪曲&語りと、歌謡浪曲を交互に忠臣蔵ストーリーを進めていく。五木ひろしは、赤穂城明け渡しのあと、250人の藩士のうち残った50人に語り掛ける場面、本懐遂げた後、「あっぱれであった」とこれから切腹になる浪士を誉める場面の2度出演しただけで、歌謡浪曲は、三山ひろしと辰巳ゆうとふたりの「あっぱれ」なステージでした。

 「南部坂雪の別れ」も「赤垣源蔵徳利の別れ」も知らない娘も、おぼろげにあらすじを聞き覚えた忠臣蔵をたよりに楽しめたと言います。

 第二部歌謡ショウ「熱唱オンステージスペシャル」では、三波春夫のヒット曲集と、出演歌手それぞれの新曲披露。12日大阪から生放送の「うたこん」で初めて聞いた五木ひろし歌唱の「越の国」も、聞いて、福井県敦賀まで延伸の新幹線に一度乗ってみたいと思いました。

 フィナーレ終了後、拍手なりやまぬ中、客電がつかないので、慣れている人は、カーテンコールとアンコールがあると思って席を立たずにいたのですが、コンサートに慣れていないジジババは幕が下りると席を立ってぞろぞろ出口に向かいます。暗いままもう一度幕が上がると、通路に出た客は、立ち止まる。座っている客たちから、「座ってください」と声がかかる。娘も目の前に立ったままアンコールを見ようとする客に、たまらず「座ってください」と、声を掛けました。うろうろしていた客も落ち着いて、アンコールは「元禄名槍譜 俵星玄蕃」を五木三山辰巳の三人で、最後は市川と東京リキシャも加わって歌い上げました。

 娘はヒカリエで買い物をするというので、ヒカリエ6階のパスタ屋に先に入って待っている。

 私はチキンとねぎの和風パスタ、娘はカルボナーラセットを食べて帰りました。

<おわり>

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