HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第961話≪経団連調査による「産業界の求める人材像と大学教育への期待」とは≫

2011年02月14日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、今の企業が期待する大学生像の民間調査を下記で配信していますが、

   第952話≪大学生に対する調査2題(博報堂教育コミュニケーション&毎日コミュニケーションズ)≫

 日本の経営者団体の最高峰である「日本経済団体連合会」(略称:経団連)が、経団連会員企業及び非会員企業を含めて、「産業界の求める人材像と大学教育への期待に関するアンケート結果」を発表しています。

 その概要の一部を下記に抜粋しておきますが、詳細は上記をクリックしてお読みください。
 
   ◆大学生に不足しているもの能力(n=587 社)
    素質・態度
     1位:主体性 ⇒ 89.1%(523社)
     2位:職業観 ⇒ 61.5%(361社)
     2位:実行力 ⇒ 54.9%(322社)
    知識・能力
     1位:創造力 ⇒ 69.3%(407社)
     2位:産業技術への理解 ⇒ 67.3%(395社)
     2位:コミュニケーション能力 ⇒ 58.9%(346社)

  ◆グローバルに活躍する日本人人材に求められる素質、知識・能力(n=542社)
    1位:既成概念に捉われずチャレンジ精神を持ち続ける 
           ⇒ 会員225社+非会員194社 合計419社
    2位:外国語によるコミュニケーション能力 
           ⇒ 会員223社+非会員145社 合計368社
    3位:海外との文化、価値観の差に興味・関心を持ち、柔軟に対応する
           ⇒ 会員121社+非会員144社 合計265社

  ◆グローバル人材育成に向けて大学に期待する取り組み(n=514社)
    1位:専門科目を外国語で履修するカリキュラムの構築 ⇒ 271社
    2位:企業の経営幹部・実務者から、グローバル・ビジネスの実態を学ぶカリキュラムの実施 ⇒ 260社
    3位:日本文化・歴史を学び、海外から日本・日本人がどう見られているかを考えるカリキュラム実施 ⇒ 215社

  ◆日本国内における外国人の人材の採用状況
    1位:継続的に雇用を行い、現在も雇用している 
           ⇒ 会員179社+非会員68社 合計247社
    2位:過去からずっと採用したことがない154 62
           ⇒ 会員62社+非会員154社 合計216社
    3位:過去、採用したことがあるが、現在は雇用していない
           ⇒ 会員49社+非会員44社 合計93社

   ◆大学生の採用にあたって重視する素質・態度、知識・能力(n=594社)
     (5=非常に重視、4=重視、3=普通でよい、2=余り重視しない)
     1位:主体性 ⇒ 4.6ポイント
     2位:コミュニケーション能力 ⇒ 4.5ポイント
     2位:実行力 ⇒ 4.5ポイント
     4位チームワーク・協調性 ⇒ 4.4ポイント
     5位:課題解決能力 ⇒ 4.3ポイント    

   ◆文科系、技術・理科系大学生に期待するもの
     1位:専門分野の知識を身につける
           ⇒ 技術・理科系356社+文科系113社 合計469社
     2位:論理的思考力や課題解決能力を身につける
           ⇒ 技術・理科系365社+文科系455社 合計820社

   ◆大学が取り組みを強化すべきもの(n=575社)
     1位:教育方法の改善(双方向型、学生参加型、体験型授業の実施) ⇒ 440社
     2位:大学教員の教育力向上に向けた取り組みの強化 ⇒ 261社
     3位:TA、RAによる双方向型、少人数指導の徹底 ⇒ 206社

にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ
               

この記事についてブログを書く
« 第960話≪2011年度「働きがい... | トップ | 第962話≪韓国図書で若者に人... »