HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第952話≪大学生に対する調査2題(博報堂教育コミュニケーション&毎日コミュニケーションズ)≫

2011年01月24日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

  みなさん、昨日(23日)2年7ヶ月ぶりに東京・秋葉原の歩行者天国(ホコ天)再開されましたね。

 HageOyajiもY電器店で買い物があるついでに、メード姿の女性ガイドが配布している「秋葉マップ」を見ながら、「ホコ天」を少しだけ歩いてみました。

 この「歩行者天国」が初めて実施されたのは、1970年のニューヨークの五番街の一部です。その後日本でも1969年に北海道旭川市で、1970年に東京と銀座、新宿などで行われたのをきっかけにして全国に広まりましたね。


 さて、大学生に対するの調査が2題ありますので、読んでみてください。


 その1
  ◆「大学に対する生活者意識調査」結果報告
      (博報堂教育コミュニケーション推進室調査)

    この調査は、最近の大学に対する生活者の評価や、今後の大学に対する社会的ニーズを探っています。

1:生活者が大学を評価するポイントは、
    「進路/就職支援の面倒見がよい」(41.9%)
    「卒業生が社会で多く活躍」(38.3%)
    「卒業資格をきちんと審査している」(35.1%)
   などの「人材輩出力」に関する項目が、最近の大学を評価する際の非常に重要な評価ポイントとなっている。 

  「教育研究力」に関する項目では、
    「幅広い知識・教養が学生の身につく」(35.2%)
    「社会で直接役立つ実学が学生の身につく」(33.4%)
    「研究力が高い分野がある」(33.2%)
   などの「人材輩出力」と並んで主要な評価ポイント。

 2:最近の大学や大学生に対する生活者の意識
   生活者の3人にひとり(33.0%)が、最近の大学に対して「就職活動への意識が強く、本来の勉強が不足している」という懸念を抱いている

   「入学が難しい大学とやさしい大学の格差」や「同じ大学での入試方法の違いでの学生
の学力の差」を感じている人も多く、大学や学生間に格差が広がっている印象も強まっている

 3:生活者が今後「開かれた大学」へ向けて望むこと 
   3割以上の生活者が
    「小中高と連携して教育を活発化」
    「自治体・NPO・地域住民と連携した地域の活性化」
    「企業の育成支援」
   などの役割を大学に希望
 

 その2
  ◆「大学生のライフスタイル調査」(毎日コミュニケーションズ調査)
    スマートフォンの学生の所有率はまだ低いものの、非所有者でも購入希望は50%を超える。背景として、携帯電話の用途で「通話」と「ネット」が逆転。ただし、利用は「ネット>新聞」、信頼は「ネット<新聞」。


  1:携帯電話の活用について
    携帯電話の用途で「通話」と「ネット」が逆転
     1位:「メール」
     2位:「インターネットが」68.6%(前回比13.3pt増)
     3位:「電話」66.4%(前回比12.9pt減)
      
  2:PCの活用について
    ブログ、SNSとも9割近い学生が利用
    フリーメール利用理由は「就活用に使い分け」が3割を超える

  3:スマートフォンについて
    学生の所有率はわずか半年で10ポイント上昇
    非所有者でも購入希望は50%を超える

  4:情報メディアについて
    情報メディアとして利用は「ネット>新聞」
    信頼は「ネット<新聞」

  5:就活アイテムについて
    スーツの購入は時期、着数、色、金額、情報、すべてに現在の就職環境が反映。
    就活アイテムとしての購入は「スーツ」「カバン」「靴」とも前回比10pt以上上昇

  6:資格取得について
    取得には前向きな姿勢
    グローバル報道の影響から語学資格が人気
     「語学資格」が64.7%

 近いうちに「資格取得補助制度(資格取得支援制度)」を取り上げてみます。

 最近特に、就業先の企業や登録している派遣会社などでは、業務に必要な資格を社員やスタッフが取得する際に会社側が金銭面や待遇面で何かしらの補助をしてくれる制度が充実してきていますし、資格取得専門学校が多く出てきています。

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