HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1207話≪平成24年度「世界エイズデー」ポスターは高校生のが採用されました≫

2012年11月07日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、下記の色の「リボン」運動は何を表わすかを知っていますね。

                       

 この「アウェアネス・リボン」(Awareness ribbon)とは、輪状に折った短い一片のリボンのことで、賛同した世界各国の人々の社会運動、或いは社会問題に対してさりげない支援の声明を出す方法として使用されています。


 下記のHageOyaji通信を参照してください。

 第779話≪「アウェアネス・リボン」をいくつ知っていますか?≫


 この「レッドリボン」は、ヨーロッパに古くから伝承される風習のひとつで、病気や事故で人生を全うできなかった人々への追悼の気持ちを表すものでした。

 そして、この「レッドリボン」がエイズのために使われ始めたのは、アメリカでエイズが社会的な問題となってきた1980年代の終わりごろでした。演劇や音楽などで活動するニューヨークのアーティスト達にもエイズがひろがり、エイズに倒れて死亡するアーティスト達が増えていきました。そうした仲間達に対する追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示すため、「赤いリボン」をシンボルにした運動が始まりました。

 世界エイズデー(World AIDS Day:12月1日)は、世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われます。

 日本でも世界エイズデー(World AIDS Day:12月1日)併せて、≪平成24年度「世界エイズデー」ポスターコンクール≫を行っていましたが、平成24年度に採用されたポスターは高校の部で最優秀賞を取った、吉井 茉夢さん(富山県立富山北部高等学校3年生)のに決定しました。

 富山県立富山北部高等学校から3人も入賞しています。凄いですね。

 吉井茉夢さんの作品は、手をつなぐ男女、コンドーム、V印、それらが「HIV」を形作り、ハートの中に浮かんでいます。アイデアがあって、全ての要素が盛り込まれており、デザインもきれいで安定感があるとの講評です。

               


  「平成24年度世界エイズデー」キャンペーンテーマは、
    “AIDS”GOES ON … ~エイズは続いている~

 今年の「世界エイズデー」ポスターコンクールの応募は、
     小学生の部 ⇒ 18点
     中学生の部 ⇒ 45点
     高校生の部 ⇒ 60点
     一般の部  ⇒ 104点



 高校生の部
  最優秀賞 吉井 茉夢 さん 富山県立富山北部高等学校 3年生
  優秀賞 前田 亜花里 さん 富山県立富山北部高等学校 3年生
  優秀賞 高井良 未波 さん 佐賀県立有田工業高等学校 2年生
  佳作 松井 瑞穂 さん 富山県立富山北部高等学校 3年生
  佳作 西村 沙耶佳 さん 岐阜県立岐阜総合学園高等学校 3年生
  佳作 米村 里歩 さん 鹿児島県立隼人工業高等学校 2年生


 尚、「厚生労働省が実施する主なイベント」は、

   ◆東京でのイベント「RED RIBBON LIVE 2012」11月25日(日)〕
   ◆沖縄でのイベント「RED RIBBON LIVE 2012 in OKINAWA」〔11月23日(金)〕
   ◆街頭キャンペーン 〔11月25日(日)〕
   ◆HIV無料検査 〔11月25日(日)〕
   ◆エイズ啓発ポスターの配布

 などです。詳細は上記をクリックしてお読みください。

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