HageOyaji通信

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第316話≪図表でみる教育 OECDインディケータ【経済協力開発機構(OECD)公表】≫

2006年11月10日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、OECD(経済協力開発機構)は、加盟国の教育の現状を比較、分析した「OECD インディケータ2006年版」を公表しました。
 
 これは、OECD加盟国を中心に、教育機関の成果と教育・学習の効果、教育への支出と人的資源、教育機会・在学・進学の状況、学習環境と学校組織などについて、国際比較が可能な最新のインディケータ(指標)を豊富に掲載したものです。

 経済協力開発機構(OECD)から毎年秋に刊行しています「国際教育指標」の決定版『図表でみる教育』(Education at a Glance)の2006年版(英語版)が、2006年9月12日午前11時(パリ時間)に公表され、日本語版は株式会社明石書店から10月に発売されています。

 文部科学省でも「図表でみる教育(Education at a Glance) OECDインディケータ」で案内のみしており、詳細概要は未発表です。


 2006年版の一部英語版から抜粋すると、

 その比較、分析した結果では、日本の初等中等レベルは依然として高いものの、大学教育では東アジア諸国に追い抜かれていると記載されています。

 特に国公立校の年間授業時間は平均で704時間ですが、メキシコと米国の1000時間強から日本の534時間まで幅があり、授業時間の年間配分方法も大きく異なっています。

 ◆OECD諸国の生徒は7歳から14歳までに平均で6847時間の授業を受けるが、
  その内訳は、 7~8歳で1570時間
        9~11歳で2494時間
       12~14歳で2785時間
  である。

 ◆読み書き、数学、科学が必修授業時間に占める割合は、
  OECD諸国平均で、9~11歳の生徒は約50%、12~14歳の生徒は41%です。

 ◆9~11歳児の場合、必修カリキュラムに占める読み書きの割合は、
  ◎オーストラリア、チリ、イスラエルの13%以下
  ◎フランス、メキシコ、オランダの30%
 まで国により大きな開きがあります。

 ◆現代外国語の授業時間は、
  ◎オーストラリア、イングランド、日本、メキシコの1%以下
  ◎ルクセンブルクの21%
 まで大幅に異なる。

 又、大学生数も1995~2004年の10年間に、中国とマレーシアで2倍以上に増えているし、タイでも83%、インドでも51%、と増加しています。

 ◆大学1クラスの生徒数は、
  ◎日本、韓国、メキシコ、ブラジル、チリ、イスラエルでは30人以上
  ◎デンマーク、アイスランド、ルクセンブルク、スイス、ロシアでは20人以下
 です。

 みなさん、概要詳細が文部科学省生涯学習政策局調査企画課からでましたらお読みください。

               
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