善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
電話 045-741-2351
http://zennenji.com/

キャンドルナイトの巻

2007-08-30 | Weblog
「水を飲んで楽しむ人あり 美食を口にして憂うる人あり」  法語カレンダーより

「キャンドルナイト」とは・・・浄土真宗・小冊子 「唯」より
LOHAS(ローハス・・・健康的で持続可能なライフスタイルのこと)な暮らし~「キャンドルナイト」それは「原子力発電所の建設に反対して電気をけそう」という海外での運動をヒントに始まったものですが、その目的は不便を感じながら無理に電気を消すことではなく 環境保護を声高に叫ぶことでもありません。
大切なことは、普段の暮らしをしながら一年のうちのわずかな時間だけ電気を消して自然の光だけで過ごし、その心地よさを楽しむこと。その過ごし方に決まりはなく、ひとりひとりの想いとアイディアに任せられています。

身のまわりにある電気をいっせいに消して 暗闇やろうそくの灯りのもとで思い思いの時間を過ごそうという運動のこと。世界規模で行われている。と書かれています。

知りませんでした。
キャンドルナイトと検索すると・・・
あちこちの町おこしてきに催されているようです。


今夏は 新潟の柏崎原発の稼動停止にともない東京電力は電力不足のため
たびたびTVで節電のご協力を言っています。

早速昨夜 蝋燭の灯りで夕飯をいただくことにしてみました。
お寺には ご法事の使いのこしの蝋燭が沢山あります。

住職は蝋燭たてを持ってきました。
子供の頃は停電がよくあり蝋燭に頼ることも度々ありましたが 今はそんなこともない生活です。

こうこうと照らすライトが当たり前です。
ライトが暗いと より明るく照らすことに気を取られがちです。

蝋燭4本をつけてみました。

昔の人はこの暗さの中で夜を過ごしていたんですね~
暗いです。

おかずのことで 住職ともめました。

雨が降っていたので 出たついでにお刺身は住職が買ってきたのです。

住職は そのお刺身が「サンマ」だと言うのです。

私には 暗がりの中で見ても食べても「アジ」と思うのです。

結局 電気を付けて ゴミ箱のなかのお刺身の入っていたトレーのシールを探し・・・
アジの刺身と判明しました。
また電気を消し・・・



暗いのでおかずが沢山なくてもよさそうです。
沢山食べなくても満腹になった感じです。

住職は暗がりで何度もお酒のお代わりをしているみたい・・・

なかなか面白いと思います。
電気の明るさでは話さなくても間がもちますが

暗がりのなかでは 静かに会話をし 話しに耳を傾けます。

たまには 大人の皆さまもキャンドルナイトを過ごしてみてはいかがでしょうか?

よい子のみんなは火事になったら大変だから 大人と一緒にね

使いかけの蝋燭でよければ9月6日の 定例法座のあとお持ち帰りください。