善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
電話 045-741-2351
http://zennenji.com/

カルボナ~ラの巻

2009-09-30 | Weblog
昨日の夕方 
私としたことが・・・・
夕飯の準備中 お鍋には玉ねぎとベーコンを中火で炒めていました。
長男のリクエストでカルボナーラを食べたいとのおおせ
ハイでは それナ~ラあなたの望み叶え給えよう・・・
スパゲッティーと卵とパルメザンチーズとベーコンがあれば
先日見て書きとめた「はなまる」のレシピを見つつ・・・はなまるでは 玉ねぎは入っていませんでした。
ふんふんテレビもこんなだった いい感じ・・・少し焦げ目をつけると書いてもいます。

そこへピンポンと玄関にお客さん
「は~い」と火を止めて玄関へ出ればよかったが・・・・・お客さんとの会話が長引く台所が気になるが・・・
アイロンかけと天ぷらは気をつけようと肝に命じてきましたが
まさか焦げてこんなに黒っぽくなるとはね~コゲタナ~ラ
私としたことが・・・・もう一度やり直し・・・
時間がお夕事の時間になりつつ焦る
まさかこんなことになるとは・・・
これからはどんな時でも火は消そう・・・
お夕事を終え台所で続きを作る
お待たせしました出来上がる
長男は黙々と食べる 
住職は「おいしい」と・・・でも本日住職はノンアルコール宣言(一日休肝日)・・・赤い飲み物があったらな~と思っているのが手に取るように私には解る

焦げたのも美味しいのか 別のお皿に入れていた焦げ焦げ玉ねぎベーコンも長男は食べる 味は感じているの?お腹が空いている時は何でも美味しいってこと?
タベタナ~ラ 満足?
この3時間後 2階の長男からメールが来る「ラーメン食べたい」
見なかったことにして 寝る
今朝台所のゴミ箱に肉まんの裏のシールが2枚あるのを発見
女の子なら寝る前に食べると・・・・
男子は関係ないようですね~
ほどほどに・・・

母の誕生日の巻

2009-09-29 | Weblog
あと二日で九月が終わります。早いですね~
先日は実家の母の誕生日でした。
何もありませんが 声だけでも~と電話をかけてみました。
昭和7年生まれ 77歳になりました。と笑い声が電話の向こうから聞こえてきます。
777ラッキーセブンだね~と私が笑う
フィーバー???元気な声が聞こえてきました。
買い物にも歯医者も目医者も自分で運転していく元気な母です。
孫の結婚が楽しみと笑う母
ま~だま~だ先のことよんと私が笑う
庭や畑の草を目の敵のように言う

春先から秋の終わりまで「草取り合戦」と言って戦う
最近は携帯電話を持ち草取りに出かけるようです。
友達やお寺から呼び出しがあればさっと行けるように・・・
時代が母をも変えました。
その母とは今年の1月ご本山の御正忌・ごしょうきで数分会うことができました。
親子そして孫とも一緒にお参りができたと喜び思い出になりました。
ご本山のお陰です。
兎にも角にも もうちょっとで草取り合戦の終わりになりそうです。
軍配はどちらでしょうかね~
お疲れ様です。
ゆっくり休んで腰を伸ばしてください。
昭和7年生まれ77歳の皆さま おめでとうございます。

写真は秋の草花を活けてみました。真っ直ぐに突っ立っているのは「ジェード プリンセス」名前と似つかない硬い毛の犬のしっぽみたい 小さな花たちは アスター・シンフォニー・われもこう・おみなえし

今夜はシャベラナイトの巻

2009-09-28 | Weblog
本日も午前10時より雅楽の教室があります。
昨日は午前10時 ご門徒さんの四十九日法要がありました。
ご家族を亡くされてまだ日が経っていません。それぞれのお心の思いがあります。そしてお葬式から始まり・・・浄土真宗の本願寺派としてのご門徒としてのご縁をあらためて感じるご法要でもあります。
尊いご縁です。
法事をお迎えする時に 解らないことは何でもお寺へ聞いてください。ご近所の方では風習や宗派で全く異なりますので。








ご法事のかたのマイクロバスが出て行ってすぐ「屋根屋です~」と世話人のI川さんがやってきました。
雨漏りの所の修復にかんする補強をしに来て下さりました。
有り難いことです。
趣味が超専門的です。パテをバズーカ砲のようなので補強して帰られました。
すみませんね~
「少しの雨で漏らなくても 台風並みの雨風で漏らなければバッチリです」
台風や嵐は
来て欲しくはありませんが・・・・どんなもんでしょうね~







午後は雅楽教室の始まり始まり
先生のお宅訪問をしてのあれ以来です。
お陰さまで楽しい思い出ですと皆さま口々に・・・
写真左で筝(そう)を奏でる松山先生 そうそう!
右は笙を温める住職
奥は篳篥と龍笛のマダムたち (篳篥ボーイはお仕事で大阪へ出張中)
合奏を楽しみました。
曲は「壱越調の賀殿急」








夜はシャベラナイト
キャンドルの灯りで差しつ差されつ~
本日も善然寺はフル回転でした。
静かな秋の夜長・・・・
話は遥かご本山の話・・・雅楽の話・・・会津若松演奏旅行の話・・・・・
話はつきませんがお酒は尽き果てました。
ここらでお開き~

モズの響の巻

2009-09-27 | Weblog
◎ 厄年
 賀寿に対して厄年がありますが、門徒無用の行事です。
厄年というのは陰陽道からきたもので、特に大厄・本厄と一般にいわれています。・・・迷信と片付けるのは簡単ですが、この年齢特定にはなかなか含蓄があります。男性はいわゆる働き盛りで、肉体的に無理をしがちな時期です。また女性は出産・子育てなどで体調をくずすことがあります。厄を警告と受け止め、健康状態やライフスタイル、食生活など点検するいい機会ととらえるとよいでしょう。・・・地方によってさまざまな習俗がありますが、科学文明時代にあっても、「厄落とし」をする神社やお寺で御祈祷をしてもらうことがすたれません。ここに人間の弱さが知られます。・・・門徒がもし厄落としに拘るとしたら一心一向の信心が疑われます。
 蔵田了然著 「門徒のたしなみ 冠婚葬祭考」より



本日は15:30より雅楽のご講師をお迎えしての教室があります。
明日は住職さん達の雅楽教室が朝あります。
どうぞ興味のある方はおいでください。


朝は汗をかくことなく散歩ができます。
気持ちのいい時期となりました。
写真は弘明寺公園の「ススキ」 綺麗に咲いています。

お寺の裏ではモズがキーキーと気持ち良さそうに鳴きます。

天高く秋の空そして豊前の実家の椋の木にいるモズがパーっと私の頭に広がるんです。黒くほんのり甘い椋の実を食べに鳥達がきていました。キュロキュロとなくイカルも沢山きていました。懐かしいです。

昨夜はコオロギや鈴虫がリ-ンリーンと大音響で5.1サラウンド?のようです。
問題は 蚊です。

今年は裏の雑木林(県の地所)に草刈さんがやってきません。
いつもでしたら彼岸花が咲く前に刈り込み 彼岸花だけがスーと伸び際だって美しく見えましたが 今年は草が生い茂り人が立っても頭が隠れるほど藪になっています。忘れらているのでしょうね~県庁へ言うべきでしょうね~
だから蚊が多く朝から一日中 蚊取り線香が未だに活躍中です。秋の夜長も蚊がいるからと早々にドアを閉めてしまいます。
お彼岸が終わりました。
秋の夜長はキャンドルナイトでゆっくりしようかな~






マッサージ屋初体験の巻

2009-09-26 | Weblog
◎ 聴聞とよび声
 お念仏は 親鸞聖人によって「本願召喚・ほんがんしょうかんんの勅命なり」「教行信証・行巻・六字釈」と明らかになり、「よび声」と平易にいただきます。なんとよんでおられるのかについては、代表的なものに原口針水和上の

「わが称え わが聴くなれど南無阿弥陀仏 われをたすくる弥陀の勅命」

があります。その「たすくる」は究極的にはお浄土にて成仏せしめることですが、その広がり無常深甚微妙です。

そのよび声は、葬儀や法事のときに僧侶が称えるのをきいて呪文のように思っている人は、死を連想していやだと聞こえてしまいます。
たまの聴聞ちょうもんで「たすかる」のよび声と聞く人は、死んでから救われる教えのように誤解することもあります。
常に聴聞している人には、或るときは励まされ或るときは促され、生きる支えとなります。
浄土往生は他力信心によるので、聴聞の多少は問われません。

しかし、信心を得るには聴聞は優れた縁です。また、聴聞の多少によって聞こえ方に深浅が生じます。聴聞がいかに大事かが知らされます。
  
       「門徒のたしなみ・冠婚葬祭考」 蔵田了然著より



写真は昨日の朝 弘明寺の展望台から富士山のほうを撮った写真です。
住職いわく「三本の鉄塔の真ん中の上が富士山 見えないの?うっすらと山頂が見えてるじゃない?心が曲がってたら見えないかもね」

この爽やかな朝っぱらから これは異なことを言う
「どこどこ?見えてない・・ 心はねじれてないけど・・・
絶対見えてないと思います。住職はいつも眺めているから見えたように見える?んじゃない・・・

そういえば昨夜5名の方がたへ「3000円」と書くところを「300円」とメールして送りました。ガッハッは 書いて読み直しましたが間違いに気づきませんでした。
翌朝読み直したら 0が一つ足りないことを発見
目が悪くなっているのか身体のあちこちが・・・
そんなこんなでマッサージ屋へ初体験(年をとった感じ)
お寺の周辺でも2軒 商店街には裏通りから商店街沿いから気がつけば多いんですね~評判など門徒さんへ聞いておけばよかったと思いつつ魚屋の並びに飛び込みました。
綺麗なお姉さん優しげなお顔ですが 指は魔女のように私の肉体に食い込み痛いところばかりをグイグイ刺激します。痛い時は言ってくださいといわれ 最初は痛いですと言っていましたが いた いた いたた・・・

「下を向くことが多いようですね お料理に時間をかけてますか?」と聞かれ
「いえいえお料理は全く・・・ひょっとしてパソコンかも?」

パソコンの前で正座をやめて最近は椅子に腰掛けて作業しています 高さの位置が悪いことに気づきました。
本日からは元にもどし肩こりは無しでいきまーす。






参拝旅行に予約殺到の巻

2009-09-25 | Weblog
◎ お墓のお供えについて・・・
この時期墓地で気になるのは、放置されたお供えでしょう。カラスや野鳥が食い散らしたり 腐敗して異臭を放っているものもあります。お供物はおつとめや、お参りのあいだささげられているものであって、それを終えたらお下げするのが当然の作法といえるのです。すぐに持ち帰って おさがりとしてみんなでいただきたいものです。
    野々村智剣著 「門徒もの知り帳」より



一昨日の彼岸会で皆さまのお目にとまるように 写真の「善然寺日帰り旅行」の参加者募集のチラシをあちこちに貼りました。 
前夜京都の娘から電話がありました。
「何をしているのお母さんは?」
「旅行の参加者募集のチラシ作りよん 皆が行きたい 楽しそうって思ってくださるように ちょっと目を引くようにね~
東京タワーを高く高く・・・エッフェル塔に似てる?行ったことないから・・・

1、麻布山 善福寺参拝
2、築地本願寺参拝 昼食紫水にて(本願寺内お食事処)
3、魚河岸・念珠仏具屋・漆食器店お買い物散策
4、NHKスタジオパーク見学
5、東京タワー見物

以上予定のコースです。

そして彼岸会の朝 
会館入り口にウェルカムチラシ
トイレの一室づつに・・・
階段の踊り場に・・・
本堂の壁側 目の高さ・・・・・・
会館では世話人さんが関所のように待ち構え~
10月23日の都内参拝日帰り旅行と宣伝くださりました。
お陰さまで予約殺到
まだ締め切りまで日にち 若干の空席もありますので
是非お友達やご家族をお誘いくださってね。
 一人でもいいですよ恥ずかしがらず・・・
バスの中はマイクが回ることは無いからご安心ください。
マイクは門信徒会の代表の方がご挨拶 そして住職がお話をするだけですので・・・

案外「東京タワーに行ってみたいな~」という声が聞こえてきます。
もちろん善福寺さんと築地本願寺への参拝希望は皆さんの声で決まりました。
東京タワーは、いつでも行けると思ってね~行ってないのよ

是非ともご参加くださいますように・・・ご案内申し上げます。

彼岸会の巻

2009-09-24 | Weblog
昨日はお念仏の声 高らかに彼岸会をお勤めしました。
ようこそのお参りです。
遠くはアメリカ シアトルから・・・
また 電車を乗り継ぎ杖をつきつつ・・・
ともにお正信偈を称え なんとも言えないありがたいひと時でした。







こんなに本堂に椅子を並べて本当にお参りに見えてくださるのかな?お天気がいいし シルバーウィークで観光地に行ってるんじゃない?
この不安 法要まえに住職がつぶやく独り言
結局 本堂は満堂となり座る席がないと階段へ座る世話人さん
住職の不安は吹っ飛んだご法座でした。
もう少し前にも、座れるように考えねばと思うほどでした。
ありがたい悩みですこと





玄関では満開の彼岸花がお出迎え
お彼岸を忘れずピッタリに咲きました。
偉いですね~
会館ではおはぎに舌鼓を打ちつつ
10月23日の善然寺日帰り旅行の申し込みや来年4月24日の川崎であります神奈川組の750回大遠忌法要の話 そのまた先の2011年6月のご本山でのご法要への仮申し込みの話題で話が色々豊富なひとときでした。
象の貯金箱も「ならば500円を貯金しよう」とあの家この家へと連れて帰られました。可愛がってもらって 500円玉の餌をたっぷり食べさせてもらってね~






お扱いにお渡ししました 小さな箱
中はライターです。法要前に世話人の佐々木さんがライターです。皆さんいただきましたか?と説明をしてくださいました。
このライターは小さな突起が「ロウソク消し」です。
法要終了後 家に帰られた門徒さんから問い合わせがありました。
お仏壇用のライターです。
お仏壇では まずはお明かりを灯し
お給仕をして花など綺麗に整え
お経を称え~~
最後にお明かりを消しますが
ロウソクを口で吹き消すことなどしません
手を団扇のように消すことは危ないし・・・
そこは ライターの突起で押さえればろうそくの火は消えますので・・・・

決してお父さんのタバコに火を付けて
「健康のために吸い過ぎにご注意」と、突起でタバコの火を消さないね
小さなお子さんの手の届かないところへ・・・

善然寺彼岸会の巻

2009-09-23 | Weblog
本日 14時より彼岸会です。
ご講師は 埼玉県戸田市正善寺ご住職の熊原博文師です。


お彼岸をお墓参りで終わらせず 仏さまのお話に耳をかたむけ お聴聞できるひと時をとも過しましょう。
法要は雅楽会の演奏で始まります。お経の最後も雅楽の演奏です。

おはぎ作りと雅楽の演奏の両方掛け持ちのマダムが2人います。
篳篥のマダムと筝の私・・・

秋の一日 どうぞ雅楽の調べ そして仏さまのお話と 歌 おはぎのお接待・・・とことん味わってくださいませ。

写真の750回大遠忌へ行こうの為の貯金箱 白象さんも沢山待っています。
500円玉で10万円は貯まるんですって・・・
すでにM世話人さん10万円突破
写真の象さんの頭には 下がり藤のシールを貼っています。住職の貯金箱の印ですって 私のと間違えないようにと住職が貼りました。私の象さんのほうが体重が重いんです。おほっほ




お墓はなぜあるの?巻

2009-09-22 | Weblog
◎お墓はなぜあるの?
お墓は 先祖あるいは故人が必要とするからあるのではなく、私たちが先祖、故人を敬い讃えたいと思うから建てるのです。さらに言えば、かけがえのない命を私に伝えて下さったご先祖に感謝しつつ「その命を精一杯輝かせて生きてくれ」という私へのご先祖の願いを聞く場でもあります。また、遺骨を前に諸行無常を味わうのもお墓でしょう。諸行無常の理をかみしめ、先祖の願いを聞きながら、生死(しょうじ)を超えて確かな依り所となるお念仏の教を味わう場ーそれがお墓ではないでしょうか。
 ・お墓の中に故人はいない。
 ・お墓は先祖のために建てるのではなく、私のために建てる。
 ・先祖の願い聞き仏法を味わう場。

  末本弘然著 「仏事のイロハ」より


本日 NHK hi で西本願寺の番組の再放送があります。
11:00~14:00

 明日は善然寺彼岸会です。
ご家族皆さまでお参りください。14時からです。
法要ではご門徒の雅楽会の演奏から始まります。
法要後は「善然寺手作り おはぎ」のお接待もあります。
どうぞ 皆さまごゆるりとお参りお聴聞ください。

予告編・・・・・10月4日 日曜日の13:30から蕎麦うち教室です。日曜なら参加できる・・という方がたも是非どうぞ!道場破り

10月23日の善然寺日帰り旅行・・・・参加者募集中
住職がお彼岸参りに伺うと・・・
「今年は行こうかな~東京タワーに行った事がない・・」
案外この声を耳にするそうです。
近いからいつでも行けると思って50年経つってことね~

是非この機会にご一緒にいきましょう。
お待ちしています~




住職は「輪袈裟をどこかへ落とした~」
昨日の昼前 慌てて輪袈裟を取りに帰られ また出て行きました。
お参りは通町周辺です。
数年前 大事なお念珠の紐が切れ 念珠玉を拾い集めたが1個ない・・とガッカリして昼に帰ったことがありました。後日私も探しにウロウロしてみたこともありました。

今回は午後のお参りのとき 2度ほどグルグル落としたと思われる道を通ったが無かったと言っていました。

が、夕方「あった 輪袈裟が
なんと見落としていたのか 道の脇にあったらしく あ~~~良かったと一件落着

お念珠に輪袈裟 大事な法具です。

無駄なものは何ひとつなく どれもこれも無くてはならない大切なのですね。

写真は「子持ち鮎の甘露煮 by圧力鍋」・・・忙しいお彼岸に日持ちするおかずをと、数日前に作りました。
魚屋で「落ち鮎あるよ」珍しく子持ちの鮎に遭遇しました。
骨まで食べられるように圧力鍋で甘露煮にしました。
まだ食べていません。
いつ食べよう・・・・

ケルシーの巻

2009-09-21 | Weblog
◎ お墓に参る
お彼岸やお盆の時期になると これまでひっそりとしていた墓地に参拝者がどっと訪れ あちこちで手を合わせる光景が見られます。「彼岸」や「お盆」という仏教行事を通してではありますが、さめた現代人でもさすがに故人を偲び、ご先祖に感謝する心だけは失っていないようです。故人の好きだったお酒や食べ物などを供えて慰めることがお墓参りだと思っているとしたら、それは筋が違います。
はっきり言って、お墓に先祖の霊が宿っているのではありません。実際には故人はお墓の中に眠っているわけではなく、すぐにお浄土へ還られています。そしてお浄土から私たちに向け、如来さまの真実を知らせんがためにはたらいていて下さっているのです。

  末本弘然著 「仏事のイロハ」より

味覚の秋です。

写真は「ケルシー」です。
住職が山梨の道の駅にて購入
知りませんでした。初めて食べました。美味しいですね~山梨原産だそうです。明治の初めアメリカへ持ち帰られケルシー農場で栽培され逆輸入された帰国子女果実だそうです。
へ~~~
大型のすももだそうです。大きいのは1個 250gもあるそうです。緑では食べられず黄色になってから甘く完熟になりスモモの香りが漂います。
信号の色と違い 緑ではまだ行ってはダメ 黄色がOKです。





お彼岸です。巻

2009-09-20 | Weblog
◎ お彼岸は“お墓参り”の期間?
お彼岸になると、本山をはじめ全国のお寺で「彼岸会法要」が勤まります。おおぜいの門徒さんがお参りされることはいうまでもありませんが、その一方で、こうしたお寺での法要には関心を示さず、自分たちの先祖のお墓参りさえすればよいと思っている方も多いようです。お彼岸の意味からいえば、何よりも今生きている“私”が仏法を聞かせていただかなくてはなりません。

  末本弘然著 「仏事のイロハ」より


善然寺の彼岸会は 23日14時よりお勤めします。
ご家族みなさまでどうぞお参りください。

ダウンしないようボチボチとの巻

2009-09-19 | Weblog
◎ お仏壇は・・・・位牌を安置するために仏壇を設けるのではありません。
仏壇のない家の場合は、満中陰までに整えるにしても、浄土真宗の正しい仏壇と仏具を整えることが大事です。
「仏壇には仏像がつきもの」となっていますが、門徒の仏壇のご本尊は 阿弥陀仏です。寺院のご本尊はお像ですが、家庭のお仏壇の場合はスペースが狭いので、絵像(掛け軸)としています。決して「仏画でまにあわせる」というものではありません。仏壇は浄土が光の世界と示されてありますので、金仏壇が正式です。それでも現代風のものなど好みで選んだり、絵像より仏像の好みそれも木像や金仏など好みで求める人もいますが、好みで求めるものではありません。み教えにふさわしいものを整えることが大事なのです。

蔵田了然著 「門徒のたしなみ」冠婚葬祭考より

ご本尊は本願寺からお迎えしましょう 
門徒さまへ・・・ご本尊のことなら善然寺へご相談ください。


シルバーウイークの始まりとかなんとか・・・
ハッピーマンデイだからとか・・・・
聞きなれない言葉が出てきました。

祝日を以前は日にちで決められていましたのでハッキリと言えたと思います。
しかしながら 私は年間の祝日が言えなくなっています。
変動型の祝日でカレンダーに書かれているから へ~みたいに・・・

気候としては運動しやすく食欲もわき 何をするにも気持ちのいい時候となりました。

お寺ではお彼岸が始まります。
大忙しのねじり鉢巻で本日も
昨年の私の法要日誌には法要準備でダウン 町医者へ行くと記されています。
そうでした 気持ちはお彼岸に切り替わっていても身体が付いていけなかったんです。でも寝てはいられなかったんです
あせらずボチボチと・・・
なんならスタミナ注射 1本いっとく?

写真は私の最近のヒット料理 「もやしの乾煎り」油無しでもいいと最近知りました。酢醤油や胡麻をかけて・・・あっさりと
安かろ~美味しかろ~・・・お勧めです。

秋の日はつるべ落としの巻

2009-09-18 | Weblog
◎本日は全戦没者追悼法要があります。
毎年9月18日に 東京・国立千鳥が淵戦没者墓苑において修行いたしており、本年29回目を迎えます。
千鳥が淵全戦没者追悼法要は、宗門として、悲惨な戦争を再びくりかえしてはならないという平和への決意を確認するため毎年 本願寺はお勤めしています。
新門さまご参拝ご焼香です。
13:30~15:00
善然寺も住職・大坊守そしてご門徒さんが参拝します。
いのちの尊さ、非戦・平和の大切さを次世代に語り伝えゆくためにも、お子さま・お孫さまをお誘い合わせのうえ、ご参拝ください。



秋の日はつるべ落とし・・・子供の頃 父が秋になるとよく言っていました。

昨日は久しぶりの築地でのコーラスでした。ホクトの病気以来 1月以上のご無沙汰です。
練習は15時からでした。
歌いながら頭の中は「コロッケの下準備は途中までで来たから帰ってパン粉付けで時間が掛かるし・・・直ぐには食べられないどうしよう」他のメニューに変更したい冷蔵庫には鰯の甘辛煮があったな~でも何匹だったかな~・・・」前回休んでいて新しい曲の楽譜にはちょっと気後れもあり 身が集中できない練習でした。
せっかく歌いに来たからには 家のことは忘れよう・・・思っていても、頭の中は妄想が膨らむんです。ランちゃんが夕方騒ぐだろうな・・・

案の定 何度も電話がバックの中で震えています。大坊守からの電話と解ります。「ランちゃんが吠えてる」 夕方でかけると大坊守の電話が鳴るんです。
きっとそうだろうが 電車の中は出られず 足踏みしたくなる
夕方の京急線特急はサラリーマンのために 停車駅が少し増えるんです。
窓の外はすっかり日が落ち暗い風景

速く速く・・・・

やっぱり門のところまで大坊守が出ておられます。
「ランちゃんが吠えてる」
・・・・すみません。今餌やります。
食いしん坊のランちゃんは散歩ではなく餌を欲しがるんです。
ランちゃんが一緒にコーラスへ行けたらな~
それとも「タイマー付き自動餌やり機械」を導入する?



オムツのホクトの巻

2009-09-17 | Weblog
◎ 「仏壇を購入したら満中陰まで扉を閉めておく」とか「仏壇がある場合も臨終から満中陰までしめておく」などという習慣がある地域もありますが、浄土真宗の場合は阿弥陀仏を中心に仏事を勤める生活を営むのですから、、閉めるどころか開けておかなければ仏事の用が足せません。ただ普段と違い、生活をつつしむ期間ですから、その意を表すお荘厳として、白の打敷を掛け、仏花も白の花を用います。

門徒のたしなみ 冠婚葬祭考 蔵田了然著より



写真は1ヶ月前のホクトです。

実は先月17日朝9時すぎ ホクトが会館廊下の入り口に失神状態で倒れているのを発見
さっきまでウロウロ動き回り元気だったのに・・・
どうしよう
住職はアクアラインを通り千葉へ行ってしまいました。
顕至は電波の届かない丹沢へ2泊予定で行く直前でした。
大坊守もオロオロ
お盆休みもなく開いているという掛かりつけに電話して~
動物病院へは渋滞の道を20分かかり・・・ホクトは小さいから助手席に寝せたまま何とか到着
先生から何を食べましたか?
何かを食べてますね~
とりあえず入院
夕方様子が落ち着いたら 面会に来てください

そんなこんなで家にて待機 ため息ばかりが出るんです。

病院から下血が始まり止らないから覚悟していてくださいとの電話

私も失神しそうです。

帰ってきた住職と夕方 面会の許可がでたので会いに行きましたら
「迎えにきてくれた?帰りたい」とホクトがゲージの中から目で訴えるんです。
ひょろひょろと歩き・・・声も出ない
血のマットを見せられ・・・

翌朝から皆 元気がなく

今だけ電波が入る所にいるからと長男から「ホクトは?・・」

近くの葬儀社から
「葬儀料金を値下げしました。チラシを沢山ご用意しておきました。
見てください」・・・その名も「北斗」という名の葬儀プラン

でも 翌日の夕方 今度は病院から
「迎えに来てください」の緊急電話

どうやら 病院のスタッフにはそっけないが 患者の身内が来るとゲージから吠えて僕も連れて帰って・・」とうるさく騒ぐらしく

こんなに吠えると治るどころか体力を消耗するから自宅療養 本来ならまだお返しはできないけど ホクト君は特別   
1泊食事抜き点滴付き 41.000円也
どんな高級ホテル?と思う支払いでした。
でも命を助けてくださり有難うございます・・・・

そして写真のオムツ姿のホクトです。あれから1ヶ月 お蔭さまで元気になりました。
あれは一体なんだったの?とお医者さんたちに未だに言われるホクトです。

人間もペットも同じとよく言いますが 本当にそうでした。
ホクトが いない家はがらーんとして みんなの元気もなく沈んだ状態でした。

ホクトのお蔭で また一緒に過せる幸せを実感しています。

ありがとう~

おいしい梨の巻

2009-09-16 | Weblog
◎ 阿弥陀如来は光明なり。光明は智慧なり。智慧は光のかたちなり。智慧またかたちなければ、不可思議光仏と申すなり。この如来、十方微塵世界にみちみちたまえるがゆえに、無辺光仏と申す。しかれば世親(天親)菩薩は尽十方無礙光如来となづけたてまつりたまえ」
   親鸞聖人 『一念多念文意』



蝉が鳴かなくなりました。
夜はコオロギや鈴虫など秋の虫たちのコンサートが開かれています。

本日予定していました 蕎麦うち教室は欠席者が多く 休みとなりました。
10月の開催日は後日お知らせします。

明後日(18日)は 全戦没者追悼法要が千鳥が淵墓苑においてあります。
どなた様も予約なしでお参りできます。

10月2日~4日まで 築地本願寺において 親鸞聖人750回大遠忌法要・お待ち受け東京法要・記念行事があいります。
催し物の詳細は築地本願寺ホームページをご覧下さい。

稲垣潤一のコンサート 大峯顕さんと岸本葉子さんの対談 小林幸子記念コンサート 橋幸夫特別講演 NHK交響楽団室内楽の夕べ・・・・こちらの5企画に関しては 抽選での入場となっています。

18日までの入場申し込み受付です。
ホームページからも受け付けています。
法要はどなたでもお参りできます。

是非どうぞ・・・・

写真は 梨です。
秋の果物の王様でしょうか 毎年この時期に贈ってくださりお彼岸法要へお供えしてます。ありがたいことです。
今年の不順な天候にもめげずなんともジューシーな味ですこと・・・・
食べる時 必ず住職は子供の頃(野山を駆け巡ったころ)ぶぜん豊前の山にあった石梨の話をします。石梨を知らない私には理解できず 昔話にある 3人の息子が瀕死の母へ食べたがっている山梨を採りに行く話しとだぶります。
だいたいそんな話は 長男次男は欲深く大蛇に飲み込まれ 三男は正直者で母親へ梨を食べさせることができハッピーエンド。以前は三男の気持ちになっていましたが 今は母の気持ちになっています。誰か美味しい梨を私の口へ・・・