職場の片隅で、ヒガンバナが咲き出しました。
もうすぐ、お彼岸なんですねぇ


ヒガンバナは不思議な植物。
まず、普通の植物にはあるはずの葉が見あたりません。
と言っても、ヒガンバナも植物なので、光合成をする葉は必要です。
ヒガンバナは、花が終わった後に葉を茂らせますが、春には枯れてしまいます。そして、秋のお彼岸近くに茎がニュ~と伸びて花を咲かせます。
花の時期には葉がなくて、葉の時期には花がない。“葉見ず花見ず”と呼ばれる所以です。
秋から春先までの、周りに競争相手となる草が少ない時期に充分に光合成を行い、他の草が茂ってくる頃から夏の終わりまでは、ゆっくりと夏眠して過ごします。
なかなかの知恵者ですね。
また、ヒガンバナは毎年花を咲かせますが、種ができません。
これは、ヒガンバナが三倍体だからです。(三倍体は、配偶子を作る減数分裂がうまくいかないので、不稔になります)
日本のヒガンバナはすべて三倍体ですが、中国には二倍体(普通)のヒガンバナがあって、これには当然ですが、種ができます。
このことから、ヒガンバナは中国原産で、稲作の伝来とともに伝わった史前帰化植物とされています。

お彼岸の頃に、突然、真っ赤な花を咲かせることや、葉がない特異な姿、さらには有毒植物であるからでしょうか、“死人花”、“幽霊花”“地獄花”などといった不吉な別名もあるそうです。
妻も「ヒガンバナって、気持ち悪くて、あんまり好きじゃないなぁ」なんて言っています。
きれいな花なのに、ちょっと可哀想ですね

ヤマトシジミ

ミヤマアカネ

ヒガンバナや赤とんぼ・・・ 赤は秋の色ですね

水草に産卵中のハグロトンボ♀
もうすぐ、お彼岸なんですねぇ


ヒガンバナは不思議な植物。
まず、普通の植物にはあるはずの葉が見あたりません。
と言っても、ヒガンバナも植物なので、光合成をする葉は必要です。
ヒガンバナは、花が終わった後に葉を茂らせますが、春には枯れてしまいます。そして、秋のお彼岸近くに茎がニュ~と伸びて花を咲かせます。
花の時期には葉がなくて、葉の時期には花がない。“葉見ず花見ず”と呼ばれる所以です。
秋から春先までの、周りに競争相手となる草が少ない時期に充分に光合成を行い、他の草が茂ってくる頃から夏の終わりまでは、ゆっくりと夏眠して過ごします。
なかなかの知恵者ですね。
また、ヒガンバナは毎年花を咲かせますが、種ができません。
これは、ヒガンバナが三倍体だからです。(三倍体は、配偶子を作る減数分裂がうまくいかないので、不稔になります)
日本のヒガンバナはすべて三倍体ですが、中国には二倍体(普通)のヒガンバナがあって、これには当然ですが、種ができます。
このことから、ヒガンバナは中国原産で、稲作の伝来とともに伝わった史前帰化植物とされています。

お彼岸の頃に、突然、真っ赤な花を咲かせることや、葉がない特異な姿、さらには有毒植物であるからでしょうか、“死人花”、“幽霊花”“地獄花”などといった不吉な別名もあるそうです。
妻も「ヒガンバナって、気持ち悪くて、あんまり好きじゃないなぁ」なんて言っています。
きれいな花なのに、ちょっと可哀想ですね

ヤマトシジミ

ミヤマアカネ

ヒガンバナや赤とんぼ・・・ 赤は秋の色ですね

水草に産卵中のハグロトンボ♀
