車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



土塔の次は同じ堺市にある「法道寺」。場所は鉢ヶ峯公園墓地(公園)横にあり、駐車場もその近辺です。

 

お寺は小さいものの、全体がなかなかの重厚感があります。まず山門。そして江戸時代の本堂。

 

その横には鎌倉時代創建、重文の多宝塔、そして同じく重文の食堂(じきどう)が並びます。人がいないからかもしれませんし、地面全体に厚く砂利が敷かれているからかもしれませんが、神聖で荘厳な感じです。

 

多宝塔はこの時期特有の安定感のあるもので、境内の外から見ても存在感があり、それ自体の細かな創りも綺麗です。小さい写真は尾垂木の上で軒を支える邪鬼で、これがなんともよくできているでしょ。

 













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今年初めての塔巡りです。昨日10日は大阪方面。朝6時過ぎに出て最初に寄ったのはIKEA!まあ、今のところ中部地方には無い店なので興味がありましたから。ここで昼頃まで過ごしたあと、堺方面へ。目的地は「大野寺土塔」です。昨年奈良の「頭塔」(日本のボルブドゥール)へ行ってから気になっていたところ。土塔は公園になっていて駐車場はありません。道路を挟んだ向かいに大野寺があり、そこの駐車場へ置かせてもらいます。

 

「土塔」は公園になっており、1辺53mと、頭塔よりも大きい。奈良時代の行基が畿内に建立した49院の一つで、2009年に1300年ぶりに復元されたというものです。(それまではこんもりとした丘のようになっていた)なんか、古代ロマンを感じるというよりは、近代のモニュメントを見ているようです。

 

「仏塔」としては日本最大ということになるみたいです。十三重の塔であり、瓦を6万枚使用。8世紀後半の創建当時は頂上に「多宝塔の上層部」のような建物があったということで、日本でほかには頭塔以外に例がないものです。ところでこの土塔は、あまり「なぜ造られたのか?」というような論議をしているように見えません。やはり普通の仏塔と同じ意味なのでしょうか?

 


「大野寺」はかつてこの土塔を含むは大寺院だったようで、現在の大野寺は閉まっていましたが、何人かの人が門の前まで来ては拝んでいました。




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