シンガポール7／千燈寺院

リトル・インディアの中にある仏教寺院、「千燈寺院」です。タイ仏教と中国仏教の融合したお寺だそう。正式には「シャカ・ムニ・ブッダガヤ寺院」。写真右で、お寺というよりは教会みたいです。



本堂があるだけですが、中には釈迦の大仏！



なんと高さ15ｍ。シンガポール１の大きさの仏像とか。極彩色で日本とはちょっと違いますが、本来日本でもどこでも仏像というのは金ぴかか極彩色。裏に回って仏像の中には涅槃像がありますが、なぜかこちらは撮影禁止でした。仏像回りには法灯がたくさんあり、これによって「千燈寺院」と言われているそうです。

シンガポール6／スリスリニバサペルマル寺院

チャイナタウンからMRTでリトルインディア方面のファーラーパーク駅で降り、すぐにあるのが、これまたヒンドゥーの寺院。スリ・スリニバサ・ペルマル寺院という言いにくい名前でした。さすがにここは奥へは入らなかったので、よくはわかりませんが、中もきれいだそうです。



こちらのゴープラムは、さきほどのスリ・マリアマン寺院よりは優雅で落ち着いていますね。



ちょっと、並べてみます。プランパナンも。
　　

なるほど、こうするとこの遥か未来の姿はプランバナンに近いかも。

シンガポール5／シアン・ホッケン寺院

次に訪れたのは、シアン・ホッケン寺院。シンガポール最古の寺院です。何の寺院かといえば、「中国寺院」。道教寺院とも言われているようですが、道教というのもなかなか説明の難しい宗教で私もよく理解していません。まあ、そういうことは置いといて、国の重要建築となっているようなので、見る価値がありますわな。細かい装飾が中国寺院らしいところ。



門のすぐ後ろが本堂で、中へ入ると、正面に天后聖母神。本堂横には明るい顔をした様々な神々が祀ってありました。

シンガポール４／スリ・マリアマン寺院

仏牙寺のすぐ近くにあるのが、シンガポール最古のヒンドゥーの寺院、スリ・マリアマン寺院。チャイナタウンにあるのは、もとはインド人が多かったせいでもあります。駅からはA出口からまっすぐのところで、雑貨屋も多いので、その姿を見るとファンシーショップかしら？と思うほど。ですが国定記念物に指定されているんですって。


手前がモスク、その先がスリマリアマン寺院、その向こうが仏牙寺と並びます。

　

この門はゴープラムという建築で、色鮮やかな神々などがぎっしりと並んでいます。シンガポールには、ここのほかにもヒンドゥー寺院はいくつかあり、みんなこんな感じです。

中へ入るのは無料ですが、写真撮影する人は３ドル要ります。また、靴も脱がなければいけません。ちょうど礼拝時間で、表には靴がいっぱい。



靴下でも良いようなのですが、実際には床は水で濡れてビタビタ、ニチョニチョ、ザラザラという状況ですから裸足しかないでしょう。あと、ウエットティッシュも必携です。

内部にも神々のフィギア？がいっぱい。

　

中の様子。まったくもって、外とは別の世界。独特の香辛料っぽいニオイもあり。

　

ヒンドゥーというのは実に興味深い宗教です。以前に訪れたブランパナンやアンコール遺跡の一部もそうですが、とここは全く雰囲気が違いますね。ビル群と一緒に見ると、それはほんとうに「飾り」みたい。

シンガポール３／仏牙寺

シンガポール２日目は、中華庭園に行っただけで、あとはホテルで過ごしました。ほんとうは丸１日ホテルでのんびりの予定だったんですけどね。ということで、お寺巡りは最終日に。まずはチャイナタウン。ホテルからは数キロなのでタクシーを使い、はじめに仏牙寺院へ。正確には「新加坡佛牙龍華院」Budda　Tooth　Relic　Temple　and　Museum　と言います。ミュ－ジアム！？たしかに３階なんかな博物館になっているらしいです。その名のとおり、仏陀の歯を納めている仏教寺院ですが、まだ2007年にできたばかりの新しいもの。なんと、公的資金が投入されているというからすごい。上後部には塔っぽい屋根もあり・・・。

　

門にはちゃんと仁王像。建物を下から見ても迫力あるがね。

　

中は金ぴか豪華絢爛。まぶしいほどです。

　

海外のお寺のいいところは、ほとんどが写真撮影に対しておおらかなところ。みんなバンバン写してました。チャイナタウンの駅にも近く、横の通りはサゴ・ストリートという雑貨屋台が並びます。

　

周りのチャイナタウンの雰囲気との調和と言おうか不調和というか、それもおもしろいですね。