車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)と言います。六華苑のすぐ近く(というか堤防沿いの駐車場は共通)の河原に七里の渡しがあり、その一角に再建された櫓で、隣にある桑名城跡とは関係ありません・・・と、いろいろわかりにくいことを書いてしまいました!要は渡船場の跡であり、歌川広重の絵にもある、「シンボルとしての櫓」があるわけです。

 

入れます。タダです。二階へ上がれます。が、想像していたような景色が見れません!シンボルの櫓ならこんな連子窓にする必要がないのではないかと思うんだけど。

 

周辺は散歩するには気持ちの良い場所で、この七里の渡跡にある鳥居も、式年遷宮ごとに伊勢神宮宇治橋の鳥居を移して建て替えているものです。

 

ところで六華苑もここも目的地として来たわけではなくて、「長島温泉・湯あみの島」へ行った帰りです(^^;)。






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 桑名市にある「六華苑」(ろっかえん)です。正式には「旧諸戸清六邸」という国重文。現在、明治以降の建築で重要文化財~国宝となっているものは全国で300棟近くあり、近くでは「明治村」に10棟もあったりしますので、それほど珍しいものでもないかもしれません。ところがここは洋館と和館(「わかん」っていう言い方はあまりしないと思うけど)が自然に融合しており、庭は回遊式日本庭園というまあ、「金閣寺」みたいな感じです。駐車場は入口横と堤防沿いにたっぷり。

 

駐車場と入口

 

庭園は思ったよりもよく整備されていて綺麗で広大だし、内部もゆっくり見学できます。入場料が310円(JAF割引あり)の割には、そのへんの「庭園を自慢する割にはイマイチで拝観料が無茶高い○○」などより、よっぽど見ごたえがあるのでおすすめ。ちょっと変わった石塔もあり。

 

 

なお、諸戸清六氏というのは山林王と呼ばれた桑名の実業家で、ここの洋館部分を手掛けたのは鹿鳴館などを設計したジョサイア・コンドルという人ということです。



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