グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

マテバシイ

2011年02月07日 | 植物
波浮の港を歩いてみると 
椿が咲いているのでヒヨドリが五月蝿い。


特に椿トンネルではぴぃーぴい ピィーピイやかましい けたたましい


少し横道にそれるとそこはマテバシイのトンネルもちろん今の季節秋の団栗が落ちているのですが、ここにはタイワンリスのお食事跡が



フウトウカズラの実です。かじると胡椒の香りがしますが辛味は有りません。市販の胡椒の粒より随分小さいです





団栗、団栗拾ってきたぞ

虫の母さんは団栗に穴お開け中に卵を産みます。
穴の開いたのは どなたが育っているのやら(わくわく)



幼虫は中実を食べながら大きくなり変態して外に出ますが、もう成長後で生き物はいませんでした(残念!)

左は中身が残っている物です。戦争中は食べたとの事で食べてみると甘味が感じられる木の実でした。

10年ぐらい前このマテバシイを使ってクッキーを商品化しようと言う方に会いましたが。今は販売されていないので中止になってしまったのでしょうね。

落ちてすぐの団栗の実は柔らかくかじれますが、1年前の団栗は硬くて歯が立ちませんでした。
“え!又食べたの” って   
いえいえ、団栗笛を作ろうと採ってあった団栗を加工したときに中身が乾燥して硬く取れなかったことがありました。

昨年調べたことで、『マテバシイの蒔き時は?実が落ちた時』とありました。中身の水分が抜けて硬くなっては芽が出ないということなのですね。(中身が食べられる時は発芽可能?)ってやはり食べオチ  ご馳走様(しま)


コメント
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