ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

教会もクリスマスの準備!!

2013-12-01 23:54:52 | カトリックの信仰
         

カトリック教会では、今日の日曜から待降節と言って、12月24日のイエス様降誕を待つ期間に入ります。
世の中は11月の初め、あるいはこの頃はハロウィンが終わるとクリスマスツリーやイルミネーションが始まり、忙しなく年末に向けて走り出します。教会はまだ準備の4週間を経て、やっとクリスマスを祝うのです。

今日ミサに与ったのは東京の三軒茶屋教会です。今日の目的は旧知のシスターにお会いすることでした。
十年前に異動でインドネシア、インド、ナイジェリア、そして今はシェラレオーネにいらっしゃるシスターと久しぶりにお会いできるチャンスが、この朝ミサとその後の数時間しかありませんでした。

まず、ミサの説教:この朝ミサ、原則は子供向けのようでとっても分かりやすくクリスマスを迎える準備のことを話して下さいました。
イエス様はベトレヘムの馬小屋で生まれます。聖堂内には待降節に入るので昨日馬小屋が飾られました。でも、マリア様もヨゼフ様も、羊飼いも動物たちもいるけれど肝心の幼子イエス様のご像はありません。イエス様が生まれるのはまだ先です。今日から私たちは、イエス様の降誕を待つ季節に入ります。
待つということは信じることに繋がります。信じることは希望に繋がります。あなたたちが学校から帰ったらお母さんが家にいる、夜になったら夕御飯が用意されると信じているから楽しみに待つことができるでしょう。
希望は何に繋がるでしょう。希望が実現するには準備が必要です。お客様を迎える時に部屋を片付けたり、掃除をしたり、美味しいご馳走を用意したりするように、イエス様を迎えるには心の準備が必要です。
これからの4週間を私たちは心を整えて、イエス様を迎えるのにふさわしい準備をしながら過ごすことにしましょう。
・・・・メモなしで記憶にとどめるにはもっと早く書き留めるべきでした。本当に簡単な要約ですがその時に感じた良いことを伺ったお得気分が伝わるといいな、と思いますが・・・

そして、その後はシスターとおしゃべりタイム。たった一杯のコーヒーで、シスターの任地の様子、土地柄や人々の様子、季節感とかをいっぱい一杯伺って、さらに久しぶりに帰国されて感じる日本の憂うべき状況とか、そしてちょっぴり教会の話、信仰の話・・・遠くても同い年、何となく肌感覚が似ているのが嬉しく、あっという間にお別れの時間になりました。

シスターはやっぱり修道者です。任地を上長に打診されて、すぐに異動の経験もあるので20㎏のスーツケースに入るものしか持たないようにしていらっしゃるそうです。そのためにも年末には要らないものを全部燃やしてしまうと。断捨離など必要ない生活です。身を軽くしておくことは心も軽くなるのだと思います。勿論、色々な難題にぶつかり、シスターだって思い悩む時もあるでしょうが、でもきっと思いは一つ「神様に信頼して、できることを少しだけして、祈って待つ」とシンプルなのだと思います。

すっぴんのお肌もツルツルで、今度いつお会いできるか分からないですけれど、次回には私もスーツケース一つとは無理にしても心身ともに、また霊的にもシンプルになっていたいなと思いながら、何となく清々しい気分で帰途につきました。

どうぞ、お元気でシェラレオーネでシスターらしくイキイキと過ごされますように。お忙しい合間にお会いできて本当に嬉しく思います、ありがとうございました。


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