このブログでも、エボラ出血熱収束のためにお祈りをお願いしましたが、シェラレオーネ在中の友人のシスターから12月通信が届きました。小さな一歩の積み重ねでシュウソクヘノ一歩が見えてきた嬉しい内容でしたのでシェアしたいと思います。
各地での取り組みが進み、新しい患者が出ないことを祈りたいと思います。
12月通信
今日は、支援者の皆さんにKailahunより、です。
本当に今の状態は、待降節・救い主を待つ季節、そして、“Na God hear us
!"(神様が祈りを聞いてくださる)と信仰のうちに、このエボラの終息を待っています。
今、私は、養成院が有り、またエボラが最初に発症したKailahunに来ています。
ここには、「国境なき医師団」によって創設された最初のエボラ治療センターがありますが、3日前にこのセンターから最後の患者が退院しました。このまま、あと39日間(21日間の2倍の42日間)、新しい感染者がでなければ、Kailahunには「エボラフリー」の証明書が発行されます。5月にここに来たときは、まだエボラの話はありませんでしたので、ここにこぎ着けるまで6か月かかったことになります。この計算で行くと、Lunsarでこの話を聞くのは、新年の2月末、エボラフリーにこぎ着けるのはさらに1か月半先の4月でしょうか。
今、どこの地区も、それぞれの地区を守る気概のあるチーフ(酋長さん)のいるところでは、他の地区からの訪問者は、チーフのところにあいさつに伺い、氏名、訪問目的を知らせて、滞在許可を願わなければなりません。これをしないと罰金です。
私も、ここの修練院のシスタージョセフィンとKailahunのチーフのところに御挨拶に伺いました。ちょっと太めのとても柔和な酋長さん。この日に至るまでの市民の無理解に苦しんだこと、特にお葬式に関して、一番難しかったそうです。しかし、現実に多くの方々が感染し、亡くなるにつれ、人々は忍耐強く彼の指揮に従い、”Don't
Touch "(接触するな)を守り、感染の拡大を減らしていったのだそうです。
救い主イエス・キリストのお誕生を祝うクリスマスを前に、この朗報に接し、希望を持って祈り続けるここの人々の信仰に深い感動を覚えます。
どうぞ、新しい年も、みなさんのお祈りを心からのお願いいたします。
新しい年・2015年が、皆さんにとりまして希望に満ちた一年となりますよう、シエラレオネから、お祈りいたします。
各地での取り組みが進み、新しい患者が出ないことを祈りたいと思います。
12月通信
今日は、支援者の皆さんにKailahunより、です。
本当に今の状態は、待降節・救い主を待つ季節、そして、“Na God hear us
!"(神様が祈りを聞いてくださる)と信仰のうちに、このエボラの終息を待っています。
今、私は、養成院が有り、またエボラが最初に発症したKailahunに来ています。
ここには、「国境なき医師団」によって創設された最初のエボラ治療センターがありますが、3日前にこのセンターから最後の患者が退院しました。このまま、あと39日間(21日間の2倍の42日間)、新しい感染者がでなければ、Kailahunには「エボラフリー」の証明書が発行されます。5月にここに来たときは、まだエボラの話はありませんでしたので、ここにこぎ着けるまで6か月かかったことになります。この計算で行くと、Lunsarでこの話を聞くのは、新年の2月末、エボラフリーにこぎ着けるのはさらに1か月半先の4月でしょうか。
今、どこの地区も、それぞれの地区を守る気概のあるチーフ(酋長さん)のいるところでは、他の地区からの訪問者は、チーフのところにあいさつに伺い、氏名、訪問目的を知らせて、滞在許可を願わなければなりません。これをしないと罰金です。
私も、ここの修練院のシスタージョセフィンとKailahunのチーフのところに御挨拶に伺いました。ちょっと太めのとても柔和な酋長さん。この日に至るまでの市民の無理解に苦しんだこと、特にお葬式に関して、一番難しかったそうです。しかし、現実に多くの方々が感染し、亡くなるにつれ、人々は忍耐強く彼の指揮に従い、”Don't
Touch "(接触するな)を守り、感染の拡大を減らしていったのだそうです。
救い主イエス・キリストのお誕生を祝うクリスマスを前に、この朗報に接し、希望を持って祈り続けるここの人々の信仰に深い感動を覚えます。
どうぞ、新しい年も、みなさんのお祈りを心からのお願いいたします。
新しい年・2015年が、皆さんにとりまして希望に満ちた一年となりますよう、シエラレオネから、お祈りいたします。