ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

真鱈は昆布〆に、白子は吸い物と和え物に変身!

2014-01-21 23:23:59 | 料理
      

昨日の真鱈は・昆布じめ(刺身)と菊子と柚子のポンス和え
・菊子の吸い物 すっぽん仕立て   になりました。

    

そしてもう一品は
・万寿かぶらの椀物  飾り包丁の技

今日もみんなでワイワイと楽しくお料理しました。

先週、家にずっといて集中しなくてはいけない状況だったのですが
昨日からの今日の下ごしらえや食材の準備、持ち物の点検への気持ちの昂揚感と緊張感は何だか自分が生き生きとしているように思えて、自分がお料理に向かうことが本当に好きなのだなぁと思いました。

本当は、もっと勉強して精進しなくてはいけないのだと思うのですが、一つでも新しいことに触れ、楽しく作って、綺麗に盛り付けして、美味しく頂けるお料理がただただ好きなのでいいかな、と思うのです。

今日は、まず真鱈のお刺身を今まで食した記憶がない方ばかりでしたので、悪天候で漁がシケルと入ってこなかった可能性もあるので本当にラッキーでした。そして昆布の味がしっかりついて、食感がもっちりしていて美味しい出来になって喜んでいただけました。

白子がどうして雲子と言い、菊子というのだろう?という素朴な質問もあったり・・・色が白い鱈のオスの精巣のことを白子と言いますが、姿形が雲のようなので雲子と言い、さっと湯通しするとぷくっと開いて菊の花のようにも見えるので菊子というのだと思います。

今日のもう一つのハイライトは蕪に飾り包丁を入れて、万寿菊に作っていく勉強をしました。本当に一人ひとり模様が違ってイニシャルも彫っておいたら?と言うほど個性があります。包丁をⅤ字に放射線状に入れていくだけなのですが性格が出ますね。単純作業で無心になさる方、一本の切り込みを入れるたびに慎重になって行く方、大胆に大きな模様になっていく方、見た目に美味しそうに出来上がればいいのですが細かいからいいという訳でもないようです。今日の一回だけではなくてお家で家族の分も作っていくと包丁の手元が確かなものになっていくでしょうね。

お料理も習って慣れるのが一番です。