年初に思いもよらない病気が見つかりました。
家族の努力の結果、奇跡的な出会いを得て、名医の手術を受ける事ができ、一命をとりとめて現在に至っています。
手術前と手術後では自分の意識に大きな変化がありました。
手術前の私は、自分の最期に付いての認識が曖昧で、理由もなく最期はまだまだ先と漠然と思っていました。そして最期を意識することは、悲観的になり、生きる事に後ろ向きになる状態だと考えていたように思います。
手術後の私は、生きていること事態が奇跡のように感じられ、最期を意識することは、生きる喜びに繋がることだと実感しています。
健康への関心が深まった結果、身体の仕組みに興味を持ったり、その延長で料理にも今迄と違う視点で関心を持つことができ、それを入り口に世界の文化や風習にも目が向くようになり・・・・・と前向きな気持ちで生きることができています。
先日、生のヒムロスギで創られたクリスマス・リースの贈り物が届きました。主人が亡くなってからクリスマス飾りの小物達も出番がなかったのですが、ヒムロスギの香りを分けてあげようと出してみました。
小物達が香りにつられて集まって来て、喜んでいるように見えて嬉しくなりました。
来年も未知の体験を愉しみながら生きてみたいと願っています。