開業時の姿に接して
先日ブリヂストン美術館に行く機会があって、ついでに評判の東京駅丸の内側を見学してきました。
約100年前の開業時の姿に復元された丸の内側東京駅は予想以上に素敵でした。
丁度夕刻で、刻刻と変わる空の色と共に輝きを増す建物に圧倒されました。
東京駅丸の内北口の前のオフィスビル丸の内オアゾ一階入り口近くに約100年前に東京駅舎を設計した辰野金吾の銅像が座ったベンチがありました。復原された駅を眺めているような情景も愉しめました。
50年前、仕事で丸の内ビルにお使いに行った頃を、昨日の事のように思い出し、心地よい風に吹かれたひとときでした。
後に、復元工事費用(約500億円と新聞などで伝えられている)はJR東日本などが「空中権の売買」を行って捻出されたと知って、現在の建築事情(特例容積率適用区域制度)にも触れることができました。