フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ゲラニウム、カタナンケ (アダージョの森の花たち 7月第4週その6)

2015-07-24 | アダージョの森

ゲラニウム

 ゲラニウムが好きで色んな種類の苗を植えてきた。この花もジョンソンズブルーに似ているが、
ゲラニウム・オリオンだったかな。森の中なので、成長はゆっくりしているが、確実に大きくなってきている。

カタナンケ

「カタナンケ」さんが拙ブログに投稿するまでは、カタナンケという花は全く知らなかった。

ドイツに旅行したときにカタナンケの種を売っていたので買ってきた。私がアダージョの森にその種を播いたが全く発芽しなかったが、
Kitahoさんにプレゼントした種が見事に発芽した。それから2年経って、今年ようやくカタナンケの花が咲いた。

寒さと乾燥に強いが、酸性土壌では育ちにくいという。花の形と色が独特だ。


カシワバアジサイ、ノリウツギ (アダージョの森の花たち 7月第4週その5)

2015-07-23 | アダージョの森

カシワバアジサイ

 アダージョの森に3本の苗木を植えたが、全く花を咲かせる気配がなかった。寒冷地では咲かないのかと勝手に
思っていたが、今年南側の日当たりのいいところの苗が、ようやく花をつけてくれた。
来年に向けて、森の中の日当たりの悪いところの苗は、日当たりのいいところに移植しよう。

ノリウツギ

 アダージョの森に来て初めてノリウツギに出会ったときは、その美しさに感動を覚えたものだ。

年によって、よく花が咲くときとあまり咲かないときがある。冬の寒風にあたると花つきが悪くなると言われている。

ノリウツギも、カシワバアジサイと同じアジサイ科アジサイ属だ

 


ヤマオダマキ (アダージョの森の花たち 7月第4週その4)

2015-07-22 | アダージョの森

ヤマオダマキ 

八ヶ岳の野山のいたるところに自生している。梅雨のころから、スクッと茎が立ち上がってきて
薄黄色の花を咲かせる。自生しているだけあり、強く、こぼれ種でどんどん増える。

家を建設したときに花壇に植えたものが、いつの間にか、周辺に広がってきた。

空中に浮いている姿が、独特で美しい。


オカトラノオ、カライトソウ (アダージョの森の花たち 7月第4週 その3)

2015-07-21 | アダージョの森

オカトラノオ

太い根本から、細い先までの流れが美しく、すっきりした花の形がいかにも心地いい。

庭のいろんなところで立ち上がってきている。一つ一つの小さな花もきりっとしていて、気品を感じさせる。


カライトソウ

カライトソウというものの、日本特産の植物だ。

ワレモコウと同じ仲間で、絹糸のような細い糸が美しい。


クモキリソウ、イチヤクソウ (アダージョの森の花たち 7月第4週 その2)

2015-07-20 | アダージョの森

アダージョの森の東側は、高木が鬱蒼と茂っている。その林床には、森の中でしか見られない花が咲いている。

初夏に小さな可愛い花をつけたマイヅルソウの群落。

クモキリソウ マイヅルソウの群落の中に咲いている。蜘蛛切草、とも雲霧草とも呼ばれている

面白い形のラン科の花だ。蜘蛛のような足が出ているとも見えるし、森の中に浮かぶ雲か霧のようにも見える、ということだろうか。

イチヤクソウ 梅の花に似ていて小さな花をつける。乾燥させたものが、生薬の鹿蹄草(ろくていそう)だ。

ひとつの薬草で多くの病気に効くことから、一薬草の名になったと言われている。