フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

今年も煙突掃除三人組がやってきた

2013-09-22 | 人々との交流

今年も、煙突掃除三人組がやってきてくれた。今日から2日間は彼らとの楽しい生活が始まる。朝10時過ぎにアダージョの森に着くや、「さぁやりましょう」と早速煙突掃除に取り掛かってくれた。まずは、煙突下部のネジを外して、下部の煙突を外す。

外した後に、煤集めようのナイロン袋を装着する。用意ができると、外に出て、屋根に登り、煙突の頂部を外す。これをロープで下に降ろす。

外した煙突下部には、あたかも血管のコレステロールかのような煤がこびりついている。

これらの煤を取るのは私の分担だ。

その後、煙突の先から、煙突掃除用のワイヤブラシを差し込んで、ごしごしこすりながら下におろしていくと、

 煤がナイロンの袋に落ちてきた。500グラムほどあった。

煤を落とした頂部を取り付け、煙突下部を元のように止めると、2013煙突掃除は無事終了した。この間ほとんど1時間もかからなかった。

少し休憩しましょうかという、私の提案も聞き流して、「続いて、薪割りをやりましょう」と今度は薪割りを始める。これまで作った丸太をあらかた割り終えて薪小屋に積み上げてくれた。これで、今年の冬のストーブ用の薪はだいぶ確保された。おお助かりだ。

すべての作業が終わってから、いよいよ、庭でのガーデンパーティとなる。今日の料理は多彩だ。まずは生きモズクカニをゆでて、カニみそを食べる。

バーベキューコンロの上では、岩カキが、焼いているいい香りがしてきた。

 

テーブルには、手作りのサバ寿司がならんだ。ズラッと飲み物が並びいよいよ乾杯だ。私は、乾杯のあとは、ノンアルコールビールで我慢する。

ガーデンパーティをやっているとその旨い匂いを嗅ぎつけて、蜂がやってきて仕方がない。最後にモズクガニのうまみが凝縮した味噌汁をいただいて、ガーデンパーティを終えることにする。

部屋に戻り、一風呂浴びてからは、二次会だ。おいしい焼酎が手に入りました、というので、見てみると、なんとなんと、かの「森伊蔵」ではないか。これは驚いた。プリン体の少ない焼酎なら、少しだけなら、いいだろうと、私も「ほんの」少し飲ませていただいた。香りとコクが何とも言えないおいしい焼酎だ。

 

 


フルートTORIO第2回練習会

2013-09-21 | フルート

昨日に続いて、今日もフルート練習会を行う。

今日は、八ヶ岳の西側からohimajiさんが、甲斐駒ケ岳の麓からブルーベルさんがやってきていただいて、三人でフルート三重奏の練習を行った。11月30日に清里のゲストハウス「ミュー」さんで、恒例の「落語高座」があり、その前座としてフルートを演奏させていただくことになっている。今年は、3回目になるが、それに向けての初めての練習会だ。

練習した曲は「母さんの歌」「白い恋人たち」「いつも何度でも」「故郷の人々」「埴生の宿」の5曲。「母さんの歌」「白い恋人たち」は、なかなかいい感じで演奏できた。「いつも何度でも」は演奏時間が長く、トリルも頻出して、結構難しかった。これは、かなり練習しなければまとまらない、と思われる。
残りの愛唱歌は、よくなじんでいる曲なので、何とかなると思っていたが、意外や、編曲の楽譜が簡単ではなかったので手こずってしまった。

練習時間が午前中しかないので、今日は、とりあえず曲をざっと流すことにする。パート決めを行ない次回の練習会までに、与えられたパートを練習しておくことになった。全体の演奏時間が30分ほどなので、曲の組み立てをどうするか。三重奏ばかりでは難しいので、二重奏を3曲ほど演奏すれば、いいかな。

ohimajiさんが帰ったあとも、ブルーベルさんと私で二重奏の練習を行う。ブルーベルさんから、私のフルートの持ち方ーー右手小指に力が入る、内側に回りすぎている、ーーについて、改善するように教えていただいた。なるほど、力を抜いてフルートを支えるということか。長い間、自己流の悪い癖がついているので、これを直すのには、だいぶ時間がかかりそうだ。

ohimajiさんにアレンジしていただいた「花は咲く」はなかなかいい二重奏だ。「時代」はリズムが難しく、二重奏では少ししんどいかな。10月の中旬の次回練習会までに練習をしておきましょうということで、第2回練習会を終えた。

 


Yさん宅でのフルート三重奏

2013-09-20 | フルート

今日は、鈴木フルート教室に通う生徒三人で、初めてフルート三重奏の練習を行った。
メンバーは、Yさん、いつものフルート友達Fさんと私だ。

Yさん宅に1時過ぎに集合。初めて寄せていただいた。木工が趣味のYさんは、工事のため庭に生えていたヤマザクラを伐採したが、それを使って、見事な木のベンチを作っていた。残念なことに、話に夢中になったためその写真を撮るのを忘れてしまった。お話をしたデッキの横には、カエデの木があり、紅葉の時期になると見事に紅葉するとのことだ。

 


しばらく奥さんをとご一緒に八ヶ岳ライフの話をしたあと、「それではやりましょうか」ということになり、部屋に入って練習をした。まずは、いつもやっている、二重奏の曲を3人で2パートに分かれて練習する。
「大きな古時計」「G線上のアリア」「なき王女のためのパヴァーヌ」「アメイジング・グレイス」、この中では「アメイジング・グレイス」がうまくまとまった演奏ができた。

続いて、三重奏は「白い恋人たち」。私が持ってきた楽譜で、他の二人は初見だったので、少し合いにくい演奏になった。

Yさんの譜面台は、立派な木製の大きなものである。偉丈夫のYさんにはぴったりの大きさで、その譜面台には、自分の演奏をチェックする鏡がついているのには感心した。次の練習日(10月20日)までに、各自練習しておきましょうということで、お別れした。

 


アルテ28課NO1の曲を終える

2013-09-18 | フルート

台風が行ってしまった朝は、涼しいのを通り越して、寒くなってきた。外気温は11度、今日もいい天気だ。

早速朝日に輝く、山々を眺めよう。秋の南アルプスは、空の青さが深まっただけ、美しさも増してきた。

振り返ると八ヶ岳の主峰赤岳、肩の小屋と頂上小屋がよく見える。

朝のうちは、倒れていたクレマチスの棚を元に戻して、とりあえずの応急処置をした。伐採木で作った棚は、土への埋め込みが甘く、もう少ししっかりしたものに変える必要がある。今日の作業はそこまででおいておく。

昼からは、2週間ぶりのフルートのレッスンだ。アルテ28課のNO1の曲だが、♭5つ(変ニ長調)と臨時記号、独特のリズム、高音のFisなどの課題。特に高音のFisを出すのに力が入ってしまうのが問題だ。先生からむしろ、小さな音で出すようにとの、指摘があり、その練習を何度かやった。そのあと先生と二重奏をやると、まぁ何とか最後まで、それなりに吹くことができた。先生から、「これはいいことにしておきましょう」と言っていただき、○をもらうことになった。

続いてNO2、NO3の曲を先生に吹いていただいた。来週はNO2の曲となる。

レッスンから帰ってきて、森の中を歩いてみると、なんとなんと、シラカバの大木がバッサリと根本から倒れているではないか。しかも、倒れてきた重みで、ミズキが途中から折れてしまっていた。

夕方、地元のAさん宅を訪れた時の話では、台風は丁度アダージョの森の上を通過していったとのことだ。もし、台風の通過しているときにいたならば、さぞかし樹木は物凄い音を出して倒れたのでろう。


台風一過の清里に戻る

2013-09-17 | 日記

急用があって大阪に帰っていたが、今日八ヶ岳に戻る。台風一過とあって、2週間ぶりの諏訪湖には、気持ちいい青空が広がっている。

いつも通り、長坂インターで降りて、スーパーオギノで食材を買いだす。そこから清里に行く途中、色づいてきた田んぼの向こうに富士山が美しく浮かんでいた。

アダージョの森につくと、台風18号の影響が出ていた。入口には太い枝が飛んできていて、鹿避けネットのポールが折れている、進入路にもあちらこちらで、大小の木の枝が散乱していた。家の周りの庭も同じように、木の枝が散乱しているが、家そのものには被害はなかった。

畑に行ってみると、キュウリの棚が大きく傾き、トマトやピーマンの苗が倒れていた。コスモス、巨大なヒマワリも根こそぎ倒れているので驚いた。

明日からは、畑の立て直し、散乱した木の枝の拾い集めなどの作業が待っていて、忙しくなってきた。西の空には、美しい夕焼けが広がっていた。