フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

白駒池の紅葉

2010-10-13 | 趣味

今日もいい天気になった。外気温13度、室内18度、湿度60%。なんとなく暖かい。

朝食は、昨夜セッティングしておいた炊飯器に栗ご飯が炊けている。



朝食は栗の炊き込みご飯、笹カレイの一夜干し、地元の農産物販売所で売っていたハナイグチ入りの味噌汁だ。純和風食は、身体にやさしく美味しいのがいい。





今日は、10時から陶芸、10時30分からフルートのレッスンがある。それで朝食後、フルートの練習をしておく。ソノリテでロングトーンをした後、「毎日の練習」NO1、テンポ88パターン3だ。その後、アルテ第16課の曲をやっておく。

 

10時に妻を陶芸工房へ送る。その後、フルート教室へ。今日もソノリテから始める。まず出そうとする音のアンブッシャを作り、Pで音を出す、それをクレッシェンドして次の音にフォルテでつなぐ、その音をデクレッシェンドしていく。このデクレッシェンドが難しい。音を弱くすると、音が不安定に揺れてしまう。出している音を動かさずにそのまま小さくしていくことは、簡単ではない。息が切れるまで待たずに、フルートをやや外側にして、息がフルートに入らない形を作り、息を出していても音にはならないようにして、音が消えていくのだ。このデクレッシェンドの練習を何度かする。

次はアルテ16課の2の主題と変奏。変奏2の3連符は、スタッカートをきかしてリズミカルに演奏する。メロディーラインの主要な音を意識する、盛り上げるところはクレッシェンドしてはっきりと盛り上げる、などの指示あり。

変奏3は16分音符の演奏がポイント。少しテヌート気味にはっきりと音を出す。C~Eの跳躍が濁るので、何度も練習する。この変奏は、スタッカートとレガートがあり、その違いを演奏ではっきりと出すことが求められる。スタッカートの所が、ともすれば滑って早くなってしまうのを注意して、テンポを守ること。曲想の違いを浮き上がらせるように気を付けて演奏する。

変奏4はスタッカートの練習だが、これも、ダラッと演奏するのではなく、スタッカートをきっちりと響かせることが大事だ。そこまでやって、今日のレッスン時間が終わった。

その後、金田一図書館に本を返しに行き、妻を迎えにいく。丁度今日の作品が出来上がったところだった。今日も、コーヒーカップとソーサーを作っていた。前回作ったのが向こうに1セットあり、今日で2セット目だ。

昼ご飯はどうしようかと車を走らせていたら、「森ピカ」という蕎麦屋が目に付いたのではいることにする。いつも側を走っているので、一度は入ってみたいと思っていた店だ。

店内は棚田を見降ろす広い空間になっている。絵画や、衣服などもギャラリーも併設していた。妻はざる蕎麦、私はもり蕎麦の大を注文する。

「新蕎麦ですか?」と聞くと、新蕎麦ではないとのこと。しばらくすると蕎麦が出来上がってきた。見るからに量が多い。「量が多いですね」と主人に言うと、「うちは他より多いはずだ」とのこと。食べる前に香りを嗅ぐ。すこし蕎麦の香りが弱いか。食べてみると腰が強い感じ。というか、かなり堅めに湯がかれている。これはどうかな。これをおいしいという人もあるだろうが、私には、少し強すぎるような気がした。これを腰が強いのと、どう区別するのかな。

先日、ぺんしょん「アルビオン」さんと出会ったときに話題になった紅葉の名所白駒池、「早くいかなければ、時期を逸しますよ」、という言葉を思い出し、天気もまあまあなので白駒池へ車を走らせることにする。道はR141をまっすぐ北上する。車のナビに「シロコマイケ」と入力しても出てこなかったので、地図からポイント登録することにした。

R141から左折してからが長い。ようやく、舘さんお気に入りの小海リエックスに着いた。あたりは黄葉したシラカバ林で、その中に赤く紅葉したカエデが美しい。ついでに、ホテル、温泉も回ってみた。確かに、見晴らし、雰囲気、静けさのあるいい温泉だ。しかし、ここまでは、さすがに遠い気がする。

小海リエックスを後にしてさらに走ると、ようやく、白駒池駐車場に着いた。平日とい言うのに駐車場にはかなりの車が止まっている。駐車料金は500円だった。駐車場から山道に入る。トウヒ、シラビソ、コメツガの森は、美しい苔で覆われている。

15分ほど歩くと、白駒池に着いた。標高2115mの表示板がある。空が曇ってきたので、池の面は暗いのが残念だ。カメラマン・ウーマンが実に多い。デジタル一眼レフに高価な望遠レンズを装着している人も結構いる。

言われた通り、残念ながら白駒池の紅葉は盛りを過ぎていた。それでも池の端のカエデやヤマツツジなどが色鮮やかに紅葉していた。

池に沿って白駒荘から、青苔荘まで木の歩道を歩く。青苔荘は、懐かしい山小屋の雰囲気だった。

時間が遅くなったのでそこから駐車場へ折り返した。駐車場のトイレは有料で50円だった。空の羊雲が美しい。

その後、ナビに帰路を入力すると来た道を帰るルートを指示するのだが、同じ道を走るのもどうかと思い、蓼科回りで帰るこにする。先日行ったバラクラを経由地に設定する。道の両側は、紅葉が進んでいる。カラ松もかなり黄葉していた。しばらく走ると、奥蓼科温泉郷、プール平、蓼科湖などを通過する。このあたりは昔よく行ったところだ。どんどん下ってバラクラまで下りてきた。そこからは先日走った道を戻るだことになる。カーナビは小渕沢から八ヶ岳高原道路を走るように指示するが、くねくね道で走りにくいので、レインボーラインを走ることにする。途中、ヒマワリで食材などを買い、5時過ぎアダージョの森に帰ってきた。

今日の夕食は、栗ご飯とサムゲタン味のほうとうだ。これも異色の組み合わせでなかなか面白い味になった。

 

 


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2 コメント

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Unknown (palmama)
2010-10-14 23:33:47
山栗さんこんばんは。

わ!!朝から豪華なお食事ですね。
朝食にご飯は旅行の時くらいかな?
パンを焼くのが好きでいろんなパンに挑戦しています、もちろん試食係は主人です|ω・`)プッ♪
陶芸をしているので器が和風ですが洋食にも粘土の器は意外とマッチするものですよ。
私も今日は陶芸教室でした、生涯大の教室なので焼きあがるころには何を作ったのか忘れているほど時間がかかります。

家には小さな窯があるので普段の食器は間に合いますが、山栗さん今度は窯作りにも挑戦してみませんか?
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ゆっくりした時間 (山栗)
2010-10-15 06:26:53
palmamaさん、お早うございます。

勤めていたときは、バタバタしていて余裕が無い生活だったのが、今は時間がゆっくり流れているのですよ。二人の話題は、「○食何にする?」から始まりますからね。

palamamaさんはパンも焼かれるのですか。妻も一時はよくやっていましたが、最近はとんと「試食」していませんね。

陶芸は焼きあがるとまた感じが変わるらしいですね。「窯作り」!、そんなこと言うと、妻は泣いて喜びますよ。窯があるのが当たり前のように思ってしまいますからね。
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