フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

カシワバアジサイ 円錐形の花房

2019-07-11 | アダージョの森
庭に、カシワバアジサイの花が咲いた。
カシワバアジサイは、北アメリカ東部原産のアジサイの仲間で、カシワに似た形の5~7つに深く裂けた葉、円錐形の花房が特徴的。
いつかの花が一斉に咲くと、花が大きいので豪華だ。
 
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)
アジサイ科(ユキノシタ科)アジサイ属
学名:Hydrangea quercifolia
原産地 北アメリカ東部
 
 
アダージョの森では、3か所でカシワバアジサイを育てている。そのうちの2か所では、数年かかってやっと花が咲くようになった。
中央ガーデンのカシワバアジサイは、ヤグルマソウと一緒に育っていて、どちらも大きくなる花だから、混じってしまった。
花は、ヤグルマソウが先に咲き、その後にカシワバアジサイが咲く。
 
 
 
西側、ヤマザクラの木の下に育っているカシワバアジサイは、日当たりの悪いところなのだが、何故か、一番最初に花が咲いた。
 
 
カシワバアジサイは少しずつ株を横に広げているので、そろそろ、ヤグルマソウと棲み分けなければならないな。
 
 
それに、東側の日当たりの悪いところにある株は、少し日当りのいいところに移植しなければ、何時まで経っても花が咲かないのでかわいそうだ。

クモキリソウ 少しずつ群落が広がってきている

2019-07-11 | アダージョの森
今年も森の中にクモキリソウが咲いている。
実にユニークで楽しい形をしている、ラン科の花だ。森の中では、少しずつ株数が増えていっているようだ。
 
 
今年の1月にクモキリソウの生えているエリアの樹木を少し伐採したことにより、光の射しこみ量が増え、延びた雑草でクモキリソウが隠れてしまうというようなことが起こった。あたりの雑草を抜いたのだが、果たして、樹木の伐採はクモキリソウにとっていいことなのか、どこまでなら許されるのか、少しずつ様子を見ながら、森の手入れをしていかねばならない。
 
 
 
面白いことに、数年前からクモキリソウが家の側で咲くようになった。
それが少しずつ増えてきているので、側を通る時に踏んでしまわないように気を付けなければならない。
 
それだけ自然が豊かなことなのであろう、と喜んでいる。
 
 
 
クモキリソウ 
別名:蜘蛛切草、蜘蛛散草、雲霧草 
学名:Liparis kumokiri F.Maek.
ラン科 クモキリソウ属