フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

夏の八ヶ岳雑木林の花たち マツムシソウ ムスクマロウ

2018-07-17 | アダージョの森

今まではヤマアジサイを紹介してきたが、これからは、夏の八ヶ岳雑木林・アダージョの森の花たちを紹介していこう。

私たちの雑木林をいくつかのエリアに分けていて、南側の庭は「Harmony Garden」と呼んでいる。まずは、このエリアで見かける花たち。

 

手前に、「高原の秋の花」藤色のマツムシソウが咲き始めた

マツムシソウ(松虫草)
マツムシソウ科マツムシソウ属
学名:Scabiosa japonica

 

マツムシが鳴くころに咲くから、マツムシソウと名付けられている。秋の高原を代表する花だが、アダージョの森では、夏から咲き始める。

マツムシソウは日本固有のスカビオサの仲間だ。アダージョの森の他のスカビオサは、春に咲いていた。この薄い藤色が何とも言えず美しい。背が高くなるので高原のような雰囲気が出る。最初に、苗を買ってきて育てたら、その後、種が落ちて自然に株が増えてきている。確かに強い花だ。

 

ムスクマロウ

アオイ科ゼニアオイ属
学名:Malva moschata
別名:ジャコウアオイ

この柔らかい質感と薄いピンクの花が、素晴らしいと思う。是非、我が家でも増えてほしいと思っていたら、何時しか、こぼれ種で、少しずつ苗が増えるようになった。嬉しい限りだ、ジャコウオアイの別名があるとおり、ほのかに香る。