フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ドイツアルプスを歩く

2012-07-08 | ドイツ旅行

朝起きると、すっきりした青空が広がっている。それなら、ドイツ・オーストリアの国境に広が、ドイツアルプスを訪ねよう。
当初は、オーバーアマガワに行こうと思っていたのだが、ムルナウで乗り換えるのが面倒になり、予定を変更して、ミッテンヴァルト行きの列車が来ていたのでそれに乗ることにしよう。ミュンヒェン発を時32分に発車した。日曜ということもあり、ハイキング客が多い。2時間ほど乗車するとアルプスの麓の雰囲気が出てきた。


程なくミッテンヴァルトに到着。


駅は今、改造中だった。


ミッテンヴァルトはヴァイオリンの村として有名だ。村の中に大きなヴァイオリンの彫り物が立っていた。


しばらく美しい村の中を歩く。バイクで来ている人が多かった。


村の中央に教会がある、


村のいたるところに花が植えられていた。


お腹が減ってきたので、公園で、ランチを食べる。その後、村を見下ろして聳えるカーヴェンデル山(2385m)に登るロープウェーに乗る。
頂上駅に着くとそこは広いカールになっていて、ハイキングコースがあった。既に沢山のハイカーが山に登っていた。

私たちも、少し歩くことにする。暑くも寒くもない快適なハイキングだ。道は整備されていて歩きやすい。


稜線に出ると、それまでは見ることのできなかったアルプスの山々が見えるようになってきた。すごい迫力である。




山道には、高山植物が今を盛りと咲いていて美しい。






カールの稜線をぐるっと回って、ロープウェーの駅に降りてきた。


ミッテンヴァルドの村が箱庭のように美しい。

頂上駅に戻ってきてゆっくりと休憩する。ビールとアイスを注文した。


その後ロープウェーで降りてきて、16時37分発ミュンヒェン行きの列車に乗った。18時30分ほどにミュンヒェン着。たっぷり歩いたので今日は疲れてしまったので食事はホテルの自室で食べることにしよう。ミュンヒェン中央駅から臨時運行バスに乗って、ローゼンハイマープラーツに戻ろうとしたら、そのバスはまったく違うルートを走って、ミュンヒェン東駅に着いてしまった。そこからローゼンハイマープラーツまで引き返す。駅のスーパーで買い物をしようとしたら、なんとスーパーは日曜日は休みだ。仕方がないので、街角のイタリアンレストランで食事を取る。注文したスパゲッティものすごボリュームで食べきるのに苦労した。