フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

原書で読む赤毛のアン第4巻「Anne of windy poplars」

2009-07-03 | 濫読

第4巻は、AnneからGilbertへの手紙という形を取って3年間のSummersideの生活を綴っている。この第4巻は、赤毛のアンシリーズを書き終えた後に、この時期のアンの生活が抜けているからということで、書き加えられたものである。多くの人が次々と登場してくるのでフォローするのが大変だ。

第4巻のAnneは、そんな人間はおろうか、と思われるほどのスーパーウーマンになっている。美人で明るく、優しい。文章が上手く、新聞投稿を書けば入選する。皆を愛し、みんなから愛される。名門のthe Pringles家の人々からの嫌がらせに打ち勝ち、皆から嫌われていた年上の女性教師Katherineを立ち直らせ、かと思えば、若い恋人の中を取り持つ。最後は父親とはなれて暮らしいて寂しい思いをしていたElizabethの父親に手紙を送り、父親の生活を改めさせ一緒に生活するようになる。

3年間にわたりGilbertに出してきた手紙もいよいよ最後となった。3年間生活したtower windowの部屋から出て、一緒に生活した下宿屋のおばさん達と別れる日が来た。Rebecca Dewは悲しくて家から出てこれない。

"We have memories of you that nothing can take away ,"sobbed Aunt Chatty."Nothing,"said Aunt Kate,emphatically.But as Anne drove away from Windy Poplars the last message from it was a large white-towel flutttering frantically from the tower window.Rebecca Dew was waving it.