フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

7月第1回目のレッスン

2009-07-01 | フルート

いよいよ7月だ。早いもので、今年も半分が過ぎた。7月8月は、夏休みや盆やと言っている内に、終わってしまうのだろうか。

今日は7月第1回目のフルートレッスン日。仕事を終えて、ジャンボカラオケに入る。30分の音出しだ。店を出る時に、本降りの雨に出くわした。レッスン会場まで10分ほど歩くので、ズボンとカッターはビシャビシャになった。先ずケーラーのエチュード。曲の雰囲気作りが課題。一本のロングトーンを吹いているような感じで2小節を一つの固まりとして演奏すること。最後の付点四部音符を丁寧に扱うこと。今日、特に練習したのは最高音のF♯。これをスタッカートで切らずに、お腹に力を入れて、吹く。コツはその前の高音のDの音をひっくり返るぐらい圧力を掛けておくと、F♯も吹き易くなる、といわれた。ところが、これがなかなか難しく、家でもう少し練習やって置いてください、となる。後はまあまあなので、今日で、NO2の曲は終了となる。

続いてNO3の「teasing」(からかう)という名の付いた曲。正にからかわれたような曲だ。3連符を2音ずつスラーで繋ぐところの演奏がややこしい。最初はスラーを外して、感じを掴んだ後にスラーを掛けるようにしたほうが、やり易い、との指摘を受ける。

次は、タファネル=ゴベールの毎日の練習から、スケールの練習の仕方を習う。テンポは70ぐらいで、一息で4小節ずつまとまって演奏する、というもの。その後は、ソノリテ。中音のFを基音にして、最高音のCから最低音のCまで、一音一音ずつきっちりとゆっくり吹く。メトロノームを使って、ゆっくり確実に音を出すことが重要だといわれる。

その後で女性の方入室。7月5日の演奏会のチケットを用意すると、「プライドを持った演奏を聴かせていただきたい」と、チケット代を払って頂いた。えらいプレッシャーがかかってきた。その後、日曜にあった阪神横浜戦の大逆転の話で盛り上がった。私も、あの試合は8回表で0-2で負けていたので、諦めていた試合だが、後で見ると、びっくりするような大逆転が起こっていたのだ。ホントに勝負は下駄を履くまで分からないものだ。