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フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

春遠からじ

2011-02-16 | グルメ・クッキング

今日は、朝のうちは冷え込んでいたものの、昼からはいい天気になってきた。
庭に出てみると、暖かい春の日差しだ。
それでは、球根の植え付けをしておこう。

まずは、買ってしばらくおいていたクロッカスの球根。既に芽が出てきている。先日いただいた植木鉢にぎっしり植える。

もう一つは、買ってきたウバユリの球根だ。昨年もウバユリの球根を買ったのだが、植え付けずに春まで放っていたため枯らしてしまった。それで、今年は、とりあえず植木鉢に仮植えしておき、次回八ヶ岳へ行った時に、移植しよう。

夕方からは、市内に出かける。「B級グルメの会」と称して、B級C級料理を楽しむ会だ。今日出かけて店は、環状線の天満駅近くの「蒲鉾店」。

昼は、普通の蒲鉾屋さんだが、夜は、飲み屋になる。ここの蒲鉾、もちろん普通のものもあるが、色々代わりネタがあって面白い。もちろん、目の前ですり身にネタを入れて揚げるので、直ぐに食べようものなら口の中が火傷するほど揚げたのほやほやだ。

「お好み焼き天ぷら」は文字通りソース味で美味しい。

おにぎり天ぷらというのもあった。

日本酒や焼酎のメニューも豊富だ。グルメの雑誌などに載っているのか、若い女性のグループが次々とやってきていた。


英国王室信頼のワイン

2011-02-09 | グルメ・クッキング

午前中は雨が降っている。ウォーキングもできないので、今日も倉庫・押し入れなどの片づけをする。それにしても、くだらないモノが多い。何故、これほど多いのか。これまでの人生のある時点で、住んでいる家屋の収納スペースが満杯になってしまって久しい。その後も、収納スペースが飽和してしまったことを意識せず、引き続き物を買い続け、それなのに、古いものを捨てない、捨てられないでやってきて、今日に至っている。溢れた物は、ちょっとしたスペースに置いたり、積んだり、収納ボックスに入れて部屋隅に置いたりして、一時しのぎしてきた。

しかし、これもおのずから限界があるというものだ。

これからの人生、あまり多くの物はいらないだろう。収納スペースを限定し、それに収納しきれない物は捨てるしかない。まずは、本・CDであろうが、衣類であろうが、食器であろうが、物を新たに買わないのが第1だろう。

しかし、人はどうしてもモノを買いたくなるものだ。それならば、新しくモノを買うと、必ず古いモノは捨てて入れ替える。もしくは、収納スペースに新しいモノを買う余裕を作っておくことかな。要するに、これ以上収納スペースを増やさないこと。などと色々考えながら、衣類や本の整理をする。

物を少なくすると空間が生まれる。家の中に「無の空間」が少し増えると、その分だけ、心にゆとりが生まれてきたような気がしてきた。

ひとしきり片づけをした後、フルート練習をする。音出し、基礎練習の後、アルテ17課、18課をやっておく。ボレロのテンポ・リズムがまだまだ身に着いていない。慌てないのが大事だが、ゆっくり吹くのも、意外とやりにくいものだ。

夜は、赤ワインを飲もう。「英国王室信頼のワイン」とにぎにぎしくラベリングされている。「モメサン・メルロー」1000円。タンニン味が弱く、酸味も普通、実に飲みやすいワインだ。これで今日の片付けの心身の疲労が癒されるかな。
フランス人が普段飲むテーブルワインは2ユーロ=250円くらいと聞いたことがある。
お人よしの日本人はまだまだ高いワインを飲んでいる、あるいは飲まされているようだ。


ドイツ料理の愉しみ

2011-02-06 | グルメ・クッキング

やはり大阪は暖かいのか、それともたまたまなのだろうか。庭に出ると梅がちらほら咲き始めていた。


朝のうちは、ゆっくり紙面で新聞を読む。郵便物や何やらが沢山溜まっていたので
それらを開封し、整理する。手続きをしたはずのNTT東日本が、まだ請求書を送ってきているのでうんざりだ。先方へテレすると、一度送っていただいたが、一部記入漏れがあったので、再度送るようお願いしたがその後届いていないという。私は、確かに2度送付したのだが、変な話だ。仕方がないのでもう一度関係書類を送るよう依頼する。

午後は、図書館へ。さすが大阪の図書館は蔵書が多いので安心だ。「ローマ人の物語第12巻」と「宮尾本 平家物語2巻」、ドイツ関係の本などを借りる。

その後、家でフルート練習だ。1時間ほど、基礎練習とアルテ17課、18課の練習をやる。

夕方から市内に出かけた。今日は、以前のフルート教室のメンバーとドイツ料理を食べに行くことになっている。

まずは、好きなドイツビールで乾杯だ。私は、クロムバッヒャーを注文。すっきりとした味わいのビールだ。オードブルは、レバーペーストパン。


次は、白ソーセージ「ヴァイスヴルスト」、太くて食べごたえがあり、ドイツ料理の見本のようなやつ。この前八ヶ岳で食べたものと同じかな。


ビールは、文豪ゲーテが愛した黒ビール ケストリッツァー。

片手にドイツのガイドブックを見ながらドイツの話をする。次の料理は、牛肉とタマネギのピリ辛煮込み。さすがに辛い。

次のビールは、スマートなドム・ケルシュ。これもあっさりしていたかな。

料理は薄く引き延ばした大きなカツレツ。

最後にデザートのローテグリュッツェと白ワイン。

フルートの話、次に食べに行きたい各国料理の話と話題は尽きないが、そろそろ閉店の時間が近づいてきたのでお開きとなった。

大阪での「旧交を温める」集いが始まった。


またまたミナミ

2011-01-13 | グルメ・クッキング

今日は、風もなく、日差しもありいい天気だ。

天声人語から

茨木のり子さんの詩「みずうみ」から引く。「〈だいたいお母さんてものはさ/しいん/としたとこがなくちゃいけないんだ〉/名台詞(めいせりふ)を聴くものかな!/ふりかえると/お下げとお河童(かっぱ)と/二つのランドセルがゆれてゆく/落葉の道……」
「ランドセル」の一語が利いている。子どもの成長の道連れである。ランドセルが歩いているような後ろ姿で入学し、やがて負けずに背負えるほどに育つ。詩人を驚かす「名台詞」も口にするようになる。背中の親友は、小さな喜怒哀楽を6年間、黙って見守ってくれる優しい存在だ。
そんな「親友」が10個、前橋市の児童相談所に置かれたのは暮れのクリスマスだった。それを誘い水に、情けの泉がわき出すように、「タイガーマスク」の主人公を名乗る善意が広まっている。

この話は、当分続くようだ。

※「ランドセル」  江戸時代に様式軍隊に模して軍隊を創設した。その時、背中に背負うリュックのことをオランダ語で「ランセル」と呼んだものがなまって「ランドセル」になった、と言われている。

今日もいい天気なので、年末に借りた図書館の本の返却を兼ねて図書館までウォーキングをしよう。本を入れたリュックを背負う。片道30分だった。帰り路、二上山を望むため池に、カルガモ、オシドリ、マガモ、コガモなど余りはっきりとは区別できないが、ゆったりと水鳥浮いていた。

午後は、おばあちゃんのところへ行くついでにスポーツ用品店へ寄り、スノーブーツを買う。これで雪道も安心だ。おばあちゃんは今日も元気にしていた。夕方まで、1時間ほどフルートの練習をする。音出し、「毎日の練習」、アルテ17課、18課。


夕方には、ミナミへ繰り出す。別の飲み友達のからのお誘いだ。ミナミは、不況知らずに賑わい。

早速、乾杯をする。ビールが少し美味しくなってきた。これは、ひょっとすると、毎日のウォーキングが身体にカツを入れているからだろうか。

アテを注文する。この店の豆腐は、コクがあり美味しい。

エビがどんと居座る串カツ、

甘~い鯛のあら煮は、熱燗には最適だ。

ふわふわでおいしい明石焼き

茹でたジャガイモをお餅のアベカワのようにしたもの。創作料理だ。

薄アゲを焼いたものは、歯触りがいい。

などなど。

ビールの次は、日本酒の熱燗、これもなかなかうまいではないか。最後は焼酎の水割りで締めた。
ようやくお酒を受け付ける元の身体に戻ったのかな。これが、はたしていいのや悪いのやら、と思いを巡らしながら帰路についた。


七草がゆ

2011-01-07 | グルメ・クッキング

今朝は、冷え込んでいるものの、いい天気になった。

天声人語から

~寒い季節ほど、人は「幸せ」への感度をふくらませるように思う。その幸福感は、収入が多いほど大きいものでもないらしい。米国で調査をしたら、日々の幸せを感じる度合いは年収7万5千ドル(620万円)ほどで頭打ちになるとの結果が出たという
~プリンストン大のカーネマン名誉教授らが45万人を電話調査した。ノーベル経済学賞の受賞者である教授は「高い年収で満足は買えるが、幸せは買えない」と結論づけたそうだ。幸せ者とは、小さな喜びを十分に味わえる人、ということになろうか。

~〈この里に手毬(てまり)つきつつ子供らと遊ぶ春日は暮れずともよし〉(良寛)

今そこにある、ほどほどの幸せを満足する心、「もっといいもの」という餓える心からの解放。

今日は「七草粥」を食べよう。スーパーでセットで売られている春の七草」(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根))の粥。さすがに、弱った胃にはゆるりと入って、胃も心も和む。
 
日差しがいいので、午後から、ミナミに繰り出した。最初にビッグ・カメラでBLの3Dソフトを買った。テレビが3D対応なので、3Dの威力を一度試して見ようと思う。タイトルの少なさに驚いた。まだ主要市場にはなっていないな。

次は、いつも通り、道具屋筋へ。途中、美味しそうなタコ焼き屋が並んでいる。


今日の狙いは、小さなパエリア鍋。もちろんパエリアは作れるのだが、それよりも、冷めないお皿代わりに使うためだ。このアイディアは、八ヶ岳の「カーティス・クリーク」で知ったもの。色々のサイズがあったが、22センチのものを2枚買った。それ以外にも、お皿、丼、椀などを物色する。色々面白い物もあったが、結局買わなかった。

その後、ジュンク堂へ。新刊書、八ヶ岳本をチェック。村上春樹、浅田次郎が並んでいる。今もまだ、小宮山さんの「定年後は田舎暮らし」や加藤さんの「八ヶ岳の森から」が書棚に並んでいる。実際的にはどうかと思うが、パイオニアとしての人気度はさすがだ。

帰り方心斎橋の「蓬莱(551)」の前を通ると、急に豚まんが食べたくなった。持って帰っても、冷たくなってしまうので、店で食べることにしよう。夫婦二人で、豚まんとあんかけ焼きそばを注文する。やはり、その場で食べる豚まんは、美味しい。アンはジューシーで皮はモチモチふわふわだ。


あんかけ焼きそばは、色が白透明で薄味だが、旨味はたっぷりで、焼きあげたそばに独特の歯ごたえがある。

まさに「551」の「ある時」だった。

帰り、おばあちゃんの所に寄る。新年のあいさつをしていなかったのだ。年末に少し元気をなくしていたが、すっかり元気になっていた。食欲もあるので安心した。

「七草粥」と「豚まん」は、相当のアンバランスだが、それこそ、小さな「幸せ」というものか。