お花や日々の出来事を

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

シュウカイドウ(秋海棠」

2019年09月25日 | 日記
シュウカイドウ科シュウカイドウ(ベコニア)属。耐寒性やや強く、耐暑性は強い。 園芸ではよく親しまれている草花。ベコニアの仲間です。中国からマレー半島にかけて自生する冬を越して毎年育つ草花です。地下に根茎(球根)を持ちます。日本に渡来したのは1,640年ころで、その後日本国内の伝播は早かったようです。現在では元々日本にあった植物かのように野生化したものや、庭園などでごくあたりまえに見ることが出来ます。 草丈40~80㎝。 原産地:中国、マレー。 花の名は、バラ科の植物のカイドウ(海棠)に似ており秋に咲くことから、秋海棠(シュウカイドウ)という名前になりました。 開花期: 7月中旬~10月中旬。 葉のわきから紅色の花茎を伸ばし、薄紅色の花を咲かせます。まず雄花が咲き、さらに花茎がふたまたに分かれて伸びて行って、新たに雄花が咲き、これを3~4回繰り返して最後はその先端に雌花を下向きに咲かせます。雌花は三角錐のような形の子房がついており、雄花とは容易に区別できます。 葉っぱは左右非対称で輪郭は心臓のような形、鮮やかな緑色で、花がない時でも美しいです。 花後、葉腋に1~3個ずつ、「むかご」という小豆大の球根のようなものが出来ます。冬超しのために茎葉が枯れるころ、むかごは地面に散らばり春に芽を出します。 8月29日、9月10日の誕生花。 花言葉:「片思い」。
写真  シュウカイドウ(9月20日・清川町)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミズヒキソウ(水引草)

2019年09月24日 | 日記
タデ科イヌタデ属。 ミズヒキソウは北海道から沖縄に至る日本全土に広く分布しています。普段は雑草に混ざって目立ちませんが、8月~10月の秋の時期に赤と白の花を咲かせる一気に存在を増します。 水辺や林の中、路傍、畑の畔などに比較的場所を選ばずに育つ植物です。 名前は、紅白に見える花序が、祝儀や不祝儀の際に用いられる飾りの水引に似ていることから、ミズヒキ(水引)と付けられました。 原産地:日本、中国。国外では中国、ヒマラヤなど、東アジアで生育しています。品種は少なく、花色や葉の模様に色々の種類があります。 花は赤い花弁に見えますが、実は萼なのです。4枚の萼片の中に白い花穂が存在します。 ひょろりと伸びた細い茎に小さな花がいくつも付きます。この花の姿がご祝儀袋の水引紐に似ていることが、ミズヒキという名になった由来です。 花が開いているのは午前中の数時間だけ、オシベやメシベの観察ができます。 花が閉じているときは米粒のように固く、小さなつぼみからメシベの先端だけが見えます。 花は上が赤、下が白色の花。 9月29日、10月17日、11月11日の誕生花. 花言葉:「慶事」、「祭礼」。
写真  ミズヒキソウ(9月21日・清水公園)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベロニカグレース

2019年09月23日 | 日記
ゴマノハグサ(オオバコ)科クワガタソウ属。 耐寒性常緑多年草。 紫っぽいラベンダーブルーの花を咲かせます。草丈20~60㎝。 花は艶があり、色合いといい独特の美しさがあります。 耐寒性のある多年草です。 そのため葉が低温になる時期になると、濃い深緑色からチョコレート色に変化してきます。 花はもちろん葉も面白いポイントです。庭植えにした場合50㎝程に成長します。 日当たりがよく、水はけのよい場所を選んで植え付けます。土に葉腐葉土を混ぜ、夏の間は3週間に一度液肥を与えます。 原産地:北半球原産。2,000種ほどあり、主に直立して咲く種類と匍匐する種類があります。 開花期:4月~11月。 夏の花、紫色の花穂がまとまって咲きます。 花序10~20㎝(種により異なる)。 花色は青、紫、ピンク、白など。 用途:花壇、鉢植え、切り花。  花言葉、「忠実」、「名誉」、「人のよさ」、「堅固」、「女性の貞節」。
写真  ベロニカグレース(9月21日・花屋) 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒガンバナ(彼岸花)

2019年09月22日 | 日記
ヒガンバナ科ヒガンバナ属。 多年草(球根)。日本全土で見られますが、自生でなく中国から持ち込まれ、人為的に植えられたと考えられています。人里で生育し、墓地や田畑の周辺によく見られますが、まれに奥深い山中に見つかることも、それは昔そこに集落があった可能性を示唆しています。 原産地:日本、中国。 日本や中国に自生し、秋の彼岸の期間(秋分の日を入れ、その前後3日間)だけに花を咲かせることに由来して名付けられました。9月頃になると赤と白、ピンクなどの花を咲かせるのが特徴です。 ヒガンバナの特徴は、花が咲いてから葉が伸びることです。 まず花が咲き、あとから葉が伸びるという、通常の草花とは逆の生態を持っています。 その葉と花を一緒に見ることがない性質から、「葉見ず花見ず」と呼ばれ。昔の人は恐れをなしてシビトバナ(死人花)と呼ぶこともありました。 別名: マンジュシャゲ(曼殊沙華)、ジゴクバナ(地獄花)、ユウレイバナ(幽霊花)、シビレバナ(痺れ花)、キツネバナ(狐花)、ステゴバナ(捨子花)、カミナリバナ(雷花)、レッドスパイダーリリー、マジックリリー。 開花期:7月~10月。葉は4~5月頃から、濃い緑色で光沢のある細い葉が特徴です。 球根には毒性あり注意。 花色は赤、白、黄色、クリームなど、9月20日の誕生花。 花言葉:「想うはあなた一人」、「また会う日を楽しみに」、「独立」、「情熱」、「あきらめ」、「再会」、「転生」。
写真  ヒガンバナ(9月20日・清水公園)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナンバンギセル(南蛮煙管)

2019年09月21日 | 日記
ハマウツボ科ナンバンギセル属。山野草。 別名:オモイグサ。キセルソウ(煙管草)。
 一年草、10㎝前後(南の地域では30~50㎝にもなる)。 暑さは普通だが寒さに弱い。ナンバンギセルは古くは万葉集にも登場する一年生の寄生植物です。 寄生主の根から吸収した栄養分に依存して生育するため、寄生主の成長が阻害され、死に至ることもある。日本の野外では主にススキに寄生しますが、イネ科の植物やミョウガやギボウシ、ユッカなどにも寄生し、陸稲やサトウキビの栽培地帯では大害草として嫌われます。 草姿は喫煙具のパイプを立てたような形をしています。萼の先端は鋭く尖り、花は2~3㎝~で赤紫色、先端はあまり開きません。 原産地:東アジア~東南アジア、南アジアの亜熱帯~熱帯。 日本に生えるものは赤茶色か薄黄色のほかに赤茶色の細かな縞状の模様が入ります。 茎は黄色で真っ白な花が咲く白花や、茎は黄色で花弁の先端部分のみが赤紫色を帯びる紅咲きもあります。 変種のヒメナンバンギセルはやや小型で花の先端が青紫色を帯びます。北関東だけに分布しスゲの仲間のクロヒナスゲにのみ寄生します。  開花期:8月~10月。 9月22日に誕生花。 花言葉:「物思い」。
写真  ナンバンギセル (9月16日・JA犬目) 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする