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ナンバンギセル(南蛮煙管)

2019年09月21日 | 日記
ハマウツボ科ナンバンギセル属。山野草。 別名:オモイグサ。キセルソウ(煙管草)。
 一年草、10㎝前後(南の地域では30~50㎝にもなる)。 暑さは普通だが寒さに弱い。ナンバンギセルは古くは万葉集にも登場する一年生の寄生植物です。 寄生主の根から吸収した栄養分に依存して生育するため、寄生主の成長が阻害され、死に至ることもある。日本の野外では主にススキに寄生しますが、イネ科の植物やミョウガやギボウシ、ユッカなどにも寄生し、陸稲やサトウキビの栽培地帯では大害草として嫌われます。 草姿は喫煙具のパイプを立てたような形をしています。萼の先端は鋭く尖り、花は2~3㎝~で赤紫色、先端はあまり開きません。 原産地:東アジア~東南アジア、南アジアの亜熱帯~熱帯。 日本に生えるものは赤茶色か薄黄色のほかに赤茶色の細かな縞状の模様が入ります。 茎は黄色で真っ白な花が咲く白花や、茎は黄色で花弁の先端部分のみが赤紫色を帯びる紅咲きもあります。 変種のヒメナンバンギセルはやや小型で花の先端が青紫色を帯びます。北関東だけに分布しスゲの仲間のクロヒナスゲにのみ寄生します。  開花期:8月~10月。 9月22日に誕生花。 花言葉:「物思い」。
写真  ナンバンギセル (9月16日・JA犬目) 
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