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クズ(葛)の花

2019年09月08日 | 日記
マメ科クズ属。つる性の多年草。秋の七草の一つ。 クズの根は肥大して長大で、デンプンを蓄えて横に伸び白色。噛むと少し苦味があります。葉は互生し3出複葉、小葉の柄は短く二つの側葉の形は楕円形。真ん中の小葉は円形です。 葉縁は全縁、長さ幅とも10~15cm程です。 葉の裏面は白味を帯びて毛が密生していてザラザラしています。 別名:クズバイン、マクズ。 薬効:有効成分は多量のデンプン他。解熱、鎮痙、脳冠状血管血流増加作用や、血糖降下、女性ホルモン様作用があり、発汗解熱効果が優れています。その他、新芽は食用に、葛粉は葛湯や和菓子などに利用されています。 原産地:日本、中国、朝鮮半島。 日本では日本全土の日当りのよい山野、野原、荒れ地に群生する大型の多年草で、繁殖力旺盛です。 日本、朝鮮半島から中国にかけて分布し、北米にも帰化している。 クズの名前の由来は、神武天皇東征に絶大な功績があった「磐排別」(いわおしわく)の子供の名前。大和の国・奈良県の国栖(クズ)が葛粉の産地であり、この国栖の人々が京都に売りに来たことから由来する。 開花期:8月~9月。 花は葉腋から伸びた軸に総状花序を作ります。花は長さ1~2㎝、赤茶色で形は蝶形。果実は長さ6~8cmの扁平、茶褐色で有毛の鞘をつける。 9月13日、9月21日の誕生花。 花言葉:「芯の強さ」、「活力」、「治療」、「根気」、「努力」。
写真  クズ(葛)の花。(9月3日・楢原町)
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