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ワールドユース2005 日本U-20 VS ベナンU-20

2005-06-16 | ユース全般
日本U-20 1-1 ベナンU-20

得点)水野晃樹 / マイガ

日本)

             平山相太
                    カレン・ロバート

                 兵藤慎剛
        家長昭博
                     梶山陽平    中村北斗
             小林祐三

        水本裕貴   増嶋竜也   柳楽智和


                 西川周作

交代)   梶山陽平 → 水野晃樹
    カレンロバート → 森本貴幸
       家長昭博 → 苔口卓也


ベナン)

              マイガ    オモトヨシ

        アゲシ                  オセニ

             アーウェヤ     オル

      トラオレ                      ボコ
               シトゥ    チョモゴ


                  ジドヌ


<善くも悪くも平山頼み>
負けられないこの試合、左サイドの家長と後半から投入された水野の出来は素晴らしかった。
家長は試合序盤から、この年代に特に必要とされる、相手にしかけていく「積極性」が見られ、左サイドを完全に支配した。 水野は同点としたFKはもちろんのこと、家長同様にドリブル突破で何度もチャンスを作った。

しかし、この試合は消化不良な感が否めない。その原因はこのチームが余りにも平山に「依存」していることが浮き彫りにされ、それが失敗に終わったからだろう。
ベナン VS オーストラリアの試合を見て、日本の選手がオモトヨシに注意しなければならないことがわかったのと同様に、ベナンはオランダ VS 日本の試合を見て平山の高さに注意しなければならないことがわかったはずだ。実際、平山はオランダ戦で受けたものよりも数段厳しいチェックを受けたため、前線でボールをキープすることができず攻撃のリズムをチーム全体が失った。

なぜ、あそこまでロングボールにこだわるのか。中盤には兵藤、水野、家長とボールが持てる選手がいるのにも関わらずだ。監督の指示か選手達の意識の問題かはわからないが、このチームは平山の高さに頼り過ぎる傾向がある。「高さに不調なし」と言うが、あれだけ厳しくマークを受ければポストプレーをするのは難しい。平山はオランダ戦でできたような効果的なポストプレーを試合全体を通じてできなかった。
フジテレビ解説の風間さんが何度も、「今のは繋いでいい場面ですよ~。」 と言っていた通り、日本選手には十分な技術がある。この年代でボールを持てないとこれから先も世界の舞台でボールを持つことを恐れるようになってしまう。この大会はあくまで「チャレンジ」の位置づけのはず。もう少し自分達に自信を持って積極的なサッカーをしてほしい。


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