NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

コパ・リベルタドーレス準決勝 1st leg サンパウロ VS リーベル・プレート

2005-06-24 | 南米サッカー
サンパウロ 2-0 リーベル・プレート

得点)ダニーロ、ホジェリオ・セニ(PK)

HOME)サンパウロ

             ルイゾン
                    アモローゾ

        ダニーロ              ジョスエ

                 ヘナン

    ジュニオール                   ミネイロ

       アレックス    ルガーノ    ファボン


               ホジェリオ・セニ


AWAY)リーベル・プレート

             ファリアス    サラス

                ガジャルド

         サパタ             ルイス・ゴンザレス

               マスチェラーノ

     ドミンゲス                   ディオゴ
             トゥッシオ    アメリ


               コンスタンツォ


<超名門対決!!>
リベルタドーレスも準決勝にきて、ついに生放送開始!!
ブラジルの名門サンパウロとアルゼンチンの名門リーベル・プレートが意外にもリベルタドーレスで初対戦!!
ホームのサンパウロは日本の皆様にも既にご存知になられたと思われます右SBシシーニョがコンフェデ出場により欠場。また、ブラジル期待の若手FWタルデッリがワールドユース・ブラジル代表戦出場により欠場。さらには、ブラジルA代表のグラフィッチが怪我で欠場と、苦しい台所事情の中、元ブラジル代表アモローゾ(元ヴェルディ川崎サテライト、そしてセリエAウディネーゼで得点王)を緊急補強!!登録メンバーに入ったのが試合開始の48時間前というのが、いかにも「南米らしい」(笑)
対するリーベルはルクスがコンフェデ代表に選ばれて欠場したものの、日本で言う「川口と楢崎」ぐらいの差しかないコンスタンツォがいるため特に問題はなし!!(ルクスとコンスタンツォのレギュラー争いもまだ決着はついていない感じ)また、ルイス・ゴンザレスとマスチェラーノの「代表レギュラーコンビ」はこの試合のために代表を辞退したとあって、戦力的にはリーベルの方がベストの状態に近かった。


<南米のおもしろさ>
コパ・リベルタドーレスと言えば、南米の選手にとってはヨーロッパの選手にとってのCL以上の位置付け。選手のモチベーションは高く、この試合も完全に「戦争」だった。

ここ2週間はワールドユースやコンフェデをずっと見ていて、スタジアムのあの「中立的」な雰囲気とレギュラーシーズン終了後に行われることによるコンフェデの「ゆるゆる感」に慣れてしまったため、サンパウロ、モルンビー・スタジアムの「男臭い」雰囲気と、この試合にかける選手達の「ギスギス感」という類いのモノを久々に見た気がする(笑) 特にあのハードタックルの応酬合戦は南米のこのレベルの大会でしか見られないものだろう。


<プレスキッカー、ホジェリオ・セニ>
試合は前半からホームのサンパウロが攻め込む展開。2nd legにリーベルのホーム、モヌメンタルで戦うことを考えるとこの試合は必ず勝利したいサンパウロだが、前半はリーベルの気迫の守りの前に無得点。後半、サンパウロはMFソウザを入れたことで流れが変わり、終盤にダニーロのミドルシュートでようやく先制!! そして、試合終了間際にルイス・ゴンザレスのハンドで得たPKをGKホジェリオ・セニが大きな2点目決めてサンパウロが先勝!!


<注目選手紹介>
◯サンパウロ

GK ホジェリオ・セニ(写真)
確実に「世界一」FKのうまいキーパー。キックの質はチラベルトより上。ヨーロッパから何度もオファーがあったがサンパウロが好きで離れない、最近では珍しい選手。

CB ルガーノ
ウルグアイ代表レギュラーCB。何故かはわからないがサンパウロ一番の人気者らしい。

SB ジュニオール
元ブラジル代表。日韓W杯1得点。パルマでは中田と共にプレー。

FWルイゾン
日韓W杯南米予選で最後にブラジルを救った男。しかし、本大会では出場せず… 名古屋グランパス移籍が「決定」したが、本人はサンパウロに残りたがっている…

◯リーベル・プレート

SB ディオゴ
サンパウロのルガーノと同じくウルグアイ代表レギュラー。フィジカルは最強。リーグ戦を見てると明らかにこのレベルの舞台が似合う選手じゃないと思ってたら、やっぱりレアルなどからオファーがある模様。

MF ガジャルド
アルゼンチン人選手にとっての最高の肩書き「マラドーナの後継者」と呼ばれていたうちの1人。オルテガと同じくヨーロッパではダメだけど国に戻るとすごい、典型的な「南米タイプ」の選手。精神的に成長をとげ、かなりいいトップ下の選手になった。

FWサラス
昔なつかしい、チリの「サ・サコンビ」の1人。昔の輝きは完全に消えてしまった印象…


こうして見るとけっこういい選手揃いでしょ??(笑)


人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!(登録中のためご協力お願いします!)

コンフェデレーションズカップ2005 グループB 日本 VS ブラジル

2005-06-24 | 日本代表

日本 2-2 ブラジル

得点)中村俊輔、大黒将志 / ホビーニョ、ホナウジーニョ

日本)

               玉田圭司     柳沢敦

         中村俊輔              小笠原満男                   

              中田英寿
                        福西崇史     

      三都主アレサンドロ                  加地亮
               宮本恒靖     田中誠                  


                   川口能活

交代)小笠原満男 → 中田浩二
     玉田圭司 → 大黒将志      
       柳沢敦 → 鈴木隆行


ブラジル)             

               ホビーニョ
                         アドリアーノ

          ホナウジーニョ                カカー

               ゼ・ホベルト
                       ジウベルト・シウバ

        レオ                          シシーニョ
                フアン       ルシオ


                     マルコス

交代) アドリアーノ → バプティスタ
        カカー → ヘナト
    ゼ・ホベルト → エドゥー


<「善戦」と見るべきか…>
「結果」には満足している。
気持ちの面ではそうでなかったかもしれないが、「ベストメンバー」のブラジルを相手に引き分けられたのは、大方満足すべきことだと思う。

ただ、注文をつけなければならないことが多い試合であったのも確かだ。
「2-2の引き分け」ではあったが、個々の能力にはかなりの差を感じた。

しかし、これは当然のこと。 この「差」を恐れている選手がいることが問題なのだ。
「先制点の場面における田中誠のロナウジーニョに対する対応、前半終盤のブラジルのボール回しを取りに行かなかったこと、指揮官の小笠原→中田浩二という消極的な采配」
は、全て自分達が「チャレンジャー」であり失うものは何もないことを忘れ、相手への恐れから来るものだったと思う。

また、「ベスト4進出」というノルマ達成のためには「勝利」が絶対条件だったことは試合前からわかっていたはずだが、日本は同点に追い付いてからは落ち着いてしまった。 チャレンジャーである日本は本来ならここで勢いに乗らなければならなかった。「王者ブラジル相手に1-1と追い付いた状態」に多少安堵してしまったのかもしれない。

大黒のゴールで再び同点とした後の3点目を取りに行く気迫をもう少し早く見たかった。

もちろん、個人的に結果には満足だが、選手やメディアまでも、試合後のコメントや報道を見ていると満足している感が伺える。
「王国ブラジル相手に引き分け」はよかったかもしれないが、「予選リーグ敗退」という結果、メキシコ戦で見えた「個々の差」、ギリシャ戦で浮き彫りになった「決定力不足」という事実を忘れないでほしい。


人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!(登録中のためご協力お願いします!)