イングランドU―21 2-0 ブルガリアU―21
得点)アグボンラホール、ミルナー(PK)
HOME)イングランドU―21
ダービシャー
アグボンラホール
ミルナー ウォルコット
ハドルストーン
キャタモール
マトック C・ガードナー
ウィーター S・テイラー
J・ハート
交代) ダービシャー → ムアンバ
アグボンラホール → リードビター
ハドルストーン → A・ジョンソン
2009年に行われる「U-21ヨーロッパ選手権」の予選グループ3。
イングランドのホーム(ミルトン・キーンズ、MKスタジアム)で行われた試合は、開始からブルガリアがボール・ポゼッションを高める展開となるも、前半40分、左サイドのミルナー(ニューカッスル)の右足クロスをアグボンラホール(アストンビラ)が頭で合わせて先制。
前半に試合を上手く運べなかった反省からか、後半開始からFWダービシャーを下げてMFムアンバを投入し、
アグボンラホール
ミルナー ウォルコット
ハドルストーン キャタモール
ムアンバ
と、システムを変更。
そして、試合の主導権を握り返したイングランドは後半36分、ウォルコットがペナルティエリア内でドリブル突破を試みたことで、GKに倒されてPKを獲得。
あまり自己主張するタイプではないウォルコットが、珍しくボールをペナルティ・スポットに自らセットしに行って得点への意欲を見せましたが、監督スチュアート・ピアースからの指示でこれを断念。
このPKをミルナーが決め、イングランドが「5試合5勝無失点」で、本大会出場に向けて好位置をキープしました。
試合は金曜日深夜にネット観戦しました。
注目のウォルコットは、ドリブルのキレとスピードの段違いぶりを披露。
得点こそなりませんでしたが、全選手中最も印象的な活躍を見せて、試合中に発表されるこの試合のMVPに選ばれました。
特に、前半に見せたハーフライン付近からの“4人抜きドリブル”からのラストパスは圧巻で、現地コメンタリーも、
「フル代表に値する。 今のフル代表に足りないのはこのスピードだ。」
と絶賛していました。
ウォルコット以外で個人的に注目していたのは、一部メディアからアーセナルが獲得を狙っていると報道された、FWアグボンラホール。
先制点のヘディングを含め、シュートはウォルコットよりも上手いですけれど、サイドプレーヤーとしてのドリブルもスピードもウォルコットの方が断然上で、積極的に今欲しいとは思いませんね。
もちろん、伸びしろは大きい選手だと思いますし、アーセナル待望の「イングランド人」ではありますが、アーセナルのパスサッカーに馴染むかどうかという疑問があります。
他に良かったのは、攻撃陣ではミルナー。 守備陣では、後半から出場した元アーセナルのMFムアンバ(バーミンガム)と、CBウィーター(ミドルズブラ)です。
ムアンバは、持ち前のボール奪取能力の高さとフィジカルの強さを見せました。
ブルガリアでは、GKミハイロフが良いセーブを連発して目立っていると思っていたら、実はリバプールが今夏に獲得した選手であったことが判明(笑)
ビッグクラブのスカウト陣はお見事の一言。
またこの日は、イングランド代表がアウェイでオーストリアと対戦。
クラウチのゴールで「1-0」の辛勝を収めました。
しかし、イングランドは本当に突破が厳しくなりましたね。 水曜日のクロアチア戦でエドゥアルドが決めて、イングランド中から目の敵にされなければいいですけど…
また、フランスはホームでモロッコと対戦。
アーセナル所属選手では、ギャラスがCBとして後半途中まで。
ディアッラはマケレレと組んで中盤センターの位置でフル出場。
そして、残り約10分のところでフラミニが途中出場を果たしました。
試合は、開始早々にモロッコに先制されるも、直後にナスリ(マルセイユ)のパスからゴヴ(リヨン)が決めて同点とすると、後半、先制点をアシストしたナスリが今度は自分で決めて逆転。 しかし、残り5分のところでモロッコに同点に追いつかれ、
「2-2」の引き分けに終わりました。
まさかディアッラが中盤のスタメンで使われるとは思いませんでした。
終盤から出場のフラミニは、何故か左サイドの高い位置に入りました(???)
それと、現地コメンタリーの声がどこかで聞いたことのある声だと思っていたら、なんとヴェンゲルがゲスト解説として来ていました(笑)
アーセナルの選手(ギャラス、ディアッラ、フラミニ)らのプレー1つ1つに実況がコメントを求めていたので、さぞかし大変だったでしょう(笑)
ヴェンゲルはロンドンに帰って、是非ウォルコットの活躍ぶりも見てあげて下さい♪
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