アーセナル 3-0 トッテナム
得点)アデバイヨール、ジウベルト・シウバ2(2PK)
HOME)アーセナル
アデバイヨール
ファン・ペルシー
ロシツキー リュングベリ
セスク
ジウベルト・シウバ
クリシー エブーエ
ジュルー トゥーレ
レーマン
交代) ロシツキー → フレブ
ファン・ペルシー → バチスタ
アデバイヨール → ウォルコット
AWAY)トッテナム
ベルバトフ
ロビー・キーン
マルブランク レノン
タイニオ
ゾコラ
アス・エコト シンボンダ
キング ドーソン
ロビンソン
交代)アス・エコト → イ・ヨンピョ
マルブランク → ジーナス
タイニオ → デフォー
主審)グレハム・ポール
<すっきりはしない「快勝」>
敵将マルティン・ヨルが試合後に語った、
「私は今回のジャッジについて文句を言うほど馬鹿な人間じゃないよ。我々の出来を見ればね。 もし、我々がこの試合で5、6回チャンスを作っていたなら、
『PKのジャッジが勝ち点を奪った。』
と言えるかもしれないが、我々は彼らにボールを与えすぎてしまったんだ。」
というコメントが、今回の試合を物語るには最もふさわしいものでした。
では最初に、「3つの物議を醸す判定」を振り返りましょう。
まずは、1点目。 答えは、「微妙」。
ハイバリーでもそうでしたが、このエミレーツも、「オフサイド判定カメラ」の設置角度が斜めなんですよね。 他のプレミアのスタジアムではストレートに映るんで、事の真偽をある程度判定することは可能ですが、ここではこれぐらいギリギリのものになると正直わかりません。 個人的には、「6:4」でオフサイドって感じですかね。
まぁ、クドイようですけど、先週のアネルカの2点目に比べたらマシですよ。 結局、あのオフサイドが話題になることは全くありませんでしたけどね。
次に、2点目。 答えは、「PKでもシミュレーションでもない」。
シンボンダが最初に出した右足がボールに行っていることが確認できますが、ボールに行った後、その右足がロシツキーに少しかかっているため、わざと倒れたわけではないでしょう。 ただ、主審のグレハム・ポールの位置から見れば、PKに見えるのはむしろ普通だったと思います。 タックル後にシンボンダの左足が少し上がっていたのも印象が悪かったのかもしれません。
まぁ、結論は、「グレハム・ポールのポジショニングが悪い」ってことです。
あ、「シミュレーション」と言えば、今回はこっちでしょう(笑) 是非、粕谷に聞いてみたいところ。
最後に、3点目。 答えは、「誤審」。
これがPKはおかしいでしょ。 現地コメンタリーも言っていましたが、ファウルを取るなら、ジーナスがラインギリギリのエリアでファン・ペルシーを捕まえた場面の方でしょう。
まぁ、笛に救われたように見える今回の試合ですが、全くそう思えないのは、それ以外のところで不利な判定、と言うより「ファウルの見逃し」を多く受けたからでしょうね。
前半の、フリーでスペースへ抜け出したファン・ペルシーへのキングのチャージは明らかなファウルでしたし、後半3点目を取られた後のスパーズは「アフタータックル」の連続でしたが、警告をほとんど受けませんでした。 それに、ジーナスのあの「体落とし」は何ですか? あんなの一発レッドでしょう。 それが「注意」のみに…
まぁ要するに、「グレハム・ポールが下手だった」ということですかね。
試合全体としては、両チームの「パフォーマンスの差」自体が勝敗の分かれ目だったと思います。
ヨルのコメントにあるように、アーセナルはいつもに比べて「チャンスの数」は少なかったんですけど、中盤を圧倒的に支配することができました。
そして、最大の勝因は何と言っても、「前線でのフォアチェック」と「集中力・体力の持続」でしょう。
アデバイヨール、ファン・ペルシーがよく前線からボールを追いかけてくれました。いつも格下のチームがアーセナル相手にやってくるやり方を、今回はアーセナル自身がやり返した格好です。
正直、前半の段階で、体力が持つのかが一番心配でしたけど、後半まで運動量は落ちませんでしたし、中盤から前線にかけての選手達が手を抜かずに守備を頑張ってくれました。 スパーズに前を向かせませんでしたね。
「結果論」ですが、もしアンリが先発していたら、こういった試合展開にはならなかったことでしょう。少なくとも、守備ではもっと苦労したかと。
最後に、この試合を担当した「実況・解説コンビ」について一言。
「最悪」…
金子の爺さんは何でああ自分の意見を主張するんでしょうか?
「私はこう思うんですが…」とか、解説が説明してるのに、「う~ん、そうですか?」とかいうのが多すぎる。
実況に意見なんて求めてないんで、選手名を間違えずにアナウンスすることだけを心がけて下さい。
解説の粕谷は、「アンチ・アーセナル」なのが丸見え。不快。
前半2-0で終えた段階でも、
「まだ、全然わかりませんよ。」
としつこく、これまでのイメージからか、この試合守備に攻撃に大活躍のアデバイヨールを全く褒めず。 ファン・ペルシーのFKについても、
「“当たれば”いいんですけど、その確率が低いんですよね。」
って、あんた、エバートン戦とフルハム戦のゴール見てないんですか? ここ最近のファン・ペルシーは常に「当たってる」んですけどね。
どちらにせよ、今回のそのFKも「当たっていた」わけで、アデバイヨールも同様、「その日活躍した選手」に対してイチイチ難癖つけてけなすのはどうかと。
まぁ、この辺は、クラウチに対する評価の不公平さという意味で、リバプールファンの方の方がもっと強い憤りを感じているんじゃないでしょうか?
クラウチがゴールを決めると黙り込むか、「アシストが良かった。」ですからね、彼は。
アーセナルのFKの守備の場面で、
「“ゾーン”で守るから、こう脆いんですよ。」
と「知ったか」こいてましたけど、アーセナルの守備は、
「FKはマンマーク、CKはゾーン」
ですから。 きっと、CKがゾーンだから、全部ゾーンで守るものだと「先入観」で見てしまったんでしょう。 試合見てないから仕方ないか。
まぁ、彼はそういう人間です。 この際なんで、不満を書き続けましょう。
「私情」を出しすぎなのもホント不愉快。
CLハイライトでミラン戦のVTRを見て、
「宮内さんと八塚さんってほんとミラン好きなんだなぁ~。 あの2人、ミランが得点すると“安心”するもんなぁ~。」
と、人を小馬鹿にしたような表情で言っておきながら、自分は、
「(昨季、予選リーグで敗退したことを受けて)ユナイテッドのいないCLってこんなにつまらないんだ~と思いましたよ。」
とかぬかしだす始末。 得点ランキングのリストが紹介される度に、
「ルーニーに得点王取らせたい。」
と連呼するし、挙句の果てに、開幕のフルハム戦のゴールでは、
「ルーニー♪(笑)」
「久しぶりに楽しい試合が見れそうですね~。」
とアホ発言。 今回トッテナムに示したような、「反撃の可能性」をフルハムに対して言及することは、全くせず。
今回、彼が言ったことで頷けるのは、
「フレディの方がキャプテンに向いている。」
ってことぐらいですかね。 確かに同意しますけど、残念ながら、リュングベリは怪我でチームを離れることが多すぎんで、それは無理なんですよね~。
あ、あと、
「普段はわかりませんけど、私服を見ると(アンリとフラミニの間に)いかに収入差があるかわかりますね~。」
ってのがありましたけど、あれは素直におもしろかったです(笑)
てか、アンリのあの黒のコートはいくら!? 金の時計はいくら!? 総額で「0」が7個はついた感じでしたね… フラミニなんて普通のジャケットでしたから… あれも一応高かったりするのかな??
話題はズレましたが、いよいよ今週水曜は、ポルトとのCL予選グループ最終戦です。
今季これまでで最も重要な一戦を迎えます。
Arsenal | Team Statistics | Tottenham Hotspur |
3 | Goals | 0 |
6 | Shots on Target | 2 |
1 | Shots off Target | 3 |
1 | Blocked Shots | 2 |
3 | Corners | 2 |
15 | Fouls | 15 |
3 | Offsides | 3 |
1 | Yellow Cards | 2 |
0 | Red Cards | 0 |
55% | Possession | 45% |
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