NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

リーガ・エスパニョーラ 第9節

2005-11-01 | リーガ・エスパニョーラ

◯ベティス 0-2 レアル・マドリード

得点)ロビーニョ、メヒア

HOME)ベティス

                リカルド・オリベイラ

          シスコ                 エドゥー
                   カニャス

               リベラ       アルス

      カステッリーニ                   バレーラ
               レンボ       ナノ


                   ドブラス


AWAY)レアル・マドリード

               ロビーニョ
                         ラウル

                    グティ

          P・ガルシア            ディオゴ
                 セルヒオ・ラモス

      ロベルト・カルロス                 サルガド
               エルゲラ    ウッドゲート


                  カシージャス


リーグ戦はここのところ不調の2チームの対戦は前半30分、グティからラウル、ロビーニョへと繋いでロビーニョがペナルティエリア外からゴール右隅に決めて先制!!
その後は一進一退の攻防が続き、レアルはカシージャスとポストに何度も助けられてなんとか無失点で迎えた後半34分、中央でパスを受けたグティが、直前にディオゴに代わって入ったカンテラ出身のDFメヒアにクロスを送り、これをメヒアがヘッドで決めて2点目!! メヒアはリーグ戦初ゴール!!

レアルはその後も攻められたが、カシージャスが抑え切り久々の勝利!!
ベティスはホアキンとアスンソンの欠場が痛かったが、「2-0」というスコアほど差はない試合だった。 ミッドウィークにはベティスはホームでチェルシー戦、レアルはアウェイでローゼンボリ戦と、CLを控えている。

 

ベッカム、ロビーニョ、ジダン、バチスタ欠場だと控えはカンテラ出身ばかり、と実は層の薄いことがわかったレアルと、メヒアについての詳しい情報はこちらから!!

◯バルセロナ 5-0 レアル・ソシエダ

得点)ファン・ボメル、ロナウジーニョ2、プジョル、ラーション

HOME)バルセロナ

                   エトー
                              ジュリ
       ロナウジョーニョ

               デコ     イニエスタ

                   シャビ

      シウビーニョ                   オレゲル
              プジョル   エジミウソン


                 V・ヴァルデス


AWAY)レアル・ソシエダ

                  ニハト

                ガリ・ウランガ
         アランブル          シャビ・プリエト

               ノボ    M・アロンソ

       ガリド                     L・レカルテ
              ラバカ    ハウレギ


                  リエスゴ


今季これまで5位と好調のソシエダを迎えたバルサは前半18分、ロナウジーニョが左サイドをドリブルで相手ディフェンスをかわして上げたクロスをこの日先発のファン・ボメルがジャンピングボレーで先制!! 勢いに乗るバルサはロナウジーニョのミドルで2点目を取ると、後半にはロナウジーニョがFKを直接決めて勝負あり!
その後は集中の切れたソシエダに対し、CKからプジョル、シウビーニョのクロスをエトーに代わって入ったラーションが5点目を決めて大勝!!
バルサはミッドウィークにホームでパナシナイコスを迎える。


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リーガ・エスパニョーラ 第7節

2005-10-18 | リーガ・エスパニョーラ

◯アトレチコ・マドリード 0-3 レアル・マドリード

得点)ロナウド2(1PK)、OG

HOME)アトレチコ・マドリード

              ケズマン    F・トーレス

       M・ペトロフ                マクシ・ロドリゲス

              リュクサン    サイノス

      A・ロペス                       ベラスコ
                ペレア     パブロ


                   フランコ


AWAY)レアル・マドリード

                ロナウド
                         ラウル

                   バチスタ
           ジダン
                              ベッカム

                  P・ガルシア

      ロベルト・カルロス                 サルガド
             セルヒオ・ラモス   エルゲラ


                  カシージャス


マドリード・ダービー!!>
W杯予選明けでコンディションはあまりよくない中での好カード!!
スペインの「ナショナル・スタジアム」になりつつあるビセンテ・カルデロンで行われた試合は開始8分、ラウルがペナルティエリア内でスペイン代表A・ロペスに倒されてPK獲得! A・ロペスは「決定的場面」を止めたとして、1発レッドで退場!! そしてこのPKをロナウドが右隅に決めてレアルが先制!!
先制された上に10人となってしまったアトレチコだが、この後意外にもチームがまとまり、前半は互角の展開で終了。 しかし後半16分、グティのパスからロナウドが抜け出しキーパーとの1対1を冷静に決めて2点目!! これで1人少ない上に2点差とされたアトレチコは気持ちが切れてしまい、残りの時間は完全なレアルのショータイム。 終了間際にはこの日2得点のロナウドがオウンゴールを誘い3点目を奪うが、この時起きた接触でロナウドが負傷… 先日の浦和レッズの田中達也といい、「勝ち試合」に限ってこういったことは起こりやすいということか…

 

◯デポルティボ・ラ・コルーニャ 3-3 バルセロナ

得点)バレロン、ムニティス、ルベン・カストロ / エトー、ロナウジーニョ2(1PK)

HOME)デポルティボ・ラ・コルーニャ

                  トリスタン


                  バレロン
        ムニティス              デ・グズマン

              ドゥシェル   セルヒオ

       カプテビラ                  M・パブロ
             アンドラーデ  コロッチーニ


                  モリーナ


AWAY)バルセロナ

                   エトー
                              ジュリ
       ロナウジョーニョ

               デコ       シャビ

                  マルケス

      シウビーニョ                   ベレッチ
              オレゲル    プジョル


                 V・ヴァルデス


昨季も好試合を演じた両チームの対戦は前半10分、ムニティスの強烈なシュートがポストに当たってうまく跳ね返ったところをバレロンがダイレクトで流し込んでデポルティボが先制!!
しかし、ディポルティボは不運なことに守備の要アンドラーデが負傷退場… これでリズムを崩し、41分、ロナウジーニョのクロスをエトーが胸トラップで落としデコとのワンツー!これを受けたエトーが冷静に決めて同点!! このまま前半終了かと思われたが、なんとロスタイムにエトーの右からのクロスを受けたロナウジーニョがドリブルでディフェンス3人をかわし、キーパーのタイミングを外したアウトサイドシュートを右隅に決めて逆転!!
前半をまさかの1点ビハインドで折り返したディポルティボの不運は続き、後半7分にデコをペナルティエリアで倒してPKを献上…これをロナウジーニョが決めて3点目!!

これで勝負あったか…と、誰もが思ったが、レジェス(アーセナル)セルヒオ・ラモス(レアル)を育て上げセビージャを上位へと押し上げたカパロス監督率いる「新ディポルティボ」はここから素晴らしいメンタリティを見せてくれた。
後半27分、ペナルティエリア右サイドでボールを受けた元レアル所属のムニティスが切り返し、利き足の左足で巻いたシュートが左隅にきれいに決まり1点差!! 歓喜するリアソールのサポーターの気持ちは伝わり、41分、新加入の大型ウルグアイ人FWタボルダのシュートが前半先制点と同じくポストに当たってうまくルベン・カストロの元へ跳ね返り、これを流し込んで同点!! 同点後はバルサの猛攻をなんとかしのぎ、3-3のドローで終了。

ディポルティボは序盤戦7節の試合とは思えないほど気合が込もった試合を見せてくれた。
7年間続いたイルレタ政権のマンネリから脱したディポルティボ。 やはり、「マンネリ」と「熟成」は紙一重だ。

 

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リーガ・エスパニョーラ第6節 バルセロナ VS サラゴサ

2005-10-02 | リーガ・エスパニョーラ

バルセロナ 2-2 サラゴサ

得点)ロナウジーニョ(PK)、エトー / G・ミリート、D・ミリート

HOME)バルセロナ

                   エトー
                              ジュリ
       ロナウジョーニョ

               デコ     イニエスタ

                  マルケス

     ファン・ボロンクホルスト              ベレッチ
              オレゲル    プジョル


                 V・ヴァルデス


AWAY)サラゴサ

                  D・ミリート


        サヴィオ                 エベルトン
                    カニ

            モビージャ       サパテル

      トレド                         ポンシオ
              G・ミリート    アルバロ


                    セサル


<「中堅」の地位を確立したサラゴサ>
スペイン代表FWビジャをバレンシアに、アルゼンチン代表FWガジェッティをアトレチコ・マドリードに放出した昨季12位のサラゴサ。 しかし、アルゼンチン代表FWでミリート兄弟の兄、ガブリエル・ミリート、バルセロナのカンテラ育ちで昨季はマジョルカで大久保とコンビを組んだFWセルヒオ・ガルシア、さらにはドルトムントの快速FWエベルトンを獲得。守備面でも長らくレアルに在籍したGKセサルを補強。戦力は昨季と同等かそれ以上なものになり、今季はさらなる上位進出を目指す。


<ディフェンディング・チャンピョンの難しさ>
試合は、ここ40年間バルセロナに勝っていないという歴史もあってか、サラゴサが守備を固めてバルサが一方的に攻める展開に。 サラゴサは前線のD・ミリートが孤立してしまい、攻撃の形が作れず、バルサが先制点を取ればワンサイドゲームの可能性もあったが、チャンスを決め切れず前半は0-0で終了。

後半になると試合の流れは変わる。 後半開始3分、元レアル・マドリード所属のサヴィオの右サイドからのFKをカニがフリックオンして後ろにそらしたボールを「弟」G・ミリートが頭で合わせて先制!! さらに8分、先制点と同じような位置からサヴィオが左足で巻いたシュート!!これをヴァルデスが弾くが、そこを「兄」D・ミリートがつめて2点目!!
しかし、2点のリードで40年ぶりの勝利が近づいたサラゴサは消極的になって守りに入ってしまい、バルサがボールを持つ時間が多くなる。 そして34分、ペナルティエリア内でパラグアイ代表のトレドがファン・ボメルを倒してバルサがPK獲得!トレドはこの日2枚目のイエローで退場!! このPKをロナウジーニョがやり直しを含めて2度しっかりと決めて1点を返すと、残り時間3分、バルサのロングボールの処理をアルバロが見誤り、GKセサルに任せようとしたところを猛スピードで走って来たエトーにかっさらわれ、無人のゴールへと流しこまれて同点!!試合はこのまま終了し、サラゴサは40年ぶりの勝利を逃してしまった。


これでバルサは6試合を終えて2勝3分け1敗の勝ち点9。今季の不調の原因はバルサ自身というよりは、相手が王者バルサのやり方を研究し尽くしていることにある。
決してコンディションが悪いわけではないため、これからも昨季のような独走は期待できないだろう。


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リーガ・エスパニョーラ 第5節

2005-09-26 | リーガ・エスパニョーラ

◯ベティス 1-4 バルセロナ

得点)ファニート / ファン・ボメル、エトー2、エスケーロ

HOME)ベティス

               リカルド・オリベイラ

        フェルナンド                 ホアキン

            アスンソン    ミゲル・アンヘル

                   リベラ

     オスカル・ロペス                  バレーラ
               リバス    ファニート


                  ドブラス


AWAY)バルセロナ

                  ラーション
                              ジュリ
          エトー

              シャビ     ファン・ボメル

                 エジミウソン

      シウビーニョ                  ベレッチ
              オレゲル   プジョル


                 V・ヴァルデス


これまでの試合、ロナウジーニョとデコの出来が良くないとのことで2人は完全休養。 翌週のCLも考えてメンバーを少し入れ替えてきたバルサ。
試合は前半8分、リバスがペナルティエリア内でラーションを倒してバルサがPKを獲得するが、これをエトーが失敗! しかし、20分にはシャビのFKをファン・ボメルが豪快ヘッドで先制!!
イライラが募ったのか、この後リカルド・オリベイラが相手ゴール前で倒された後、主審に暴言を吐きイエロー。その判定に対し皮肉の意味をこめた拍手をしてしまい2枚目のイエローで退場!! これで試合が決まったかと思われたが、35分、アスンソンのFKをファニートが頭で合わせて同点!!
バルサは1人少ない相手に攻めきれずにいたが、後半にエジミウソンに代えてイニエスタを入れると完全なバルサのペースに。 そして、今季初めてのバルサらしいペナルティエリア前の崩しから最後はエトーがニアサイドに強烈な一撃を決めてリードすると、ベティスが崩壊。 その後もエトー、アスレティック・ビルバオから移籍のエスケーロに決められてスコア的には圧勝した形となった。

 

◯アラベス 0-3 レアル・マドリード

得点)ロナウド2、グティ

HOME)アラベス

              アロイージ   ボティーポ

        ネネ                    デ・ルカス

           アストゥディージョ   カルピンテロ

      カレーラス                    エドゥ・アロンソ
             ペジェグリーノ   ファニート


                  コンスタンソ


AWAY)レアル・マドリード

               ロナウド
                        ラウル 

        バチスタ                  ベッカム

             P・ガルシア    グティ

     ロベルト・カルロス                サルガド
           セルヒオ・ラモス   エルゲラ


                  カシージャス

前半、開幕戦でバルセロナを苦しめたアラベス相手に攻めあぐんだが、後半にこの日好調のロナウドが先制すると、一気にレアルが試合を支配し、ロナウドが加点。ロスタイムにはグティも決めてレアルが完勝!!

 

ゴキブリダンス?

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リーガ・エスパニョーラ第4節 レアル・マドリード VS アスレティック・ビルバオ

2005-09-23 | リーガ・エスパニョーラ

レアル・マドリード 3-1 アスレティック・ビルバオ

得点)ロビーニョ、ラウル2 / OG(ウッドゲート)

HOME)レアル・マドリード

              ロナウド
                         ラウル

        ロビーニョ                   ベッカム

             P・ガルシア    グラベセン

     ロベルト・カルロス                  サルガド
               パボン     ウッドゲート


                  カシージャス

交代)グラベセン → グティ
     ロナウド → ラウル・ブラボ
      ラウル → デ・ラ・レッド


AWAY)アスレティック・ビルバオ

                  エチェベリア


           ジェステ              ティコ
                   グルペギ

             グティエレス    オルバイス

       カサス                       エスポジト
             ルイス・プリエト   ラクルス


                  アランスビア


<1年遅れのデビュー戦>
公式戦3連敗(セルタ、リヨン、エスパニョール)中レアルは前節エスパニョール戦で退場したDFセルヒオ・ラモス、MFバチスタが欠場。 CBには昨年夏にニューカッスルから移籍したが怪我でこれまで公式戦出場0のウッドゲートが1年遅れのデビュー!!
対するアスレティック・ビルバオスペイン、ビルバオ期待の大型FWジョレンテが怪我でベンチスタートのため、本来右ウイングのエチェベリアがセンターFWを務める苦しい布陣でレアルに挑んだ。


<ギリギリの勝利>
試合はレアルのペースで進むがビルバオの鋭いカウンターが機能し始めた前半25分、エチェベリアのシュートをウッドゲートがヘディングでクリアしようが試みるが、これがカシージャスの守るゴールマウスへと飛んでしまいオウンゴール… ビルバオに先制点を与えてしまった。

前半を0-1で折り返し、サポーターからは大ブーイングが起こるが後半になると流れが大きく変わる。 53分、ベッカムのFKをロビーニョが頭で合わせて同点!! ロビーニョはリーガ初ゴール!! 勢いに乗ったレアルは65分、後半から入ったグティの見事なスルーパスを左サイドのロナウドが受けてキーパーと1対1を迎える。普段なら迷わず打つところを「確実な」右にフリーでいたラウルへパス。そしてこれをラウルがごっつぁんゴールで逆転!!

逆転してようやく安堵したレアルだが、1分後、ウッドゲートがこの日2枚目のイエローで退場!!
「オウンゴール、退場」とCBに起こりうる危険要素を全てやってしまったウッドゲート。 彼にとってはほろ苦い、どころか小学生が初めてストレートコーヒーを飲んだ時のような激苦いデビュー戦となった。

「残り25分、2-1とリードした直後にCBが退場」
少ないリードに多い残り時間と、公式戦3連敗で解任騒動にまで発展しているルシェンブルゴに対して、まるで「今後の進路の見極めテスト」を課しているような状況になったが、運はルシェンブルゴを味方する。
3分後の69分、ベッカムのCKからラウルが頭で合わせてこの日2点目!! これで勝負あった。采配如何によっては大惨事を招くところだったが、動く間もなく選手たちが点差を広げてくれた。 これで迷うことなく「守備的采配」を実行できるルシャンブルゴはFWのロナウド、ラウルを代えて試合を終えた。


後半流れを大きく変えたのは、立ち上がりからグラベセンに交わって出場し、トップ下に入ったグティだった。後半20分にロナウドに通したスルーパスがこの日のグティのハイライト。 前線への供給役となったグティが入ったことにより、前半動きが止まっていたラウル、ロナウドの運動量が増えた。 ジダンが怪我で離脱してしまったからこそ、こうした純粋なパサーは今のレアルに必要だろう。グラベセン、パブロ・ガルシアのダブルボランチでは少し攻撃面で物足りない(と言っても、守備面でも機能していると言えないが…)。

 


 

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リーガ・エスパニョーラ 第3節

2005-09-19 | リーガ・エスパニョーラ

◯アトレチコ・マドリード 2-1 バルセロナ

得点)F・トーレス、ケズマン / エトー

HOME)アトレチコ・マドリード

                       ケズマン
             F・トーレス

      M・ペトロフ               マキシ・ロドリゲス

              ガビ      リュクサン

     A・ロペス                      ベラスコ
              ペレア     パブロ


                  フランコ


AWAY)バルセロナ

                   エトー
                              ジュリ
       ロナウジョーニョ

               デコ       シャビ

                  マルケス

     ファン・ボロンクホルスト              オレゲル
              プジョル   エジミウソン


                 V・ヴァルデス


<「マドリード」VS「カタルーニャ」>
ボカ・ジュニオルスの監督としてリベルタ・ドーレスを制し、トヨタカップで日本に来たことでおなじみの「お茶の水博士」こと名将カルロス・ビアンチ監督が新しくチームを率いるアトレチコ・マドリード
今季はチェルシーからFWケズマン(セルビア・モンテネグロ代表  写真上)、ヴォルフスブルグからマルティン・ペトロフ(ブルガリア代表)、エスパニョールからマキシ・ロドリゲス(アルゼンチン代表)など実力者を補強して復活を目指すシーズンとなるが、この試合はその新加入選手がさっそく活躍した。

開始6分にジュリのクロスをエトーが合わせてバルサが先制するが、17分、ウイングのペトロフが左サイドを疾走し、マルケスをスピードだけで抜いて挙げたクロスをトーレスが頭で合わせて同点!! 続く28分にも後方からのロングボールを受けたペトロフが豪快なシュートをネットに突き刺すがこれはオフサイド。
前半を同点で終えて迎えた後半1分、右からマキシのクロスをケズマンがボレーで合わせて逆転!!  後半開始早々に逆転したアトレチコは終盤にCBパブロがレッドカードで退場となる厳しい判定を受けるも守り切り、今季初勝利!! バルサは昨季カンプノウでアトレチコに負けた試合に続き、アトレチコ戦2連敗。

この試合のその他の情報はこちらから!!

 

◯エスパニョール 1-0 レアル・マドリード

得点)ジャルケ

HOME)エスパニョール

            ルイス・ガルシア     コロミナス

                  デ・ラ・ペーニャ

        ドミ                        アルマンド・サ

               E・コスタ       イト


           D・ガルシア   ロポ   D・ジャルケ


                    カメニ


AWAY)レアル・マドリード

               ラウル     ロナウド

        ロビーニョ                   バチスタ

             P・ガルシア    ベッカム

     ロベルト・カルロス                  サルガド
            セルヒオ・ラモス   エルゲラ


                  カシージャス


<「マドリード」VS「カタルーニャ」第2弾>
レアルが、バルセロナと同じカタルーニャ地方のクラブ、エスパニョールと対戦!! レアルは昨季のこのカードで敗れたことによりカマーチョ監督が辞任したという苦い出来事があった。


<守護神カメニ

この試合のMVPを挙げるならやはり、エスパニョールGKイドリス・カメニ(カメルーン代表  写真上)になるだろう。
レアルは後半22分に先制点を取られるが、その先制点を取られる前も取られた後もこのカメニが立ちはだかった。
弱冠18歳で日韓W杯メンバー入りしたカメルーン期待の若手GKは、昨季大ブレイクを遂げビッグクラブから注目される存在となった。 ただ、若さゆえにプレーの精度は不安定で、そのスーパーセーブも高い身体能力に任せただけ、といった印象だった。 しかし、今季はキャッチング、セービング、パンチングの精度も向上し、GKとして頼れる存在に変わろうとしている。 このカメニの存在により、レアルは試合中、

「 相手がいいGK   →   普通に打っては入らない
              →   枠ギリギリを狙う
              →   結果、枠を外す        」

といったよくある悪循環に陥った。
結局最後までカメニの牙城を崩すことはできず、試合終了。 レアルはCLと合わせて3連敗…

3試合を終えてバルサが1勝1分け1敗、レアルが1勝2敗の大混戦…

いろいろな国のリーグを見てて思うが、
リーグ順位の上のクラブと下のクラブの「実質的差」が最も小さいのは、リーガ・エスパニョーラだ。
と自信を持って断言できる。

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リーガ・エスパニョーラ カディス VS レアル・マドリード

2005-08-30 | リーガ・エスパニョーラ

カディス 1-2 レアル・マドリード

得点)パボーニ / ロナウド、ラウル

HOME)カディス

                 オリ

     ホナタン・セスマ パボーニ     エンリケ

           スアレス   フレウルキン

    ラウル・ロペス              バレーラ
          デ・キンターナ   パス

 
               アルマンド


AWAY)レアル・マドリード

            ロナウド    ラウル

                ジダン

        バチスタ            ベッカム
               グラベセン

     R・カルロス              サルガド
            パボン   エルゲラ


              カシージャス

交代)グラベセン → ロビーニョ


<不安山積みの勝ち点3>
前日のバルセロナと同様に、アウェイで昇格組のカディスを相手に開幕戦を迎えることになったレアル。 そのバルサと良い意味で違ったのは、引き分けでなく勝ち点3を獲得したこと。そして、悪い意味で違ったのは、カディス相手に互角の戦いをしてしまったことだ。

バルサはアラベスに「守りきられて」引き分けに終わった、と言うのが正しいだろう。 終始試合を支配し、決定的なチャンスを何度も作った(エトーのシュートは2度ポストを叩く)。 守備では前線のフォアチェックで自由なパス回しを許さず、最終ラインではプジョルがアラベス攻撃陣に仕事をさせなかった。
しかし、残念ながらレアルは違う。 新加入のバチスタが機能せず、チグハグな攻撃を繰り返し、守備では不安視されているパボンがイージーミスを犯し、カディスに何度もチャンスを作られた。 カディスは、予想に反して楽に攻撃を形成できることとサポーターの声援が相まって「おせおせムード」となってしまった結果、守備の意識が薄くなり失点を喫した、といった感じだ。
バルサ戦でも触れたが、この、「昇格したばかりのチームがバルサやレアルといったビッグクラブを相手にしても引き分けで良しとしない姿勢」がリーガ・エスパニョーラの「魅力」であり、「欠点」でもあるようだ。


守備崩壊で絶望的な引き分け、もしくは敗北を喫する直前までいったレアルを救ったのはロビーニョだ。インテルに移籍したフィーゴから「背番号10」を受け継いだブラジル代表FWは得意のフェイントを織り交ぜたドリブルで流れを変え、レアルに勝利をもたらした。 そのドリブルのキレは「前任者」の影をすっかりなくさせるもので、この日の活躍はベンチから外れた「背番号11」のイングランド代表FWの移籍を決断させたかもしれない。


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リーガ・エスパニョーラ アラベス VS バルセロナ

2005-08-28 | リーガ・エスパニョーラ

アラベス 0-0 バルセロナ

HOME)アラベス

             ボティーポ

            ルベン・ナバーロ

       ネネ              デ・ルカス

         ハンドロ   アストゥディージョ

     ポリ                  エドゥ・アロンソ
          サリエギ  ファニート


              ボナーノ


AWAY)バルセロナ

             ロナウジーニョ
       エトー             ジュリ

            デコ    シャビ

             エジミウソン

      ジオ                 オレゲル
          プジョル   マルケス


             V・ヴァルデス

交代)エジミウソン → ベレッチ
        ジュリ → ラーション
        シャビ → イニエスタ


リーガ・エスパニョーラ開幕!!!>
ついに2005-2006シーズン、リーガ・エスパニョーラが開幕!!
他の試合に先駆けて今季セグンダ(2部)から昇格したアラベスと昨季王者のバルセロナとの試合が行われた!!


<今季も主役?>
アラベスは集中力を切らさずよく守った。ポストに救われたシーンが何度かあったが、元バルサのGKボナーノを中心に守り切った。 しかし、イタリアと違って下位クラブでも完全な引き分け狙いではなく、あわよくば勝ち点3を取りに行く姿勢を見せるところがスペイン・リーガ・エスパニョーラの魅力かもしれない。
結果的に引き分けてしまったが、バルサの強さ、美しさはこの試合でも見れた。 エジミウソンより前の5人の頻繁なポジションチェンジ、前線での早いプレスは健在で、これをされるとチーム力が劣るチームはどうすることもできない。 昨季の大幅補強と違って少数精鋭で補強した今季はチームの「熟成」が見込める。また、昨季開幕と比べれば怪我人(特に昨季の場合は長期離脱者)も少ないので、その意味ではチーム力としては格段に上がったと言えるだろう。
ロビーニョ、バチスタとまたも前線の選手を獲得し、懸念の守備、特にCB補強に動かない銀河系軍団との差は昨季より広まるかもしれない。


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バルサTV バルセロナ VS レアル・マドリード(2000-2001)

2005-07-22 | リーガ・エスパニョーラ

バルセロナ 2-0 レアル・マドリード

得点)ルイス・エンリケ、シモン

HOME)バルセロナ

                ダニ

               リバウド

       セルジ   ルイス・エンリケ   シモン

                シャビ

      プジョル              ライツィハー
            コクー  アベラルド


              デュトルエル


AWAY)レアル・マドリード

                   ラウル
            グティ

       ムニティス            フィーゴ

            セラデス   マケレレ

    ロベルト・カルロス               ジェレミ
            カランカ   イエロ


               カシージャス


今回特集されたのは、フィーゴがレアルに移籍した初めてのシーズンのカンプノウでのエル・クラシコ!!
カタルーニャ市民のフィーゴへの憎悪の気持ちが激しいブーイングとなって表れたこの試合は、前半にシャビのFKを元レアル所属のルイス・エンリケが頭ですらせて先制!! レアルはカウンターからチャンスを作るが決め切れず前半終了。
後半になるとクラシコらしい激しいぶつかり合いが多くなる中、リバウドが打ったシュートをカシージャスが弾くがこれを途中交代のアルフォンソ(元レアル所属)が詰めてヘッド!!これがポストに跳ねかえったところを、フィーゴの後継者としてこの年に獲得したポルトガル代表のシモンが詰めて2点目!!その後はレアルがマケレレに代えてモリエンテスを投入するなど攻撃的姿勢を見せるが攻め切れず試合終了!!


<バスケ???>
テレビカメラ的にもバルセロニスタ的にもこの試合一番の注目はやはりルイス・フィーゴ!!
この試合はカメラが別の方向を映していてもスタジアムの「音」を聞けばフィーゴがボールを持ったものだとわかった。そして、そのフィーゴをマークしたのがこのシーズンにトップチームに定着したプジョル!! この試合のプジョルの動きを見ればフェレール監督のプジョルへの指示は全てわかった。

フィーゴへのマンマーク。それ以外は何も求めない。

というのが監督の指示だろう。攻撃時においてもパスを受けるポジションを取らずに「フィーゴを見る」。フィーゴが左に流れれば「フィーゴを見る」ために左へ。フィーゴが下がれば「フィーゴを見る」ために上がる、といったように、まるでバスケのマンマークかと思うほどだった(笑) トップチームに定着するためにはこのシーズンが「勝負の年」だったプジョル。その頑張りぶりが見ていてよかった。(本人も試合後自画自賛したらしい、笑) そして、この試合の後からプジョルがバルセロニスタのアイドルになったのは言うまでもない。


<その他気付いたこと>
・カシージャスはまだまだ
カシージャスもプジョル同様このシーズンがトップチーム出場初年度。才能の片鱗を見せるセーブを何度か見せたけど、飛び出しのタイミングはイマイチだしキャッチングが実に危なっかしい… 現在、世界最高のGKにもこんな時代があったってことを思い出した。そういや、リーガ・エスパニョーラを衛星放送が放送してた時、よく「あぶね~」とか言いながらカシージャスを見てたのも思い出した。懐かしい(笑)やっぱGKは若くていい選手は少ないね。


・そういや、グティってFWだったんだ…
これもすっかり忘れてしまってました(笑)この後のレアルの「銀河系軍団化」により、生き残っていくためにポジションを下げ、今ではピボーテまでに位置を下げた被害者グティ。でもFWとしては一流とは言い難いのが真実…

そういや、グティが我がアーセナルに来たがってるらしいけど、ヴェンゲルの回答は「いらない」らしい。
自分も同じ考え。確かにグティのユーティリティ性は魅力だしアーセナルの求めるところではあるけど、28歳という年齢は「新たに獲得する選手」としてはヴェンゲルが嫌うところ。 そして、自分が一番気にかかるのがグティの性格の悪さ。「レアルの影の番長」が彼。カマーチョが辞任したのも、グティを中心としたロッカールームでの陰湿なイジメが原因の1つらしい。グラベセンがレアルに加入した時に真っ先にグティに挨拶にいったことがレアルというチームの「裏の真実」をよく物語っている。選手層の薄さを「団結力」でカバーしているアーセナルのチームカラーとしては、こういう「危険分子」は来てほしくないのです。


・バルサの右
この試合活躍したのがポルトガル代表のシモン。フィーゴの後継者としてやってきたけど、いつのまにかベンフェカへ移籍。その後、スポルティングからやってきたのが同じくポルトガル代表のクアレスマ。彼も目立った活躍ができずにポルトに移籍してしまった。こうして見ると、バルサがバルセロニスタの嫌うフィーゴの「幻影」をしばらくの間払えなかったことがわかりますなぁ~(笑)


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バルサTV②!!

2005-07-10 | リーガ・エスパニョーラ
 バルセロナ 2-1 バレンシア
AGGREGATE)3-5

得点)F・デブール、コクー / メンディエタ

HOME)バルセロナ

              クライフェルト

      ゼンデン               フィーゴ
               リバウド

            コクー     シャビ

              グアルディオラ

       アベラルド  F・デブール  ライツィハー


                ヘスプ


AWAY)バレンシア

           C・ロペス    アングロ

      キリ・ゴンザレス          メンディエタ

           ジェラール    ファリノス

     カルボーニ                アングロマ
           ペジェグリーノ  デュキッチ


                カニサレス


<バルサTV2回目!!>
アーセナルTVを見ずに、なぜか見てしまった2回目のバルサTV!!今回特集するのは前回と同じ1999-2000シーズンのCL準決勝バレンシア戦の2nd leg!!バルサは1st legを1-4と大敗して迎えた。


<放送の意図は??>
通常、クラブTVの過去の試合の放送と言えば、そのクラブの過去の名選手が活躍した試合や劇的な勝利を収めた試合、素晴らしい内容を見せた試合をチョイスして放送しているが、この試合は例外だった。
1-4と大きなハンデを1st legで背負ってしまったため、この試合は大量得点が必要とされたバルサ。しかし、フタを開けてみれば内容的にもバレンシアの快勝。69分にメンディエタに決められて勝負あり。バルサはいいところなく試合を終えた。

おそらくバルサがこの試合を放送したのは「過去の反省」という意図だろう。
現在黄金期を迎えようとしているバルサにも、「こんなドン底の時代があった」ことを改めて思い出してもらおうとしたのだろう(笑)
実際この試合は選手達より、スタンド観戦している会長らフロント陣や、わけのわからない采配を見せる「オランダ代表とバルサの疫病神」ファンハール監督(写真)が画面に映ることの方が多かった。 こういった「負の部分」を隠さずに、あえて見せようとするバルサの、クラブとしての大きさには感服です。負の部分も含めて「クラブの歴史」。そんな考えを持っていることが伺える。

まぁ、ドン底の時にドン底のVTR見ないだろうから、やっぱ「今」がうまくいってる裏返しとも取れるね~(笑)「いや~こん時はひどかったな~」って笑いながら見れる余裕が出てきたってことでしょ。

次回の放送はフィーゴがレアルに移籍して初めてカンプノウにやって来た時のクラシコ!!放送見たと思うけど、フィーゴへのブーイングがすごかったことしか覚えてないや(笑) 楽しみです♪


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バルサTV放送開始!!!

2005-07-02 | リーガ・エスパニョーラ

イングランド・プレミアシップのマンU、チェルシー、アーセナルTVに続き、バルサTVがJ SPORTSで放送開始!!
初回の今回は2000年4月に行われたCL準々決勝のチェルシー戦の2nd leg!!


◯バルセロナ 5-1 チェルシー
AGGREGATE) 6-4

得点)リバウド2(1PK)、フィーゴ、ダニ、クライフェルト / フロー

HOME)バルセロナ

                クライフェルト

          リバウド               フィーゴ

              コクー      ガブリ

               グアルディオラ

       ゼンデン                   プジョル
            F・デブール  ライツィハー


                  ヘスプ


AWAY)チェルシー

                ゾラ    フロー

          モリス               ディ・マテオ

                ワイズ    デシャン

        ババヤロ                  フェレール
               デサイー   ルブフ


                  デ・フーイ


1st legを1-3と落として迎えた2nd leg!! 完全に守備に入ったチェルシーを相手に24分、リバウドがFKを直接決めて先制!! ロスタイムにはクライフェルトが打ったシュートがポストに当たり、この跳ねかえりをフィーゴが決めて2点目!!

2試合合計スコアで逆転されたチェルシーは後半攻めに出る。まだBチームから上がってきたばかりのプジョル、デブールらディフェンス陣が必死で抑えるが、オランダ人GKヘスプがキックミスで相手FWのフローに渡し、そのまま流し込まれて合計スコアでチェルシーが逆転!! 再び攻めに転じたバルセロナは後半残り7分で途中投入のFWダニがCKを合わせて同点!!その直後にバルセロナはPKを得るが、絶好の逆転のチャンスもリバウドが失敗! 結局そのまま延長戦突入。

延長に入り、フィーゴがドリブル突破でペナルティエリアでババヤロに倒され再びPK獲得!!ババヤロは1発レッド!! 今度はしっかりリバウドが決めてバルセロナが逆転!さらにはクライフェルトがクロスを頭で合わせてダメ押し!!


<懐かしい!!>
やっぱ過去の試合を見るのはおもしろい!!今活躍している選手の若い頃(プジョル、クライフェルトなど)や、キャリアが晩年に差し掛かった選手の全盛期(フィーゴ、リバウド、グアルディオラなど)、さらには引退した選手まで見れるのはホント貴重だね~。この試合目立ったのはリバウドとフィーゴ。リバウドはこの時ブラジル国内で「代表とクラブでの出来が違う」と批判されていた通り、クラブでの活躍はすごかった(笑) フィーゴはうまさは今と変わらないけど、今よりスピードが速い。ウイングはやっぱ速さだな~。


<腹いせ??>
今回特集されたチェルシーとの対戦と言えば昨シーズンのCL決勝T1回戦! こんだけ大勝したゲームを1発目に放送するなんて、やっぱ悔しいんだな(笑)

ちなみにこの試合の主審は昨シーズンの試合でも笛を吹いたスウェーデンのフリスクさん!! そして、そのフリスクさんを批判して引退に追い込んだチェルシーのモウリーニョ監督はこの時通訳としてバルセロナのベンチに!! う~ん…因縁めいてる…。

もう1個ちなみに、この試合の解説はおなじみの幸谷さん。そして、実況(?)はドンドコドンの平畠!! お前はどこに向かってるんだ!?(笑)


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バルセロナ、リーガ・エスパニョーラ優勝!!!

2005-05-15 | リーガ・エスパニョーラ
スペイン、リーガ・エスパニョーラ首位のバルセロナが14日、レバンテと1―1で引き分けて勝ち点を82とし、6季ぶり17度目の優勝!!!

セビリアと2―2で引き分けた2位のレアル・マドリードとの勝ち点差は6。ともに残り2試合で、Rマドリードが連勝、バルセロナが連敗して勝ち点で並んでも、直接対決の成績で上回るバルセロナの優勝となる。


レバンテ 1-1 バルセロナ

得点)リベラ / エトー


<優勝へのプレッシャー>
先に試合を終えたレアル・マドリードの結果により、優勝のためには「引き分け以上」という軽いハードルが課された。しかしこれまでと違って優勝が「本当の」目前にまで迫ったプレッシャーからか、立ち上がりからバルセロナはおかしかった。
先制ゴールを許した後もイージーミスから何度も決定的場面を迎え、選手達の心理状態も普通のものではなかった。
しかし、現在得点王争いトップのエトーが60分に同点ゴールを決めると、
「このまま一刻も早く試合を終えて重圧から解放されたいバルセロナ」と、
「残留にむけてバルセロナ相手に勝ち点1でも満足なレバンテ」
の思惑が合致し、残りの時間はプジョルとマルケスのボール回しに… レバンテの選手達も取りに行かず、ただただ時間が過ぎて試合終了。バルセロニスタは歓喜に酔いしれていたが、今シーズンのバルセロナの試合の中で最も「お粗末」な試合であったことは間違いないだろう…

ただ、今シーズンのこれまでを見れば優勝に値するチーム。是非、そのままの勢いとメンバーで日本に来てもらいたいものです。

メッシーとかダミアーがスタメンなら金返してもらうからな~!!!(笑)


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リーガ・エスパニョーラ レアル・マドリード VS ヴィジャレアル

2005-04-25 | リーガ・エスパニョーラ
レアル・マドリード 2-1 ヴィジャレアル

得点)ロナウド、サルガド / リケルメ(PK)

HOME)レアル・マドリード

            ロナウド
                   オーウェン

         ジダン  ラウル
                        ベッカム

               ボルハ

    ロベルト・カルロス              サルガド
          サムエル      パボン

              カシージャス


AWAY)ヴィジャレアル

            フォルラン

                      ホセ・マリ
               リケルメ
        ソリン

          マルコス・セナ   ホシコ

    アルアバレナ               アルマンド・サ
         キケ・アルバレス  ロドリゲス

                レイナ


<強敵ヴィジャレアル>
逆転優勝を狙うレアルがホームで対戦したのは今季好調のヴィジャレアル。このチームはリケルメ、フォルランを中心とした攻撃的なチームで今季の得点数はリーグ3位! バルサも残り試合の中にヴィジャレアルとの対戦を控えているため、両チームにとってヴィジャレアルとの試合は優勝争いにおける重要なポイントになった。


<本気のギャラクティコ>
ヴィジャレアルというチームの名前を聞いて最初に浮かんでくるのは、アルゼンチンをはじめとした南米の選手が多く在籍しているということ。この試合に出場した選手だけを見ても、
◯アルゼンチン
リケルメ、アルアバレナ、ソリン、フィゲロア(アルアバレナは元代表。他の3人は現代表。ちなみにリケルメとアルアバレナはボカ時代にチームメイト。さらにそのチームメイトだったバタグリアもつい最近まで在籍。)

◯ウルグアイ
フォルラン

◯ブラジル
マルコス・セナ

とまぁホントに南米の選手が多いので必然的にプレースタイルは南米っぽくなり、「アルゼンチンらしい」汚い(ずる賢い?)プレーも多く見られる。この試合でもそれは見られた。今回は同時に主審のレベルの低さも手伝い、パボンのボールにいったと見られるスライディングがファウルを取られPK! これをフォルランが決めて先制すると、後半にはロベカルの左からのクロスをアルマンド・サ(モザンビーク代表)が明らかにハンドで止めたがこれは取られず、レアルの選手達は不満を表す。いつもならここで集中力が切れてしまうところだが、優勝に向けてモチベーションを取り戻した銀河系軍団はここからが違った。
輝きを見せたのはジダン。華麗なフェイントとドリブルでディフェンスをかわし、左足でキーパーが取れそうで取れない位置にクロス!これをロナウドが頭で合わせて同点!
これで勢いづくレアルだったが、サムエルが2枚目のイエローで退場!!
「勝ちに行かなければいけない試合で後半にCBが退場」という監督としては難しい状況だったが、幸いなことにこの後すぐロナウドがペナルティエリアで倒されPK!! と思ったがやはり主審は取らない。逆にヴィジャレアルの選手達はロナウドのシュミレーションを主張。しかしこの間プレーは切れておらず、ロナウドは起き上がり、上がってきたサルガドにパス。これをダイレクトで合わせ逆転!!! WOWOWの柄沢アナは「何でそこにサルガドがいるんだぁ~!!」とスラムダンクの陵南戦「何故桜木がそこにいるんだぁ!?」に影響されたかもしれない実況(笑) (わかるかな??)
この後はロナウド、オーウェンに代えてエルゲラ、フィーゴを投入。なんとかヴィジャレアルの攻撃を抑えきり勝ち点3を獲得! しかし、終了間際には小競り合いが起きてジダンがレッドカード! 後半にイエローをもらったサルガドも累積で出場停止となるため、次節はサムエル、サルガド、ジダン抜き…

それにしても本気になったレアルの攻撃はすごかったなぁ~。シーズン当初からこの試合のモチベーションの半分でもキープしていればもっと優勝争いはおもしろくなってたろうね。バルサに勝つのもヘタフェに勝つのも同じ「勝ち点3」って考えも優勝する上で必要な気がするなぁ…
次節は最近出番の少ないフィーゴに期待!


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リーガ・エスパニョーラ レバンテ VS レアル・マドリード

2005-04-18 | リーガ・エスパニョーラ
レバンテ 0-2 レアル・マドリード

得点)ロナウド2

AWAY)レアル・マドリード

            ロナウド
                   オーウェン
          ジダン  ラウル
                        ベッカム

               ボルハ

   ロベルト・カルロス               サルガド
          サムエル      パボン

              カシージャス

<クラシコ後>
クラシコの勝利でリーグ優勝の希望が再焼したレアルがアウェイでレバンテと対戦! そのレバンテはと言うと、元レアルの選手が数人在籍している半面、FWのセルヒオ・ガルシアなどバルサからレンタル中の選手が何人か在籍し、監督の元ドイツ代表の名選手シュスターはそのバルサとレアルの両方に在籍していたとあって、スペインメディアはこのレバンテがどちらの「味方」になるのかということで注目されていた(笑)


<守護神>
この試合は2ゴールしたロナウドよりもGKのカシージャスの活躍につきる!! キーパーがカシージャスじゃなかったら何点取られていたことか…てか、ここ数シーズンそういう試合多くないか!?ホント、カシージャスがいなかったら中位クラブになってる可能性が高いぞ!?

ところで、最近カシージャスの周りには移籍の噂が飛び交っている。信愚性は低いとは言え、カシージャスが自分の年棒に不満で移籍も考慮し始めているという話だ。
聞けば、カシージャスの年棒は2億3000万…これはベッカムの3分の1にも満たない…
マケレレといいレアルは守備の選手に対する評価があまりにも低い。カシージャスの年棒を3億ほど上げれば解決することなのに…これをケチって、もしカシージャスが移籍したらそれこそバカバカしい話。その損失によってかかる新戦力獲得のための費用や労力を考えたら割に合わないってかチームにとって完全にマイナスなんだけどなぁ~…
まぁただの噂だと思うけどね~。


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リーガ・エスパニョーラ レアル・マドリ-ド VS バルセロナ

2005-04-12 | リーガ・エスパニョーラ
レアル・マドリード 4-2 バルセロナ

得点)ジダン、ロナウド、ラウル、オーウェン / エトー、ロナウジーニョ

HOME)レアル・マドリード

            ロナウド
                   オーウェン
          ジダン  ラウル
                        ベッカム

              グラベセン

   ロベルト・カルロス               サルガド
          エルゲラ      パボン

              カシージャス

交代)オーウェン → フィーゴ
      ラウル → ソラーリ
      ジダン → セラデス

AWAY)バルセロナ

               エトー

       ロナウジーニョ       ジュリー

            シャビ    イニエスタ

               マルケス

    ジオ                     ベレッチ
           オレゲル   プジョル

              V・ヴァルデス

交代)ジュリー → マキシ・ロペス
     エトー → ダミアー


<エル・クラシコ!!!!>
リーガ・エスパニョーラ最大のライバルどうしの対戦にして首位決戦!!
バルサが勝ち点差9でサンチャゴ・ベルナベウに乗り込むのはクライフがバルサの選手だった73-74シーズン以来! バルサとしては引き分けで十分なわけで感情的になる必要はなかった。事実、ライカールト監督は記者会見で体調不良のロナウジーニョ、W杯予選での負傷が完治していないプジョルに無理はさせたくないと述べた。しかし、フタを開けてみれば二人とも先発スタート。やはりこの試合を攻守のキーマン抜きで戦うことは考えられなかったのだろう。


<これぞクラシコ!!!>
この試合に勝てばリーグ戦優勝の希望が見えてくるレアルが立ち上がりから攻め、前半7分にロナウドが上げたクロスをジダンが頭で合わせて先制!! ジダンはそのままゴールポストに頭を直撃!!
あの冷静なジダンが勢い余ってポストに頭を当てた… それだけレアルの選手達のこの一戦に懸けるモチベーションは高かったのだ。
勢いが止まらないレアルは20分にベッカムのFKをロナウドが頭で合わせてゴール!!!
バルサのディフェンスはエルゲラに釣られてロナウド、さらにはジダンをフリーに… バルサはCLチェルシー戦の前半といい、重要なアウェイでの一戦で立ち上がりに浮足立つことが多い。バルサはレアルと違い、「これから歴史を作っていく選手達」の集まり。このあたりは経験か。
しかしそのチェルシー戦同様、やられるだけやられた後はバルサがゲームを支配。落ち着きを取り戻し、29分にシャビがペナルティエリア前でねばってエトー抜け出しがゴール!!
その後もいつ点が入ってもおかしくないほどバルサが攻め続けるが、迎えた前半ロスタイムにジダンが左サイドを猛烈にかけあがるロベカルに出し、シャビをドリブルでかわしてグラウンダーのクロス!これをラウルが左足で合わせて3点目!!! ラウルの右目はその前に起きたプジョルとの接触で腫れあがっていた。主将の気迫を感じるゴール!!そしてレアルにとって最高の形で前半終了!

決して内容では負けていなかったバルサは後半もレアルを翻弄する攻撃を続けるが、ベッカムのロングボールからオーウェンがディフェンスラインの裏へ抜け出し、絶妙なトラップで止めて右足アウトのシュート!! 不本意ながらもこの日のレアルはカウンターがよく効いた! その後はレアルがバルサの攻撃をロナウジーニョのFK1点に抑え、勝利!!! 勝ち点差を6とした。


<歴史に残る名勝負>
レアルがふがいなかったカンプノウでの試合より内容的にはかなりおもしろかった!!
レアルはメンバーのほとんど(パボン以外)が、負けたバルサもロナウジーニョとプジョルなどが持ち味を発揮した。レアルが勝ったのはやはりモチベーションの差だろう。 特に守備面でそれを感じた。決して守備のうまくないベッカムがロナウジーニョを止め、決して守備をしないロナウドがハーフウェイラインまで相手を追い掛けた。 また、点を取った面子だけ見ても役者揃いぶみといった感じだった。
イタリアのジャーナリストに言わせたらお互いの中盤のディフェンスの緩さを指摘するかもしれないが、「リーガ・エスパニョーラ最高峰」の試合を見させてもらった。


<WOWOW関係者の方へ…>
早くリーガ・エスパニョーラの放映権をスカパーに返して下さい。あなた達の放送にはコリゴリです…
普段生放送はしないわ、実況のレベルは低いわでサッカーファンからしたら本当にウザい。無意味にクラシコを現地まで見に行って実況・解説は大興奮。しまいにゃ、
「手元のカメラ(視聴者が見てる映像)を見る暇がありませんね~!!」
とうれしそうに言い出す始末…

見ろよ!!バカ!!

見ないから選手の言い間違いするんだよ!!!! 興奮して声も裏返ってるし…
非常に不快だった。スカパーが放送していたら、この最高の試合がもっと盛り上がっただろう。


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