『鮮血のマリー 鏡の中の幽霊』
CURSE OF BLOODY MARY(2021年イギリス)
監督:デヴィッド・グレゴリー
脚本:ソフィア・オズボーン
出演:アビ・カッソン・トンプソン
サラ・T・コーエン
アントニア・ウィリアンズ
ビートライス・フレッチャー
ダニエル・ロナルド
クリッシー・ウーナ
■ストーリー■
何かを呼び出してしまったために、その何かに襲われるベンとフランシーヌ。大きな館から脱出しようとするのだがベンは餌食になってしまうのだった。
ケイト、モーガン、エレーナ、ダニの4人の女性グループは森の中の館に健康作りのためにやってくる。しかし、4年前にエレーナがダニのボーイフレンドと寝たことでエレーナとダニはお互いに話さなくなり絶縁状態にあった。ケイトとモーガンは2人を仲直りさせる目的で旅行に誘ったのだった。ダニはエレーナがいるのを聞いていないので帰ろうとするがケイトに頼まれしぶしぶ健康作りをすることに、、。
森の中の大きな館で彼らを迎え入れたのはフランシーヌだった。トレーニングにはげむ4人だったが、その夜キャンプファイヤーを囲んで怪談話をしているときに、フランシーヌが現れ怪談に参加して、この森はブラッディメアリーはこの森から始まったと言い出すのだった。
その話とは、数世紀前、森に住む魔女メアリーワースは子どもを失ったことで正気を失い村人の若い女性たちを犠牲にし自分の子どもを甦らそうとしたが、村人に見つかり火あぶりにされたのだった。そのとき鏡の前で自分の名前を読んだら呼んだ人間の元に現れると誓うのだった。
フランシーヌにそそのかされたような感じで、4人は興味本位で鏡の前でブラッディメアリーを呼ぶのだが、、、。
□■□少しネタバレあり□■□
■感想■
アメリカのブラッディメアリーの都市伝説をもとにしたイギリスのホラー映画。
アメリカの都市伝説ですがイギリスで映画化、、、。
あえてアメリカの都市伝説をテーマにしないでも良かったのでは??とも思いますが、、やっぱり知名度のある都市伝説をテーマにした方が宣伝になるんでしょうね、、。
ランニングタイム77分と少しだけ短めなんで観やすいものの、これと言った特長もなく可もなく不可もない普通のオカルト映画です。
仲違いしていたダニとエレーナがなんとなくすぐに仲直りしちゃうみたいな展開なんで、、2人が長い間、仲が悪かったなんていう設定は必要なかったのでは??
ストーリーにその仲が悪かったっていう設定が絡むこともないし、、。
なぜ、なぜ??
こんな設定を??最初から1台の車で4人が乗ってくるっていう設定で良かったでしょう??
でも、その設定がないと4人のキャラクターが分かりずらいとか、、77分の作品が70分くらいいなっちゃうからとかそういうコトでしょうか??
確かに4人のうち、2人が仲が悪くて、仲を取り持とうとしたのがケイト、残りがモーガンって分かりやすくなっています!!
でも、ブラッディメアリーが出てきてから、登場人物たちが次から次へとすぐに退場していっちゃうから必要ない気も、、、。4人だけでは物足りないと思ったのか、4人以外の登場人物も出てきます、、。
ブラッディメアリーに対処する方法もなく、、犠牲になるためだけに登場した印象を受けちゃいます、、。
最後、生き残ったダニだけなんとか車に乗り込みますが、、。
ホラー映画定番のいつもの終わり方、。
2022年には続編"Summoning Bloody Mary 2"が作られています。監督、脚本は今作の脚本家のソフィア・オズボーン、今作に引き続き、ダニ役のサラ・T・コーエンが出演しています。今作の原題ですが、日本の配信版では”CURSE OF BLOODY MARY”と出ますが、”Summoning Bloody Mary”のタイトルもあるみたいです。
この終わり方で、ダニが引き続き出演って、どういう続編になっているんでしょう??
今作のフランシーヌみたいな役どころなんでしょうか??
続編があると聞くと、やっぱり気になっちゃいます!!
『続シンジケート』(1973年)、『続 荒野の用心棒』(1966年)、『続 ・さすらいの一匹狼』(1965年)、『サスペリアPART2』(1975年)みたいなタイトルのみの続編でなく、多分、本当の続編だと思うんですが、、。サラ・T・コーエンが同じダニ役で出演しているので、、。
今は色んな作品が配信されているので、もしかすると速編が観れるかもしれないので気長に待っています、、。
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