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『ダークショット』レーサーvs連続殺人鬼?

2015-03-05 00:18:26 | ミステリー

ダークショット
RAW NERVE(1991年アメリカ)
 監督          デヴィッド・A・プライアー
 脚本          ローレンス・L・シメオン
              デヴィッド・A・プライアー
              ジェーソン・コールマン
 出演          グレン・フォード
              テッド・プライアー
              ジャン=マイケル・ヴィンセント
              サンダール・バーグマン
              トレイシー・ローズ
              ランドール”テックス”コッブ

 ■ストーリー■
 世間では赤いハイヒールを履いた女性が連続して殺される事件が起きていた。殺し方は、被害者の女性の顔にショットガンを撃ち殺すという手口だった。
 レーサーのジミー・クレイトンは、ある日、レース中に幻覚を見るのだった。レースの帰り道に通った遊園地のミラーハウスで起きた事件の幻覚ということに気づき、警察に行くが相手にされなかった。そんなジミーを見ていた記者のグロリアは、話を聞かせて欲しいと近づいてくるのだった。

 ■感想■
 今日も相変わらず古い作品を記事に…。
 新作はここ1か月くらい全然観ていないので、昔の作品を。

 ジャン=マイケル・ヴィンセント、サンダール・バーグマン、トレイシー・ローズ、ランダール”テックス”コッブと、B級アクション映画ファンだったら、大喜びの豪華キャストのサスペンス・ミステリー映画。
 主人公の犯人が殺しを行う現場の幻覚を見るレーサー役は、デヴィッド・A・プライアー監督の兄妹で、監督作の常連俳優のテッド・プライアー。

 

 殺人現場の幻覚を見るレーサー役は、てっきり、ジャン=マイケル・ヴィンセントだと思ったら、彼は刑事役でした。しかも、警部補役。スーツ姿が全然似合わない!!
 筋肉質の体系のせいなのか、今まで出演した役のイメージのせいなのか、やっぱりジャン=マイケル・ヴィンセントにはラフなかっこうが似合います!!

 殺人現場の幻影を見る主人公を描く、超能力系主人公の活躍する作品と思いきや、B級作品には似つかわしくない、正統派のミステリーでした。
 
 「まさか、そんなオチ??」

 あまりにも正統派の展開に全然、途中、気がつきませんでした。
 
 まぁ、途中からミスリードのように犯人が示されるので、てっきり信じちゃいました。B級アクション系ミステリーと思ったら、正統派のミステリー。
 ちょっと、ビックリでした。

 でも、面白いかどうかは別なんで、今作を観る人は、あまり期待しないで下さい。

 正統派とか言って、ほめてますが、それは全然期待していなかったからで、明らかにオカシなところもあるので、要注意!!
 
 主人公の妹ジーナが犯人に襲われるシーン、あれは物理的に犯人にできないはず!!

 まぁ、そんなコト考えなかったんでしょうねぇ。あまり深く考えずに、1980年代の2時間サスペンスでも観るつもりで観れば、楽しく観れるはず!!   40点


ダークショット [VHS]
ジャン・マイケル・ビンセント
大映



 
 


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