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『アンコントロール』

2021-05-10 22:20:02 | サスペンス

アンコントロール
SHORTA(2020年デンマーク)
 監督:フレデリック・ルイ・ヴィー
    アンデルス・ウールホルム
 脚本:アンデルス・ウールホルム
    フレデリック・ルイ・ヴィー
 原案:アンデルス・ウールホルム
 出演:ヤコブ・ローマン
    シモン・セアルス
    タレク・ザヤット

 ■ストーリー■
 ”SHORTA”とはアラビア語で警察の意味。
 時速200キロで走っていて逮捕されたタリーブ・ビン・ハッシが逮捕後、病院のICUに運ばれたことをきっかけに移民たちが抗議活動を行っていた。制服警官のイェンスは、上司からマイクと組んでパトロールを行うよう指示されるのだった。マイクは高圧的な警官で行動を抑制するよう言われるのだった。ミーティングでは移民の多い地区でタリーブの出身のスヴェルガルデンには入るなと言われるのだった。
 地元ギャングの乗る車を発見、追跡してスヴェルガルデンまで入ってしまうのだった。その場は何もなくパトロールを続けるイェンスとマイクだったが、マイクがアモス・シャル・アーミという若者を不審に思い職務質問をするのだった。過激なやり方で職務質問をした2人の警官のパトカーのフロントウィンドウに物が投げつけられるのだった。2人はアモスを捕え連行しようとするが、そのとき、無線でタリーブが病院で死んだと連絡が入るのだった。
 町では、住民が暴徒と化しパトカーを襲撃、2人はアモスを連れ近くのビルに逃げ込むのだった、、。

 ■感想■
 警官の起こした暴力事件が原因で発生した暴動の中に取り残された制服警官を描くデンマークのサスペンス映画。
 ランニングタイム108分と、今作の地味な内容を考えると少しだけ長めの作品ですが、中盤だれることもなく緊張しっぱなしの108分間を味わうことができます!!

 傑作!
 同じくデンマーク映画で、警察(緊急通報指令室)にかかってきた電話のやりとりだけで1本の作品にしちゃったサスペンス映画の傑作がありましたけど、映画のタイプは全然違うものの今作もおなじくらい面白い!!
 とにかく面白い!!


 デンマークのアカデミー賞と言われるロバート賞で11部門ノミネートされ2部門受賞しています。
 その他の映画祭で受賞やノミネートされています。主な受賞歴とノミネートをあげると、、
 
【デニッシュ・フィルム・アワード(ロバート)】2021年
 音響賞、助演女優賞(オズレム・サグランマック) 受賞。
 作品賞、VFX賞、オリジナル音楽賞、主演男優賞(ヤコブ・ローマン)、編集賞、撮影賞、脚本賞、美術賞、メイクアップ賞 ノミネート。 
【グラスゴーフィルムフェスティバル】2021年
 観客賞 ノミネート。
【ボディル賞(デンマーク映画批評家協会アワード)】2021年
 監督賞、作品賞、俳優賞(ヤコブ・ローマン、シモン・セアルス) ノミネート。
【釜山国際映画祭】2020年
 海外映画作品賞 ノミネート。
【カイロ国際映画祭】2020年 エジプト
 監督賞(ブロンズピラミッド賞)、作品賞(ゴールデンピラミッド賞) ノミネート。
【CPH PIX(デンマーク国際(フィクション)映画祭)】2020年 
 新しいデンマークの才能賞 ノミネート。
【マカオ国際映画祭】2020年
 監督賞 ノミネート。
【レザルク・ヨーロッパフィルムフェスティバル】2020年 フランス
 監督賞(シネヨーロッパアワード) 受賞。
 作品賞(クリスタルアロー賞) ノミネート。
【オルデンブルク映画祭】2020年 ドイツ
 作品賞 ノミネート。
【テッサロニキ映画祭】2020年 ギリシャ
 監督賞、国際コンペテイション 受賞。
 ゴールデンアレキサンダー賞(監督) ノミネート。
【ベネチア映画祭】2020年
 国際批評家週間(監督) ノミネート。
【チューリッヒ映画祭】2020年 スイス
 ゴールデンアイ賞(優秀国際長編映画) ノミネート。



 出演は『皆殺しのレクイエム』(2017年)、『ヴァルハラ 神々の戦い』(2019年)ヤコブ・ローマン。
 主人公は、移民に特に差別意識を持たない制服警官のイェンス。何か暴力的なパートナー、マイクと組むように署長から言われなんか事件が起きそうな気配!!映画なんで、もちろん事件が起きますけど、、、。

 でも、観ている間に、なんと、主人公が変わる??イェンスでなく、マイクに!!
 もともと、どちらが主人公ってコトはなかったんでしょうけど、映画が始まって中盤くらいまでは明らかにイェンスの目線で描かれてました、、。
 それが、離れ離れになったあたりから、、。
 「あれ、マイクのシーンが長いなぁ、、」
 と思って観ている間に、いつの間にかマイクに感情移入している自分が!!

  あまり言っちゃうと、面白さが半減しちゃうので、情報はあまりなく観た方がいいです。ってかなり上記のストーリーにかなり書いちゃいましたけど、、。映画が始まって40分くらいの内容書いちゃってます、、。すいません、、。
 デンマーク映画のエンターテイメント作品、面白すぎ!!

 良く考えると、主人公たちのことは描いていますけど、事件の大元になったタリーブの事件はなにも解決していないというリアルさ!!

 

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『デッド・フィッシュ』

2021-04-26 18:03:34 | サスペンス

デッド・フィッシュ
DEAD FISH(2004年イギリス、ドイツ)
 監督:チャーリー・スタドラー 
 脚本:アダム・クルートナー
    デイブ・ミッチェル
 原案:チャーリー・スタドラー
    トーマス・ガイガー
 出演:ゲイリー・オールドマン
    アンドリュー・リー=ポッツ
    エレナ・アナヤ
    ビリー・ゼイン
    テレンス・スタンプ
    ロバート・カーライル

 ■ストーリー■
 煮え切らない態度の恋人エイブに愛想をつかしたミミは、エイブから借りたケータイ電話を駅でひったくりに遭い、ひったくりを追いかける。ミミに追われたケータイ電話泥棒は、駅にいた殺し屋リンチになぎ倒されるのだった。リンチとミミが同じケータイを使っていたため、ケータイを取り違えてしまうのだった、、。

 ■感想■
 イギリスのコメディ調のサスペンス映画。
 2009年に観たのに、記事にしてませんでした、、、。観たのは2009年ですが、製作年度は2004年の作品です。5年間、公開(DVDスルーでも)されなかったのは、それなりだったから??
 でもゲイリー・オールドマンのファンは、すごく楽しめるかも??
 
 実は、ほとんど今作の記憶がない、、。タイトルくらいしか覚えていない、、。
 わずか11年前なのに、、。
  ほとんど笑えなかった気が、、。当時のノートと思い出しながら少し感想書きます、、。
 実は、ストーリーだけ下書きしていて、途中になっていたので記事にします。ストーリーや感想でおかしなところあったらすいません、、。

 殺し屋役のゲイリー・オールドマン、借金取りのロバート・カーライルとメジャーな俳優が出演していますが、主人公はアンドリュー・リー=ポッツ。
 いつものDVDのパッケージに騙されて借りて観ちゃいました、、。
 
  その他にはテレンス・スタンプ、ビリー・ゼインまで出演しています。2004年当時としてはこの出演者で劇場未公開なんで、絶対に何かあるはずと思わないと、、。

 ゲイリー・オールドマンが笑えないのに、歌うシーンがあったり、、。

 なんだかんだ色々あって、最後は一同集合してストーリーがつながるみたいな、当時流行したスタイルの作品です、、。

 アクション度 ★
 サスペンス度 ★
 コメディ度  ★★★(コメディ度高いですが笑えるって意味でないです) 

 

 

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『フレディ/エディ』

2021-04-16 23:00:38 | サスペンス

フレディ/エディ
FREDDY/EDDY(2016年ドイツ)
 監督:ティニ・トゥルマン
 脚本:ティニ・トゥルマン
 出演:フェリックス・シェーファー
    ジェシカ・シュヴァルツ
    ブルクハルト・クラウスナー
    ロバート・スタッドローバー
    カタリーナ・シュットラー

 ■ストーリー■
 画家のフレディ・イェリクは妻の浮気現場を目撃し、浮気相手に暴力をふるって傷害罪で捕えられてしまう。賠償金で逮捕は免れるが、フレディにはその記憶がなかった。妻には離婚され、息子の親権は妻のものに。
 隣に越してきたパウラとミツイの親子と仲良くなり始めるが、そんなフレディの前に、子どものころの想像上の友人のエディが現れるのだった。フレディは、自分とうり二つのエディと打ち解けるのだが、フレディの身の回りでおかしなことが起き始めるのだった。クレジットカードが使えなくなっていて銀行に問い合わせると、フレディ自身が解約したというのだ。フレディはエディの話をするが、精神分析医や弟ダーヴィットはその存在を信じようとせず、二重人格で別の人格を作り出していると判断するのだった、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 ネタバレしたら全然面白くないので、観てから読んで下さい!
 また、今作を面白いと思った方も読まないで下さい。
 

 ■感想■
 GEO先行レンタルのドイツのサスペンス映画。
 BS放送のWOWOWでも、放送されたことがあるらしいです。

 ランニングタイム95分なのに、、、すごーく長く感じちゃいました。
 自分が嫌いな、いつもの双子ネタ、、、、。
 でも、もしかすると、主人公が勝手に別の人格を作りだしたのかも??と思わせてくれるものの、ストーリーの流れから見てどう考えても双子??

 実は主人公は死んでいた!
 実は夢(幻覚)だった!
 実は双子だった!
 
 このオチはやめてーッ!

 まぁ、今作の場合、双子か二重人格か、どちらかかってコトなんで、実は双子でしたのオチの作品ではないですが、、、。

 実は双子でした!のオチの作品を観たことがなければ、結構面白く観れるかも??

 今作の双子のエディですが、サイコ野郎ですが、フレディが精神分析医の面談している日にミツイに手を出して、すぐもう1人そっくりさんがいることが警察にすぐにばれちゃいます、、。ここまで完璧までに計画を実行してきたのに、、なぜ??
 ドイツの警察も優秀なのか、違うのか良く分からない??
 あと、研修医をしているフレディの弟のダーヴィットですが、なぜサイコチックな双子がいることが分かっているのに、電話で待ち合わせて家に行っちゃう??
 家にいるのがフレディか、エディか分からないのに、、、。まずは警察や弁護士に連絡するのが先なのでは??エディが家に帰って来るかも??という考えはなかったんでしょうか??
 ダーヴィットが、チャック・ノリスやドルフ・ラングレンだったら、無防備で家に行っても良いですけど、、。

 自分はダメダメでしょたけど、実は映画祭で受賞したりノミネートされたりしています。

【アクトン・ベルリン】2017年 ドイツ
 監督賞、製作賞 受賞
【オースティン映画祭】2017年 アメリカ
 長編作品賞、脚本賞 受賞
【ファンタスポア国際ファンタスティック映画祭】2017年 ブラジル
 作品賞、監督賞、主演男優賞(フェリックス・シェーファー)、主演女優賞(ジェシカ・シュヴァルツ) ノミネート
【キノフェスト・リューネン】2016年 ドイツ
 最優秀長編作品賞 受賞
【ホーフ国際映画祭】2016年
 監督デヴュー作品賞 受賞

 ドイツをはじめ、色んな国で賞を獲ってます、、。一般的には評価されてるんですねー。自分にとっては普通でしたが、、、。
 自分は、双子オチっていうだけで、評価がマイナス30点!なんで、、、。

 

 

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『バイドーン 真夜中の来訪者』

2021-04-13 22:17:43 | サスペンス

バイドーン 真夜中の来訪者
BY DAWN(2019年アメリカ)
 監督:セバスティアン・ベイジル
    マイケル・ガルヴァン
 脚本:セバスティアン・ベイジル
 出演:ジェイソン・カウフマン
    タラ・ウェストウッド
    ダナ・メラニー
    ダニエル・コルヴァン
    ナラダ・キャンベル

 ■ストーリー■
 ニューヨークに住む元海兵隊のケネス・ペックはイラクで敵に捕らわれて拷問をうけPTSDに陥っていた。帰国後は妻キャスリーンと3人の子どもと生活していた。長女のカイリーは彼氏ライアンを部屋に連れ込みイチャイチャ。
 翌朝、空に謎の黒い雲が大都市を覆っていた。TVのニュース番組では、NASAの専門家が、黒い雲は正体はDIDと呼ばれるエイリアンの乗り物で、明日までには対処するので、市民は戸締りをして家にいるようにと伝えるのだった。

 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■
 家の中だけで描かれる侵略Sci-Fi映画、、、。と思っていたら
 な、な、なんと、禁断の夢オチ!!
 夢ではなく幻覚ですが、、、。

 ランニングタイム81分と短めの作品だからと言って、幻覚オチなんて、、。
 許されないのでは??
 
 主人公の周りで奇妙なことが起きるけど、実は主人公は死んでましたオチ。
 主人公は身に覚えがないのに、みんながやったという双子だったオチ。
 実は夢でしたの夢オチ。
 
 もう、この3つ、本当にやめて!!
 やめてー。
 本当にやめてー。

 夢オチ系でも、ウンベルト・レンツィ監督のゾンビ映画『ナイトメア・シティ』(1980年)とか、ブライアン・デ・パルマ監督のサスペンス映画『ファムファタール』(2002年)くらい面白かったら全然OKですけど、中途半端な作品の夢オチ、、やめて、、。

 捕虜になったときのことでPTSDを抱える主人公が、娘が海兵隊に入ると言うことを反対する家族のドラマとか、丁寧に描いているのに、実は幻覚でした、、なんて。
   
 幻覚だから良いんですけど、エイリアンが家までやってきて、決戦だとか言ってショットガン数発撃ったらあきらめちゃうって、、、。
 当たったかどうかもわからない、、超低予算映画、、。
 制作費知りたいです。
 ロケは誰かの家としても、俳優のギャラがあるので、100万ドルはかかっているんでしょうか??

 81分なのに、すごーく疲れちゃいました、、。

 ■日本語吹替キャスト■
 ケネス    :木内 太郎    キャスリーン:木村 陽子
 カイリー   :末崎 文子    ライアン  :藤井 雄基
 ジマーマン博士:佐田 直啓    キース   :永井 太郎
 ケイティ   :結瀬 あやの   ケラン   :伊津美 志の

 

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『レディ・オア・ノット』

2021-03-12 23:29:06 | サスペンス

レディ・オア・ノット
READY OR NOT(2019年アメリカ)
 監督:マット・ベティネッリ=オルピン
    タイラー・ジレット
 脚本:ガイ・ビューシック
    R・クリストファー・マーフィー
 出演:サマラ・ウィーヴィング
    アダム・ブロディ
    マーク・オブライエン
    ヘンリー・ツェーニー
    メラニー・スクロファーノ

 ■ストーリー■
 グレースは富豪の息子アレックス・ル・ドマスと結婚する。ル・ドマス家には家族が増えたときの儀式があることを知るのだった。その儀式とはゲームに参加することだった。ゲームで富を築いたル・ドマス家では、ゲームに参加することに意義があると夫のアレックスに言われグレースは参加するのだった。
 グレースはくじ引きで”かくれんぼ”をひくのだった。新メンバーのグレースがかくれることになり、夜明けまで逃げれたら勝ちというルールが説明され、ゲームが始まるのだが、、、。

 ■感想■
 金持ちの家庭に嫁いだ女性の恐怖の体験を描くサスペンス映画。
 サスペンス映画で1つのジャンルになっている「人間狩り」をテーマにした作品です。

 TSUTAYAでは置いてなく、GEO先行レンタル作品です。
 GEOがない地区はどうするの??
 こういうTSUTAYA先行レンタルとか、GEO先行レンタルとかはやめて欲しいです。レンタルショップがそこら中にあった時代は良いですけど、今やレンタルショップが激減しているのに、こういう借りる人間無視みたいのは、、、、。

 電車で駅をいくつも乗り継いで借りに行かないといけなくなってしまう、、。

 まぁ、普通の作品でも、品ぞろえが良くなくて2~3店舗行かないと借りたい作品が観れないなんてコトは当たり前なんですが、、、。

 配信で観るか、購入すれば良いってコトなんでしょう。。

 いつも通り、作品に関係ないことばかり書いて字数かせぎ??状態に、、。

 面白いです!
 すごーく面白いです!
 ディズニー映画なんで期待していなかったですけど、すごーく面白かったです。
 

 こういう面白い作品は1人でも多くのエンターテイメント映画ファンに観て欲しい!!
 エンターテイメントのジャンルですが、サスペンス映画ファンというか、ホラー映画ファンというか、そういうジャンㇽが好きな映画ファンっていうことですが。

 今作はGEO先行リリースでレンタル開始なんですが、GEOが近所になかったらどうするの?? 


 偶然、かくれんぼのゲームを選んでしまい、人間狩りをするコトになってしまった家族たちと、ヒロイン。追う方も追われる方も、慣れていないのでドタバタ、、。笑えるって意味でなく、マジメなシーンです。

 新しい家族が増えたときにする、すべてのゲームでなく、かくれんぼのみこの物騒なルールがあるようで、みんな不慣れです。
 ヒロインが、アダム・ウィンガード監督の『サプライズ』(2011年)みたいだと作品の印象もずいぶん違うのですが、そんなこともなくごくごく普通の人っていう設定です。

 そんなかくれんぼしなくても良いと思うのですが、家族の方は、ゲームに勝たないと死んじゃうと思い込んでます、、。
 「えっ、なぜ??」
 先祖からの言い伝えなんでしょが、現代にそんなコト信じちゃって、、。
 なので、常識がある結婚相手の義兄は、積極的ではないにしろ何度もヒロインを助けてくれます、、、。
 
 こういうノホホンとした(自分的にはですが)サスペンス映画は地上波で放映してくれると良いんですけどね、、、。ゴールデンタイムに放映したら、多分クレームが来ると思いますが、、、。

配信もリンクしておきます。

 


 

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『ウィッシュ・ルーム』

2021-03-04 00:33:04 | サスペンス

ウィッシュ・ルーム
THE ROOM(2019年フランス、ベルギー、ルクセンブルグ)
 監督:クリスチャン・ヴォルクマン
 脚本:クリスチャン・ヴォルクマン
    エリック・フォレスティエ
 アイデア:クリスチャン・ヴォルクマン
 協力:ガイア・ガスティ
    サブリナ・カリーヌ(サブリナ・B・カリーヌ)
    ヴァンサン・レヴェリック
 脚色:エリック・フォレスティエ
 出演:オルガ・キュリレンコ
    ケヴィン・ヤンセンス
    ジョシュア・ウィルソン
    ジョン・フランダース
    フランシス・チャップマン

 ■ストーリー■
 ロシア語の翻訳家ケイトとマットの夫婦は郊外の家に引っ越してくる。マットは、この家で木の鍵と、その鍵で扉が開く不思議な部屋を発見する。
 やってきた電気屋がこの屋敷に住む人間が現れるとは思わなかったと言われるのだった。この屋敷では、かつて殺人事件が起きていたのだ。調べると45年前にダーラム近郊で発見されたポール・シェーファーとマデレンの夫婦が殺され血の館と呼ばれる家だったことが分かる。また、逮捕された容疑者は身元不明(「ジョン・ドゥ)のままだった。
 マットはその後、発見した部屋では、望んだものが手に入ることに気づくのだった。ケイトとマットは大喜びする。
 子どもが欲しいと言うマットに対して、流産しているケイトは子どもを作ることを嫌がり、その部屋で子どもが欲しいと願ってしまうのだった、、、。


 ■感想■
 オルガ・キュリレンコ出演のフランス、ベルギー、ルクセンブルグのサスペンス映画。
 アメリカ映画かイギリス映画だと勝手に思っていたら、雰囲気が違うので、調べたら違ってました。

 何でも願いのかなう部屋が存在する屋敷に移り住んだ夫婦の恐怖体験を描いています。
 サスペンス映画というより、ホラー映画の方が正しいかも??

 町とか、社会を巻き込む大きな事件にならず家族の恐怖体験を描いてこじんまりとした世界で映画は進んでいきます。

 またまた、オルガ・キュリレンコ主演。
 本当に、オルガ・キュリレンコ出演作、良く観てます、、。
 今作は日本語吹替なしですが、もし吹替え版作成するなら、吹替は佐古真弓さん、小松由佳さん、下山田彩華さんあたりでしょうか??

 映画的にいうと、願いがかなう部屋が出てきた段階で悲劇になるパターンですよねー。これがコメディ映画だったらハッピーエンディングになるんでしょうが、、。

 でも、人間って、そう思わなくてもつい願いごとすることってないですか??
 まぁ、あの部屋に入らなければ良いだけのコトですけど、、、、。
 

 良く考えたら、食事を毎回願ったら、食費がかからないってコトでかなり節約に、、、。おウチご飯になっちゃいますけど、、。
 食事だけでなく、お茶もアルコールも、生活用品の色々なもの、、トイレの除菌シートに、トイレットペーパーに、歯磨きに、歯ブラシに、、、。

 生活必需品とか願うだけで手に入るから生活費がかなり楽になっちゃいますね、、、。ちりも積もればかなりの金額に、、、(食費やアルコール代はメチャクチャ大きいですけど、、)

 

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『バレンタイン』

2021-02-14 17:24:38 | サスペンス

バレンタイン
VALENTINE(2001年アメリカ)
 監督:ジェイミー・ブランクス
 脚本:アーロン・ハーバーツ
    ドナ・パワーズ
    ウェイン・パワーズ
    グレッチェン・J・バーグ
 原作:トム・サヴェージ(「愛をこめて、ヴァレンタイン」(ハヤカワ ミステリアスプレス文庫)
 出演:デニース・リチャーズ
    デヴィッド・ボレアナズ
    マーリー・シェルトン
    キャサリン・ハイグル
    ジェシカ・キャプショー

 ■ストーリー■
 ジェレミーがパーティーで女の子たちに声をかけ、ふられていたが、ドロシーとダンスをすることに成功する。しかし、ジェレミーとダンスしていることを周りに冷やかされドロシーは無理やり誘われたと言い訳してしまい、ジェレミーはみんなの前で裸にされてしまうのだった。
 13年後、医学生になったシェリーは、マスクをした不審者に遺体安置所に追いつめられ殺されてしまうのだった。シェリーの友人たちのペイジ、ケイト、ドロシー、リリーは葬儀で再会する。彼女たちに不気味なJメッセージカードが置かれていたのだが、、、。



 ■感想■ 
 トム・サヴェージ原作の小説の映画化作品。
 監督は『ルール』(1998年)、『ストライク・バック』(2007年)、『ロスト・ウィークエンド』(2008年)のジェイミー・ブランクス。

 トム・サヴェージは映画化できそうな作品を書いていますが、映画化されているのは本作のみのようです。映画化今作も原作とは設定が違うみたいですね。

 2月14日はヴァレンタインデーということで、『ヴァレンタイン』の記事を書きます。
 
 ホラー映画的に言うと1980年代は記念日という記念日は殺人鬼が暴れまわっていました、、、。最近は1980年代の作品のリメイクも多く2000年代もです、、、。

 ヴァレンタインデーは、今作と『血のバレンタイン』(1981年)、『ブラッディ・バレンタイン 3D』(2009年)
 4月1日は『エイプリル・フール』(『エイプリル・フール 鮮血の記念日』)(1986年)、『血のエイプリル・フール』(2008年)、『ブラッド・エイプリル・フール』(1985年)
 卒業パーティでは『プロムナイト』(1980年)、『プロム・ナイト』(2008年)
 日付以外でも、入寮式だと、『血塗られた入寮式 呪われた女子大生の謎』(1984年)。卒業式だと『鮮血!悪夢の卒業式』(1981年)、、、。

 なんで、こんなに殺人鬼が暴れまわっていたんでしょう??
 それは、こういう映画を観るファンが多かったからなんでしょうねぇ。
 
 今作は2000年代に作られたということで、スラッシャー映画というよりも、少しミステリー映画的な雰囲気もあり、それなりに楽しく観れます!!
 ティーン向けホラーとしては、十分すぎるほどの面白さ!!
 観た直後は、普通だったかな??くらいだったんですが、時間が経つと面白く感じる作品の1本です!!
 
 まぁ、本格的なミステリー映画と思わずポップコーンでも食べながら観ながら楽しく観た方が良いです!!
 この作品を観たミステリー映画ファンが、「全然ミステリー度が高くない!!」とか思ったら、すいません、、。

 

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『THE INFORMER 三秒間の死角』

2021-02-01 02:23:36 | サスペンス

THE INFORMER 三秒間の死角
THE INFORMER(2019年イギリス、アメリカ、カナダ)
 監督:アンドレア・ディ・ステファノ
 脚本:マット・クック
    ローワン・ジョフィ
    アンドレア・ディ・ステファノ
 原作:アンデシュ・ルースルンド「三秒間の死角」(角川文庫)
    ベリエ・ヘルストレム
 出演:ジョエル・キナマン
    ロザムンド・パイク
    コモン
    アナ・デ・アルマス
    クライヴ・オーウェン

 ■ストーリー■
 ピート・コズローはポーランド系の”将軍”リシャード・クメリックの麻薬組織の売人だがFBIの情報屋になっていた。6キロのフェンタニルを取引を行う予定だったが、取引相手がNY市警の潜入捜査官だったため取引は失敗、スタゼックにN潜入捜査官は殺されてしまうのだった。
 クメリックは、警官殺しは犯人が捕まるまで締め付けが厳しくなり麻薬の売買に影響が出てしまい、その埋め合わせに、ピートにベイル・ヒル刑務所に麻薬を持ち込み取り仕切るよう指示するのだった。一方、FBIはピートに将軍の言う通りベイル・ヒル刑務所で麻薬取引を行い、取引に関わった囚人と看守のリストを作成し、それを証拠に将軍を逮捕する計画を強要するのだった。

 ■感想■
 英国推理作家協会(CWA)賞受賞「三秒間の死角」(角川文庫)を映画化したサスペンス映画。原作はスウェーデン最優秀犯罪小説賞も受賞しています。

 原作は、グレーンズ警部シリーズの5作目です。舞台をアメリカのニューヨークにして映画化しています。
 今作ではコモンがNY市警の刑事グレンズを演じています。北欧ミステリはあんまり読んだコトがなくこのシリーズも未読なんですが、映画版とはどれくらい違うのでしょうか??

 映画としては、良く出来たサスペンス映画のお手本のような作品です。
 
 どこかで観たコトあるようなストーリーやシーン、登場人物ですが、面白いです!!
 面白いものは、既知感たっぷりでも面白いです!!

 豪華な出演陣、むだのないストーリー、クライマックスに向けての主人公どうなっちゃうの??のハラハラどきどき感、、、。
 もし、地上波の映画枠があるなら、ぜひ放映して欲しい作品です。
 でも、サスペンス映画ファンでない人には、前半部分が少しとっかかりにくいかも??
 中盤から、後半にかけては、このあとどうなっちゃうの??って早く先が知りたい!!って思っちゃう展開!!

 ところで、映画の事件の発端になるNY市警の潜入捜査官と取引したらどうなっちゃったんでしょう??もちろん逮捕はされるんでしょうが、こんな大事件にはならなかった気もするんですが、、、。
  
 刑務所に入るものの、他のグループに邪魔されて麻薬取引をするっていうことも全然成功していないし、あっという間に素性がばれて脱出劇に!!
 ストーリー的には少し弱い部分もありますけど、とにかく展開が早すぎ!

 サスペンス映画ですが、悩む時間もなく次から次へと展開していきます、、。
 ランニングタイム113分は少し短すぎなのでは??
 もう少しじっくりと描いて、あと、20分くらい長くても良かったのでは??
 原作は上下巻2冊ですからね、、、。 

 

配信もリンクしておきます。

 

グレーンズ警部シリーズ第1作。

 

 

 

 

 

 

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『インターセクション』

2021-01-21 00:06:08 | サスペンス

インターセクション
INTERSECTIONS(2013年フランス)
 監督:デヴィッド・マルコーニ
 脚本:デヴィッド・マルコーニ
 出演:ロシュディ・ゼム
    ジェイミー・アレクサンダー
    フランコ・グリロ
    マリ=ジョゼ・クローズ
    ムーサ・マースクリ

 ■ストーリー■
 モロッコに新婚旅行にやってきたスコットとテイラー。しかし、テイラーは家を修理にやってきたトラヴィスと愛人関係にあり、共謀してスコットを砂漠の真ん中で殺そうとしていた。
 砂漠へのドライブ中に、トラヴィスが追跡、カーチェイスになり2台の車は大暴走!砂漠にいたバスと激突、大事故に!
 スコット、テイラー、トラヴィス、護送中の凶悪犯オマール、赤ん坊を連れた母親オードリー、そしてバイクが壊れ砂漠を歩いてやってきた修理工サレイ、砂漠に取り残された6人は脱出できるのかな??

 ■感想■
 『ハーヴェスト 奪われた腎臓』(1993年)のデイッド・マルコーニが脚本&監督のサスペンス映画。
 制作リュック・ベッソンなので、けっこう大味な感じの作品なのかな??と思って観ないでいたら、あっという間に6年、、、。

 そうこうしているうちに、昨年2020年11月にTV東京「午後のロードショー」で放送したので、録画してやっと観ることが出来ました。

 面白かったです。地上波で普通に放送しているのを観たら十分楽しめる面白さです!!
 わざわざ借りてきたりしても、まとめ借りの本数合わせだったら、十分面白いです。
 出てくる登場人物たちが、みんな少しづつイヤなヤツというのもけっこう珍しい、、、。こういうサバイバル物だと、生き残って欲しいとか思わせて観客にハラハラドキドキさせるのが普通なのに、全員嫌なヤツなんで、どうでもいいやと思わせちゃうという感じに、、、。
 ストーリーや、登場人物たちの設定にもう少しヒネリがあるのかな??と思ったらドンデン返しは特に用意してなかったです、、。

 あっという間に、車も修理してさっさと砂漠を脱出しちゃいます、、、。

 「え、早すぎ、、、。」

 砂漠の水がないとか、日差しが強いとかは関係なく、怖いのは凶悪犯でした、、、。

 砂漠のサバイバル度  ★★
 凶悪犯が最も番怖い度 ★★★
 ドンデン返し度    ★
 リュック・ベッソン度 ★
 サスペンス映画度   ★★★

 ところで、今作に主人公(かと思ったら、そうでもない)でフランク・グリロが出演してましたが、最近観る機会が多いです、、。少し前に記事にした『ブラック アンド ブルー』(2019年)や、一昨日記事にした『バッド・チェイサー』(2015年)にも出演していました。

 

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『バッド・チェイサー』

2021-01-18 02:09:27 | サスペンス

バッド・チェイサー
THE BIG SKY(2015年アメリカ)
 監督:ホルヘ・ミッチェル・グラウ
 脚本:エヴァン・M・ウィナー
 出演:ベラ・ソーン
    キーラ・セジウィック
    フランク・グリロ
    アーロン・トヴェイト
    フランソワ・アルノー

 ■ストーリー■ 
 ヘイゼルは広場恐怖症を抱え自宅の部屋に閉じこもって引きこもり母親のディーと生活していた。ヘイゼルが18歳になり別れた夫からの援助を打ち切られ、ヘイゼルを砂漠にある精神科の施設に連れて行くことにするのだった。
 ディーは、他の3人の患者とともに、ヘイゼルが恐怖を感じないよう箱に入れて施設へ向かうのだが、途中、砂漠地帯で2人の男に待ち伏せされ襲撃されるのだった。
 運転手と他の患者2人は死亡、残った患者ヴィッキーが連れ去られるのだった。犯人の2人組は、撃ったディーは死んだと思い、ヘイゼルの存在に気づかなかったため、そのまま逃走していた。
 騒ぎが収まったあと、ヘイゼルは箱から出て瀕死の母親を発見、助けを求めるため、顔を隠し地面に集中し1歩づつ近くの居留地目指すのだった。一方、犯人2人組は車の中にいたヘイゼルの存在に気がつき



 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■
 広場恐怖症のヒロインの活躍を描くサスペンス映画。
 
 Z級映画とか地雷映画のような気がしたものの好きそうなジャンルの映画だったのでレンタル。
 
 何もチェックしないで観たら、監督はホルヘ・ミッチェル・グラウでした。
 『猟奇的な家族』(2010年)、『ABC・オブ・デス』(2012年)、『肉』(2013年)、『メキシコ・オブ・デス』(2014年)等々の監督です。。
 あとは、日本未公開のコロンビア、スペイン映画『ヒドゥン・フェイス』(2011年)のリメイク”Perdida”(2019年)を監督しています。

 突っ込みどころもありますが、ごくごく普通のサスペンス映画でした。

 広場恐怖症を抱えながら助けを求めて砂漠を進んでいくヒロインと、その存在に気づいた犯人2人組の逃走と追跡を描く映画かと思いきや、、、、そうなっていない、、、。

 「えっ、なんで??」

 
 まずは、撃たれた母親の止血ですが、何とかしないと出血多量で死んじゃうのでは??
 ヒロインのヘイゼルが出来なきゃ、母親が自分でするとかしないと、、、。

 あと、死んだふりしていた母親のディーが頭が不自由な犯人弟に銃を向けますが普通は撃っちゃうでしょ、、、。
 結局、数時間手を上げさせたまま、、、。えッお互い体力ありすぎ。
 
 ヒロインのディーは居留地に向かう途中でなぜかサイコ野郎と出会ったり、、。
 そのサイコ野郎から逃げる途中で倒れ、次のシーン(意識朦朧のつなぎのシーンはでてくるものの)では、悲鳴を聞きつけ親切な夫婦に助けられている、、、??
 このシーンの流れは、『スウォーム』冷凍室に閉じ込められた絶体絶命のシーンのはずが、気づいたら病院のベッドにいるキャサリン・ロスを彷彿とさせてくれます、、、。

 その後は、アッという間にクライマックスになっちゃいます。
 親切な夫婦と、犯人2人組とそのボスと銃撃戦になって、終了って、、、。そこまでのダラダラな展開がウソのように気づいたら終わっちゃうます。

 ヒロインはなぜか連れ去られたヴィッキーがトランクにいたこと気づきます、、。なぜ??

 

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『ライブリポート』

2021-01-12 00:05:40 | サスペンス

ライブリポート
LINE OF DUTY(2019年イギリス、アメリカ)
 監督:スティーヴン・C・ミラー
 脚本:ジェレミー・ドライズデール
 出演:アーロン・エッカート
    コートニー・イートン
    ジェシカ・ルー
    ティナ・メイヤー

 ■ストーリー■
 制服警官ペニーは事件の連絡を聞き現場に近かったため、待機の指示を受けたにも関わらず犯人を追跡する。逃走する犯人を追い詰めるものの拳銃を向けられ発砲、犯人を撃ち殺してしまうのだった。
 犯人は警察署長の娘を誘拐し身代金を受け取りに来たところを警察の存在に気づき逃走していたのだった。そして、警察署長の娘のタイムリミットが迫っていた。ネット配信のザ・ピープル.comのリポーター、エイヴァは事件を知りペニーに近づき生配信するのだった。ペニーは配信を条件にエイヴァに協力させながら事件を捜査するのだった。

 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■
 少女を助けるために警官とニュースサイトの配信リポーターが協力して捜査するサスペンス映画。

 監督は『ゾンビ・トランスフュージョン』(2006年)のスティーヴン・C・ミラー。
 スティーヴン・C・ミラー監督の日本での公開作すべて観ています。
 ホラーのTVムービー『スクリーム・オブ・バンシー 殺戮の妖精』(2011年)、ちょっとだけ危ない少年の活躍を描く『キッズ・リベンジ』(2012年)、『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』のリメイク『サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース』(2012年)、車に閉じ込められるスリラー映画『リムジン 余命60分』(2014年)、ブルース・ウィリス、ケラン・ラッツ主演のスパイ物『エクストラクション』(2015年)、ブルース・ウィリス出演の銀行強盗物『マローダーズ 襲撃者』(2016年)、ニコラス・ケイジ『キング・ホステージ』(2017年)、またまたブルース・ウィリス『ファースト・キル』(2017年)、シルヴェスター・スタローンのシリーズ2作目『大脱出2』(2018年)。

 最初の頃はホラー映画や、変わった感じのサスペンス映画の佳作を撮っていたのに、いつのまにかメジャーな俳優が出演するアクション映画の普通の作品を撮るようになってしまいました。 
 アクション映画でなく、ホラー映画に戻ってきて欲しいんですけどー。

  ニコラス・ケイジが出演した『キング・ホステージ』や、シルヴェスター・スタローンが出演した『大脱出2』とかは本当になぜ監督しちゃったの??みたいな感じの作品でしたけど、あとの作品はハズレがないです(自分とっては、、、。)

 アクション映画を撮る前の、2012年のホラー映画”Under the Bed”が日本未公開なので観たいんですけどね。

 今作もサスペンス映画の佳作でした。
 生配信されちゃったら、主人公の行動、犯人にもリアルタイムで筒抜け状態でおかしなコトになっちゃってますけど、そこが気にならなければすごく面白く観れます。
 ハデな銃撃戦や、カーアクション等もありますが、基本、アクションよりもサスペンス映画度が高い感じでしょうか??

 サスペンス映画度 ★★★★
 アクション映画度 ★★★
 定番の展開度   ★★★★

 最後、警察署長が、主人公にお礼を言わないのは、なぜ??みたいなところもありますが、あとのシーンは、ほとんどこういうサスペンス映画、定番な展開で安心して観ていられます。
 ランニングタイム99分と短いこともあり、主人公たちが展開に困りそうになる前に、犯人が向こうからワザワザやってきてくれます!!
 主人公に兄弟を殺されて復讐したいという気持ちは分かりますが、、犯人は死にたがっているとしか思えない精神状態ですね、、、。

 

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『ブラック アンド ブルー』

2021-01-08 22:20:37 | サスペンス

ブラック アンド ブルー
BLACK AND BLUE(2019年アメリカ)
 監督:デオン・テイラー
 脚本:ピーター・A・ダウリング
 出演:ナオミ・ハリス
    タイリース・ギブソン
    フランク・グリロ
    マイク・コルター
    リード・スコット

 ■ストーリー■
 元軍人のアリシア・ウェストは婦人警官として故郷ニューオーリンズの町に帰って来る。パートナーのジェニングスが突然命じられた夜勤を交代で行うことになりディーコンと組み夜の町へパトロールする。
 ディーコンが情報屋と会っている間、パトカーで待機するよう言われるが、銃声がしたため工場に入っていくと、麻薬課の警官が売人を撃っている現場をボディカメラで撮影してしまうのだった。警官の1人スミッテイに撃たれるものの防弾ベストで助かりその場を逃げ出すのだった。マローンとスミッティとディーコンの3人の警官に追われ、知り合いのマウスのスーパーマーケットに逃げ込むのだった。アリシアはパートナーのジェニングスに助けを求めるのだが、、、。

 ■感想■
 『UNCHAIND アンチェインド』(2010年)、『侵入する男』(2019年)のデオン・テイラー監督のサスペンス映画。
 『パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間』(2016年)も監督&脚本してるんですがこちらは未見です、、、。

 デオン・テイラー監督作には日本未公開作があり、ネオナチとそのガールフレンドに人質にされる家族を描いたスリラー映画”Supremacy”(2014年)”も観たくなりました。
 
 今作や『侵入する男』は同じ2019年の作品なので、同じ年に2本作っちゃったんですね。『侵入する男』は本当に良くある普通のスリラー映画でしたが、今作はすごく面白かったです。

 脚本は『サブウェイNY』(2009年)のピーター・A・ダウリング。『フライトプラン』の脚本も書いていたりします、、、。(『フライトプラン』とかあげると駄作感が漂っちゃいますが、、、)。

 出演はナオミ・ハリス、タイリース・ギブソン、フランコ・グリロ、リード・スコットとやたら豪華です。
 自分が良く観るB級、C級、Z級作品と比べたらですけどね。

 

 汚職警官の犯罪現場を見てしまった婦人警官の活躍を描くオーソドックスなストーリーですが108分間だれることなく楽しく観れます。
 サスペンス映画好きなら観ておいた方が良い作品なのは確か!!

 身内の警官が犯した犯罪現場を見てしまったらという、こういう警察物が好きな人にはたまらない設定の作品です。
 主人公もアフリカ系アメリカ人の女性警官。
 
 これが、主人公がチャック・ノリスだったら、全然心配しない上に、余裕しゃくしゃくな感じなんですが、、、今作はそうもいかないです。
 チャック・ノリスが『野獣走査線』(1985年)で居合わせるのは、汚職警官の売人殺害現場でなく、少年誤射事件の現場ですが、、、。

 サスペンス度    ★★★★
 警察物度      ★★★★
 チャック・ノリス度 なし

 今作くらいの面白い映画を地上波でゴールデンタイムとかに放映したら、映画ファンも、もっともっと増えると思うんですが、どうなんでしょう??
 ゴールデンタイムが無理なら土日祝の午後とかに放送でも、、、。

 チャック・ノリスの警察物です。

 

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『シークレット・ランナー』

2020-12-22 23:26:00 | サスペンス

シークレット・ランナー
THE LAST MOMENT OF CLARITY(2020年アメリカ)
 監督:コリン・クライセル
    ジェームズ・クライセル
 脚本:コリン・クライセル
    ジェームズ・クライセル
 出演:カーリー・チェイキン
    サマラ・ウィーヴィング
    ザック・エイヴァリー
    カーリー・チェイキン
    ブライアン・コックス
    ウド・キア

 ■ストーリー■
 パリに住むサム・ピブニックは、映画館で観た作品に出演していた女優ローレン・クラークが、以前ブルックリンのガス漏れの火災で死んだ彼女ジョージアに瓜二つなことに衝撃を受ける。
 アメリカのロサンゼルスに渡り、ローレン・クラークを映画の映画のイベントで「ジョージア」と声をかけるものの反応はなかった。友人ジョッシュの妹キャットと偶然出会い、パーティ会場に連れていってもらい、ローレンと会うのだが、やはり同一人物だと確信するのだった、、。


 □■□ネタバレしてます□■□

 
 ■感想■

”『ヘレディタリー 継承』のプロデューサーが作ったサスペンス映画!””がうたい文句のサスペンス映画です。

 正確には、『ヘレディタリー 継承』の製作総指揮のジョナサン・ガードナーが、製作総指揮したサスペンス映画。
 制作総指揮が同じだけ、、、。

 全然、大した話じゃない、、、。
 まるでTVムービーみたいなストーリー。
 裸がワンサカ(でも無いですけど、、、)出てくるのでTVムービーでなく、劇場作品だとわかりますけど、今作から裸を取ったら、劇場作品かTVムービーかわからないくらいのストーリーです。
 それにしても内容が、、、、無い。

 サスペンス映画じゃなくて、恋愛映画??

 1980年代の日本の2時間サスペンスの方がよっぽどストーリー凝ってますよー、、、。

 ランニングタイム90分の短めの作品ですが、すごーく長く感じちゃいました。

 ネタバレしちゃいますが、追われているのは、彼女でなく主人公というオチ。あまりオチにもなってないですけど。
 主人公のサムがモテすぎで、感情移入できない、、、。

 サスペンス映画度 ★★
 ミステリー設定度 ★★★
 主人公モテモテ度 ★★★★★
 TVムービー度   ★★★

 今作が1980年代のイタリアで作られていたら、自分はイタリア映画が好きだから今作の評価も全然変わってくると思いますが、、、、。
 2020年のアメリカの作品でストーリーがコレ??っていうくらい大したコトないストーリー、、、。


 作品の最後のメキシコの浜辺のシーンは、思っていた展開と違っていましたが後味は悪くないです。

 

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『ブルー・ダイヤモンド』

2020-12-16 15:17:51 | サスペンス

ブルー・ダイヤモンド
SIBERIA(2018年カナダ、アメリカ)
 監督:マシュー・ロス
 脚本:スコット・B・スミス
 原案:スティーヴン・ハメル
    スコット・B・スミス
 出演:キアヌ・リーヴス
    アナ・ウラル
    パシャ・D・リチニコフ
    ドミトリー・チェポヴェッキー
    ジェームズ・グレイシー
    モリー・リングウォルド

  ■ストーリー■
 価値のあるブルー・ダイヤモンドを取引するためサンクトペテルブルクにやってきたヒル。しかし、ダイヤモンドを持つ仕事のパートナー、ピョートルが現れずピンチに、、、。
 ロシアンマフィア、ボリスとの取引期限を2日間伸ばし、ピョートルがいるというミールヌイに降り立つ。ヒルはミールヌイのダイナーで、ガラの悪い客に襲われ女主人カティアに助けられ彼女の家へ。
 鉱山に勤めるピョートルの知り合いアンドレイから、ピョートルが元スペツナズのサムソノフとニセのブルー・ダイヤモンドで取引をして、追われていることを知るのだった。
 

 ■感想■
 キアヌ・リーヴス主演のサスペンス映画。
 全然盛り上がらないサスペンス映画、、、。
 
 ジャンルとしては、サスペンス映画というより、”恋愛””ドラマ”かも??っていうくらい盛り上がらない作品です。
 キアヌ・リーヴスは、すごく情けないくらい弱いけどモテモテの悪党役。
 ロシアンマフィアと宝石の取引なんて、、、。
 キアヌを助けてくれる南アフリカ共和国のバイヤー?も出てきて、そのやり取りを見てると、危ない橋を渡るのは今回だけではないみたいですが、それにしては、あまりにも情けない役、、、。

 なぜ?こんな作品に出演してしまったんでしょう??

 「ジョン・ウィック」シリーズで、ほとんど不死身のような強いキャラクターを演じていたから、その反動で、情けない普通の人間を演じてみたくなっちゃったんでしょうか??

 でも、今作、IMDbのトリビアによると、当初ニコラス・ケイジ主演で企画されたらしいので、そう考えると今作はしっくり来ちゃいます、、。いつものニコラス・ケイジの映画!面白くなりそうなストーリーなのに、全然面白くない作品、、。
 でも、今作はキアヌ・リーヴスが製作にも関わっているんですよねー、、。

 そうするとやっぱり「ジョン・ウィック」シリーズの反動と考えた方が良いんでしょうか??

 ロシアンマフィアとの取引まで2日間しかないのに、ロシアで知り合った女性とHしまくり、、。危機感薄ーい、、。以前、命を助けてくれた恩返しということで、やたらとキアヌ・リーヴスを注意してくれる南アフリカ共和国のヴィンセントの方が危機を感じてる、、、。
 
 
 なぜ出演と言えば、モリー・リングウォルドもちょっとだけ出演しています、、、。キアヌ・リーヴスの奥さんの役ですけど、しっかり見てても気が付ないような役です、、、。

 

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『ザ・アウトロー』

2020-12-14 01:52:06 | サスペンス

ザ・アウトロー
DEN OF THIEVES(2018年アメリカ)
 監督:クリスチャン・グーデガスト
 脚本:クリスチャン・グーデガスト
 原案:クリスチャン・グーデガスト
    ポール・シュアリング
 出演:ジェラルド・バトラー
    カーティス・ジャクソン(50 Cent)
    パブロ・シュレイバー
    オシュア・ジャクソン・Jr
    メドウ・ウィリアムズ

 ■ストーリー■
 48分に1回、銀行強盗が起きる街ロサンゼルス。元系兵隊のメリーメン率いる武装集団のグループがコーヒーショップに立ち寄った現金輸送車を奪うが、彼らが奪っていったのは中身が空の輸送車だった。メリーメンを追っていたロサンゼルス郡保安局の保安官ニックは、刑事や犯罪者が立ち寄るバーテンダーのドニーに接近していることを知り、ドニーに情報を流すよう強要するのだった。メリーメンは、逃走にドニーの天才的なドライブテクニックを使うのが目的のようだった。
 メリーメンのグループは連邦準備銀行の処分される紙幣を狙っていた。ドニーを配達員のバイトにつかせ、警戒厳重な連邦準備銀行にまず出入りさせるのだった。ドニーはニックに、メリーメンが襲う銀行の名前を伝えるが、それは連邦準備銀行とは違う銀行だっが、実際襲撃事件が起きてしまうのだった、、、。

 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■

 ジェラルド・バトラー主演の犯罪スリラー。

 銃撃戦、現金輸送車強奪シーン、カーチェイスなどアクションシーンはすごいですが、アクション映画でなく、犯罪物でした、、、。
 てっきりアクション映画??と思わせておいて、ビックリしたでしょ??系な感じの作品に最後は落ち着きます。

 でも、ストーリー的には普通のドンデン返しなので、「う~ん、面白かったけど、、、」って感じに。
 
 ストーリーでなく、主人公はジェラルド・バトラーでなく、オシュア・ジャクソン・Jrだったのー??っていうコトにビックリしちゃいました、、、。


 アクション映画お馴染みの、犯人側の家族のエピソードや、主人公のジェラルド・バトラーの奥さんとの離婚話、子どもとの交流シーンなど色々なエピソードを入れているので、まさかこういう展開の映画だとは思いませんでした。
 
 1番印象的だったのは、離婚しようとしていた奥さんが友人の家でデート?している現場にジェラルド・バトラーが現れるシーンですけど、新しい彼氏?みたいな男が全然違うタイプの男性でした。ジェラルド・バトラーにビビリまくりでしたけど、あれがデイヴ・バウティスタとかスティーヴ・オースティンだったら面白かったのに、、、。そこでケンカが始まったら、見せ場が1個増えたのに、、、。そのシーンのためだけに、ディヴ・バウティスタ出演って、超豪華なキャスティング。年齢的には2人とも1969年生まれなのでおかしくないでしょう。(スティーヴ・オースティンは1964年生まれです)


 ランニングタイム140分と少し長めですが、飽きさせないで面白かったです。
 アクション映画120%みたいな作品にしか思っていなかったので、少しは驚いたものの、驚き度は”思わずニヤニヤ”っていうくらいでしょうか??

 バーテンダーの運転テクニックを披露するシーンとか、必要??
 まぁ、あそこまで観客に(映画の中の刑事たちにもですが)見せておかないと、メリーメンが雇おうとしたした理由が希薄になっちゃいますけど、あの運転シーン、エンターテイメント映画にしても少しサービス精神旺盛すぎでは??
 クライマックスの保安官たちと犯人グループの銃撃戦もハデすぎ!!
 防弾チョッキ着ていても、チョッキの隙間を撃たれて血まみれで死んじゃうあたりも妙にリアル。

 現金輸送車の警備員を反撃されそうになって撃ちまくって血も涙もない犯罪者グループですが、娘のボーイフレンドを脅すエピソードとか笑えるシーンもあって、何か妙なバランスの作品でした、、、。

 アクション映画度 ★★★
 犯罪映画度    ★★★★
 ドンデン返し度  ★★

 ちなみに、あのトイレにあったデリバリーの料理、大丈夫だったんですか??普通腐りそうですけど、、、。

 

 


 

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