指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

『山月記』『名人伝』

2005年09月09日 | 演劇
世田谷パブリック・シアターで中島敦の小説を劇化した『山月記』と『名人伝』を見たが、とても眠くて半分くらい寝てしまった。
「中島の小説ってそんなに良いものなのかな」とやや疑問を感じた。
「ただの説話じゃないか」と。
主人公との距離が普通の小説と異なっているので、その評価がとても難しいように思えた。

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2 コメント

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「山月記」について。 (ものぐさ太郎)
2005-09-13 03:48:20
「山月記」は、文句なしの傑作だと思いますが。説話の形を借りて、ちゃんとした近代小説になってますよ。
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耳で聴く「山月記」「名人伝」 (渡辺知明)
2005-09-09 22:39:46
もしかして、耳だけで聴くと、また別の感想を持つのかも知れません。わたしのトラックバックしたよみをお聴きになりませんか。ケロログのBlog表現よみ作品集です。
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