指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

『わが町Ⅳ』

2022年11月25日 | テレビ

夜、録画しておいたテレビを見る。

「火サス」の『わが町Ⅳ』で、脚本は鎌田敏夫、監督は木下亮。

 

                     

月島の倉庫で、女性が殺され、酒瓶等がメチャクチャに割られている。

犯人は、その酒類の保管を依頼していた安売り酒会社の社長北村総一郎の妻・左時枝とすぐに分かるが、なかなかよくできていた。

さすが、鎌田と木下である。

ただ、このシリーズの設定が少々気になった。

というのも、主人公の渡辺謙は、聾唖の妻有森と共に、佃島の長屋に住んでいて、月島署に勤務している。

住居地と勤務地が近いのは、警察では許されるのだろうか。

横浜市役所では、原則として住所地と勤務地の区は、別にされていたのだが。

少々疑問に思った次第である。


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