爆笑問題が出るライブがあるというので、川崎東宝まで行く。
本当のライブ会場の赤坂ACTシアターの方はすでに満席だが、映画館でのライブ中継で見られるというので、予約して元川崎岡田屋のDICEに行くことにしたのだ。
タイタンは、爆笑問題が所属している事務所で、基本的には同事務所の芸人によるライブだが、他の芸人も出てきたようで、今回が100回目とのこと。
もちろん、トリは爆笑問題で、格が違う面白さと鋭さだった。
それに、昨年亡くなった立川談志が2010年に出たときの映像も約10分あった。もちろん、落語ではなく、得意のジョークを話したが、中で二つ分からないのがあった。
他の芸人では、麒麟が一番面白く、『ホームレス中学生』の田村裕ではなく、川島明の低音の声の良さにはしびれた。この二人の漫才は、レベルがかなり高い。
他には、キャイーンの他では、初めて見たが「東京03」というコント3人組、ものまねの「ホリ」が面白かった。
タイタンの若手芸人も出たが、中ではマルセル・マルソーの孫弟子という長井秀和のマイムはさすがだが、創価学会ネタでしか笑いが来ないのは可哀想だった。
この事務所の名前のタイタンは、カート・ボネガットの小説『タイタンの妖女』から来ていると初めて知ったが、太田光のセンスである。
川崎東宝シネマ