『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 スズメバチの記憶思考回路について考える・・・④ 』

2012-11-03 22:54:24 | Weblog
             


昨夜は、滔々、氷点下を下回った!!!
この寒さに合うと流石に冬の到来を感じる・・・
飼い蜂のヘボちゃんは、シ~~~ン!!! 7時の時点で数匹が砂糖水と食べ残しの鶏肝を齧っていた。
日頃、この時間帯は、押し競饅頭で大変な騒ぎをしているが、0℃を下回ると活動も鈍くなる。
しかし、よくしたもので、9時の時点には、何時もの光景になっていた。
愈々、晩秋の風物詩、ヘボちゃんの交尾が始まる・・・
毎年の事だが、11/5~6頃、走りとなる。 明日は、その準備に取り掛かろうと思っている・・・


さてさて、my ヘボ酒場は、相変わらずの賑わいを見せているが、松の剪定作業をしている眼先にもイカやウグイを吊るして4~5日になる。 想定通り、ここもヘボ酒場と化し、真っ黒化にヘボちゃんが来るようになった。 コイツ等を見ながら、また、カメラを向けながら作業をしているが、気が散って作業能率が上がらない!!!
常時、10数匹が来るようになり、やや小振りだったが、夕方までには、2匹のウグイが骨姿になった。
まだまだ、ガッツイている所を見ると、幼虫の食欲は旬だろうと!!!と、想像する・・・
この喰いっぷりを見ながら飼育箱の取り込みを狙っているが、来週早々?
サテアンは、今、静まり返っているが、大騒ぎになるだろうなァ~~~!

こんなのを横目で見ながら「ヘボちゃんの記憶思考回路」に思いを馳せる・・・
毎日、こうして奴さん達と付き合っているが、実に、お悧巧サンだと思う!!!
もうもう、人間様を餌をくれるオジサン?と、決め込んでいる・・・ 完全に学習し切っている!!!
彼女等の小さな微小脳に完璧なまでにメモられている!
昆虫の中でもハチさんの微小脳:キノコ体は、よく発達していて、一たび体現すると記憶に留め、完璧なまでに学習し切る!!! 人間の脳に比べ、100000(10万)分の1程度の脳:100万ニューロン(神経細胞)しか持たないが、こうして餌の在り処を覚えて、何回でも運ぶ動作を繰り返すあたり、実に、賢い!!!と、思う!
この記憶を司るヘボちゃんのキノコ体は、人間言う所の小脳や大脳に相当し、超超鋭敏な触覚に依って感知、在り処を見付ける。 その感度は、人間の数千倍以上だと言われている。 そして、単眼複眼の存在も大きい! これ等も超感度の視覚器官だ!!! 後日、概要を述べよう!
最近の研究で、昆虫の脳:キノコ体の働きや機能が解明されつつあり、人間の脳と質的に、大差ない超精密な脳である事が判って来た。
此処に面白い資料がある。 
「昆虫はスーパー脳」で縷々述べられているが、「生物の進化を示す系統樹」という物差しを考え、これに各種の動物を当て嵌めて見ると、添付画像のような模式図を書く事が出来る。 これを拝見していて、成程なァ~~~と、納得!、ハチさんの記憶思考回路の発達している事が、「スガレ追ひ」等を通して、体験している事実と重なり合う事にこんな蟲ケラさんの秘めたる神秘に敬意を表したくなる!!!
老い耄れ爺は、色々な事象を捉え、人間様と比較検討して見たが、ヘボちゃんの秘めたるスーパー脳にはシャッポを脱がさるを得ない。
「 shy・・・、the Vespula 」でも紹介しているが、多くのヘボちゃんは、訓練に依って老い耄れ爺の手に来て、餌を貰ってそれを巣に運ぶ!!!と、言う離れ業を演じている御仁も居た。
蟲がだヨ~~~!!!
こんな事、誰が思います?
唯唯、こんな蟲達が、学習する能力を持ち合わせているんて、青天の霹靂であった!!!

まだまだ、ヘボちゃんコロニーの世界、判らない事だらけだが、計り知れない言語、匂い、軆の触れ合い、未解明のコミューニケーション等を使い社会性行動を取っている事は間違いないだろう・・・ 生きている内に、幾らかでも彼女等の世界に近付きたいモノである!!!と・・・・・    

添付画像、評価項目がやや抽象的で理解し難いが、実に、薀蓄のある内容だ! ミツバチやヘボちゃんと戯れているとそれ相応の内容を携えている事をシミジミと思う!!! 社会性行動が取れている証だ!!! と比較するのもなんだが、老い耄れ爺は、猿以上の知恵者だと思っている。
「蟲(ムシ)」に学習能力がある!!!、  実に、微笑ましい話ではないか!!! 

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