『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 奇妙な飛翔? 』

2012-09-12 21:43:51 | Weblog
             


今日は、必殺技を使って昨日の大飛翔を仕留めよう!と、勢い込んで出掛けた。
こういう日は往々にして「坊主(ぼうず)」となる事が多い! 気負いに依る配慮喪失という落とし穴だ!

案の定、これに嵌った。
昨日の高度飛翔、惚れ惚れ!!!     高度を採って水平飛行! そして急降下!!! 通称「落ちる」と言う。
この落ちるが何処か? 
これ程ワクワクする事はない!
この落ちる瞬間程ダイナミックな芸はないのでは!!!と、思っている。
実は、昨晩と言うより、夕暮れ時、飼い蜂の飼育箱前に陣取り空を見上げていた。
高度飛行をして来たヘボちゃんが、急ブレーキを掛け、恰もジャンボジェット機が舞い降りるよう翅を精一杯に広げ、目先に飛び込んで来る!!! 瞬間、3㎝も5㎝もあるかと思われる眼の錯覚を起こす!!!
これを、何とか画像に収めて見たいと、その術解明に苦戦している・・・
今考えている術は、最短撮影距離を設定して、ストロボをバシャバシャ焚きレンズの目前の瞬間を捉えられないか?と、狙っている。
前にも魚眼レンズで帰還蜂をトライした事があったが、ソコソコに撮れた・・・
この要領で何とかいける筈だ!!!

話は横道に逸れたが、高度飛行からの舞い降りと巣穴からの出立は見て居ても惚れ惚れする。。。
背面斜度50度はあると思われる急斜面に入る。
巣の場所が特定出来ないので、餌撒きも難儀した。
此処ゾ!と、思われる場所に餌撒きをするものの、無しの礫だった。
場所的にはそれ程変な場所ではなかったが、全く、何も付かなかった!
飛び立つヘボちゃんは、巣門から高度飛翔を採るので、多分、飛び越えて居るんだろう?と、内心思っていた。

夕方近く、この急坂背面斜度の底辺部でこの方角に飛ぶヘボちゃんが付いた。
下から追い掛ける事150m、心臓はバクバク唸っていた!    
未だ、上に飛ぶ!!! 
秋の日暮れは釣瓶落とし!
もう少し、冷たかったが、日没ドローと言う事になってしまった。
それにしても、昨日から詰めて来たが、700m近く飛んでいる事になる!!!
多分、ゴールは目前だろうが、背面斜度がキツイので、早々、生易しいものではない!
後日の楽しみとしたい!!!

さて、こんなのをカラカッテ居て大切な時間を多く費やしてしまった。
昨日、もう2ヶ所に飛ぶヘボちゃんも居たので、これも突いて見た。
餌を1㎞に亘って撒く!
アカンバチに遣られたものもあるが、不幸にも、ヘボちゃんは狙いと定めた近傍に付かなかった。
そしてそして、とんでもない所に付いたヘボちゃんを飛ばすと、地面を這いながら400m程飛んで高度を採った。 その先は、お山が迫って居て、背面斜度50度近い急坂だ!
この為高度を採った!と、想定した。 ヤレヤレ!!!また、後日の遊びかいな? 一応の目印をしながら背面斜度の境目近傍を見て居ると、舞い立つ存在を見付けた!!!
  
緑内障に掛り掛けたクタバリお眼目でもシッカリ洞察出来た!
更に眼を凝らすと、バラバラと噴き上がっていた!!!
動物が20㎝程掘り掛けてあったが、巣が深いと見え諦めたようだ。 小判型の巣穴をして其処から噴き上がっていた。
そして、そこは、先程まで餌を撒いて置いた場所の近く!!! 多分、餌は、飛び越えているので感知されないのだろう・・・
晩秋になると、こいうケースが多いので、巣の近くでも餌に付かない事が極めて多い! 6~7月時点と大きく違う点だ!
その内に他所のヘボちゃんが付いたりして、蜂狂達は、コンフューズを喰らう!!! アハハ!!! 
午前中の代物も、当にこの手だ!!!
 こういうのが収められるようになれば一流だ!!!   

盆暗スガレ追ひと達人との差はこういう点だろう・・・

晩秋になるにつれ、餌場は餌不足を来し、餌場は、超広くなるので、遠距離飛行をする。。。 これは、取りも直さず、スガレ追ひをより困難にする!
腕の見せ所である・・・
老い耄れ爺も、毎日、こんな難問と闘っているので、嫌が負うにもナケナシの脳味噌を使う・・・ ここに「スガレ追ひ」の醍醐味がある!!! 老い耄れてなど居られない!!!

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