寒波が居座っている・・・
今日も寒い日だった。 老い耄れにとって何する事も出来ない。 唯、ひたすらパソコンに向かい、撮り溜めた写真集の中からお宝探し(取り込みたい写真捜査?)を繰り返していた。 外を見ると、西山は、相当、荒れている。 山に入っている人達の安否が気がかりになる。
夕方、本屋から電話が入り、昨日、頼んでおいた山岳本:「山の本」が入荷した!、と・・・ 目を休める為、慌てて取りに行って来て、見出した。
幼馴染が投稿していて、「読んでみろ!」と、手紙が来ていたからである・・・
Hiraide君と言い、若い頃から北アルプスを登り歩き、山のベテランである。
よく山岳雑誌の好評等で登場している超有名人で、悪餓鬼の同級会で出版本を頂いて来た御人である。
読んでいて、冬の北アルプス登山、槍から大キレット経由で穂高への縦走中、日暮れと、同僚の朦朧疲労に陥り、死の界隈を彷徨い歩いた!と、記してあった。
Hiraide君の機転で、同僚3人を安全な場所に残し、穂高小屋に辿り着き、救助を求め、3人を無事助け出した!!!と、言う件(くだり)で、冬山の事前準備と安全登山を反省していた。
氏からは山の本を頂いているので、併せて、読後感を報告せねば…と、思っている・・・
西山の荒れ方が余りにも酷かったので、ついつい、連動させてカキコしたくなった。
さて、昨日、拙い「蟲の眼レンズ物語」を羅列したが、大事な事を飛ばしてしまった。 御免!、御免!!・・・
「蟲の眼レンズ」と言えば、昆虫写真家:栗林慧さんの事を書かなければならない!!!
栗林さんは、長崎県田平町に居を構え、大きな事務所を構え撮影活動をされている。 元々、「蟲の眼レンズ」は、栗林さんの発明で、御自身が使っているビデオカメラに自己開発された焦点深度の超深い対物レンズを付け、これで草間に住む昆虫達の生き様を画像にし、脚光を浴びた。 もう5~6年前になるだろうか? NHKのコンクールで内閣総理大臣賞を受けた「草間の宇宙」は余りにも有名だ!!!!!
このレンズが元祖「蟲の眼レンズ」で、多くの昆虫写真家が挑戦するも歯が立たなく、地団駄踏んでいる独壇場の分野である。
何が特徴か?と、言えば、対物レンズである魚眼レンズが、全長50~60㎝もある超長いレンズで、虫に近づくので、最高のシーが撮れるのである。 つまり、蟲にレンズは接近するものの、人間様はやや離れているので気付かれず、自然の様が撮影出来るという代物なのである。 思うに、高度な光学知識が無いとこの光学系は組めないのでは? 勿論、公開等する筈もなく、カメラ・メーカーもこの原理を導入する気配すらない?
関心のある方は、NHKから「草間の宇宙」なるVTRが販売されているので購入され、見て見るのも面白いだろう?
ドキッとする画像が飛び込んで来る!!! そこには、蟲達の世界が広がっているのである。 謂わば撮る側を蟲に擬えて見ているので、迫力満点となる。
この画像を称して「蟲の眼画像」等と呼んでいる・・・
yの画像等足元にも及ばないが、比較してみると、それでも何となく似かよった画像になっているから嬉しくなる。。。
因みに、昨年、yのSonyのビデオ・カメラに「魚露目」を付け、“ヘボ”ちゃんの交尾画像を撮ってみたが、成程 、迫力満点!、美濃屋さんからお褒めの言葉を頂いた!!!
多くの蜂狂さんに見て貰いたいのだが、そのような機会はあるのだろうか? はてさて?
サミット等で機会があれば覗くのも良し??? フム~~~~
モノは考えようで、一寸した応用で色々な世界が展開されている・・・