スカパーを毎日見ている倅から聞いてはいたが、バルセロナがこんなに強いとは知らなかった。 アジア代表のアルサドも中南米代表のサントスも赤子の如き扱いだった。
こうして、世界各地のクラブ代表を一堂に会し、世界選手権を競う!!! 実に素晴らしい企画だ! 主催している「トヨタ」に礼を申さねばならない!!!
FIFA クラブ・ワールドカップは、以前、中南米代表とヨーロッパ代表で競われて来たが、近年、枠を広げ今回のような形式で運営されている・・・ 以前、トヨタ・カップとも言われていたが、このような形で開催される事に意義がある。
昨日に続き、今日は、4時からTVに釘付けとなり、3位決定戦、決勝戦を見た。 そして、7時から決勝戦・・・
バルセロナの圧倒的な強さが目立った試合だったが、この技や試合運びは一朝一夕で出来たモノではない。 長い年月を要して試行錯誤され編み出した戦法だと言う・・・この分野に詳しい倅に依ると、バルセロナの戦法は、その昔オランダの戦略家が編み出し、バルセロナが開花させたのだ!と、言う・・・
正確な早いパス回し、受ける技術、ワン・トラップ、選手間の三角形を保つ間隔、左右への揺さぶりと中央突破!、シュートの強さどれ一つ採ってもソツがなく、相手を完璧に打ちのめせる!!!
この技は、バルセロナのユース:テンカラから積み上げられたものだと言う・・・言うなれば、若い子供達から叩き込まれた技で、これが、バルセロナというクラブで開花している・・・ そして、何より素晴らしい点は、他チームからの引き抜きではなく、下部組織テンカラからの自己育成に力を入れ、ここから育った選手が主流だと言うから驚かされる!!!
当分このチームを破るチームは出て来ないだろう!!!
実は、昨年、今年、格下も格下!!!JFL だったが、ホームでの全試合見て来た・・・
日本でも技は、まだ、未熟だが、似たような戦法をとるチームがあった。 「長野パルセーロ」と「アルテ高崎」だった。
取り分け「長野パルセーロ」は、特別、Jリーガーからの選手が居る訳でもなく、有名選手が居る訳でもないが、入年1年目にしてに名誉ある2位を獲得した。 一時は優勝するのでは?と、さえ囁かれた程だった。
ショートな繋ぎを、略、完璧にこなし、隙を狙って急襲を掛けるという戦法。 守りも強く、僅か1点差で勝利するという試合運びだった。 見ていて憎たらしいが、実に、理に適っていて、オラガ「松本山雅」のドカンドカン戦法とは一味違う戦略を取っていた・・・
作家でサッカー評論家でもある金子さんは、このチームをべた褒めし、強いチームだと絶賛している・・・
バルセロナの中継を直に見る機会は少ないが、見ていて、何となく「長野バルセーロ」を思い浮かべた。。。
このようは戦法は、選手の疲れも少なく、90分戦い得る、実に、効率的な戦法なのでは?と、思う・・・
サッカーには色々な戦法があるが、適当にミックスして、臨機応変に対応出来る引き出しの多い戦略を組むのがイイだろう?
バルセロナは、特段デカイ選手が居る訳でもない!!! メッシュのような小粒選手でも十分に通用する!!! 要は、頭の使いようだとツクズク思った!
スポーツは、頭のイイ奴には敵わない!!! 時と場合で、臨機応変に対応する小憎らしさが望まれる
こんな事を思い知らされた1日だった!!!
野球もサッカーもゴルフもこれからオフシーズンを迎えるが、十分に戦略を練って、体力、気力を充電し、また、来年もフアァンを楽しませて貰いたいモノである。